株式日記と経済展望

株式をはじめ政治経済外交文化歴史などの論評です。

「第82回アカデミー賞」の授賞作品キャスリン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」

2010年03月09日 | 映画批評


by CyberBuzz

戦争は麻薬のようなもの。一度、この快感を味わったものは永遠に
そのスパイラルから抜け出すことはできない。命が尽きるまで。


2010年3月9日 火曜日

「第82回アカデミー賞」の授賞作品
キャスリン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」


「ハート・ロッカー」の『解説とレビュー』

 戦争は麻薬のようなもの。一度、この快感を味わったものは永遠にそのスパイラルから抜け出すことはできない。一度感じた甘美な記憶は人間を再び戦場へと向かわせる。命が尽きるまで。

 "War is a drug"とは、「ハート・ロッカー」の冒頭に提示されるメッセージです。ジェームスはその言葉通り、また戦場に戻ってきました。B中隊からD中隊へ。彼はふたたび365日の地獄を味わうでしょう。そして帰国する。そして、再び彼は戦場へ向かうでしょう。

 戦争が続く限り、ジェームスがその地に向かうことを止めることはできません。命が続く限り、その身を危険にさらし、死地から脱するというあの快感を味わいに行くことになるのです。(中略)

★戦争という"ゲーム"

 サンボーンは「何を選んでもサイコロの目で生きるか死ぬかが決まる」といいます。「俺たちはそのゲームに参加してる」。

 ジェームスは「たしかに、俺たちはそれに参加してる。けれど、なんでそのゲームをやっているのか分からないんだ、何でか、本当に分からない」。

 戦争というのは運命について「不可変論者」になりたくなるような生死の世界。"いい人"が生き残るわけではないし、"悪い人"が死ぬわけでもない。誰が生き残り、誰が死ぬかはまさに"神の采配"の領域です。

 神の気まぐれ一つで人間の命ひとつなどはいとも簡単に吹き飛んでしまう。今日隣に寝ていた相棒は次の日には肉片になっているかもしれないのです。戦地の明日に"確実"なんてものはありません。

 しかし、その戦争という"ゲーム"になぜ参加してるのか分からないというのはウソです。本当はジェームスもサンボーンも分かっているのです。なぜ戦争に参加するのか分かってはいるけれど、理性の部分で分かりたくないだけ。

 サンボーンはその点を理解しているし、自覚しています。だから、彼は「息子は欲しいが、もうやり直せない」と言ったのです。いずれにしても、2人ともこの泥沼にどっぷりと浸かってしまっていて、もう、抜け出すことはありません。

 ジェームスは「サンボーン、なぜ、俺のやり方に従ってたんだ?」と問い、サンボーンは「分からない」と答えます。

 「俺のやり方」とはジェームス流の爆弾の処理作業のこと。すなわち、リスクを度外視して徹底的に解除作業をやり抜き、爆弾処理班としての任務を徹底的にこなすこと。その中には死の危険さえいとわない、ということが含まれています。

 サンボーンは当初はジェームスに反発しながらも、結局はジェームスに合わせていました。最後はジェームズが自分のやり方を貫くままにさせ、サンボーンはその補助をしていました。一緒に爆弾で吹き飛ぶ可能性があったのに、です。

 実際、爆破テロの捜査をジェームズが強行した結果、エルドリッジは誘拐されそうになり、そのうえ、大腿骨の複雑骨折という重傷を負いました。彼は一生、その傷に悩まされることになるでしょう。少なくとも、何らかの後遺症が残ることは避けられません。

 サンボーンらがジェームスのやり方を受け入れたのは、やはり戦争が"ゲーム"だからです。サイコロで決まるゲーム。明日の生死を決めるのは自分じゃない。はるか届かない力が自分の生死を決める。それなら、別に、少しくらい危険を冒したって何も変わらない。サンボーンらはそう考えていました。いえ、無意識にそう考えていたのです。

 そして、部隊の任期が終了しても、また、戻ってくるだろう予感があったこともサンボーンの背を押しました。いま、このとき、このB中隊の任期が無事に終わらせたとしても、どうせ、自分はまた戻ってくる。

 また、この生と死のゲームに戻ってくる。このゲームは死ぬまで続く。そうならば、ブラボー隊で死んでも、その次に配属される部隊で死んでも、その次の次の部隊で死ぬことになっても同じではないか。どうせ、人間が死ぬという結末は何も変わらないのだから。

 サンボーンのその後については映画は全く描いていません。描く必要がないからです。ジェームスを見てください。彼を見ればわかること。ジェームス自身、「これからだろ」とサンボーンに言いつつも、戦地に戻ってきてしまいました。

 これはもしかしたら、悪夢なのではないだろうか ?

 毎日のように、生きるか死ぬかの一線上をふらつきながら歩く毎日。この悪夢から逃れるためには、死ぬしかありません。生きている限りはまた、任務に戻って来てしまう。だから、ジェームスは危険な任務を平然とこなしますし、危ない橋も平気で渡ります。

 サンボーンもそんなジェームスに文句を言いつつ、本音では自分もジェームスと同じく、戦争中毒になっていることを分かっています。だから、いつのまにか、ジェームスの危険なやり方に慣れていってしまう。

 悪夢を共有する2人の生き方は似ているのです。サンボーンも、彼自身の言葉を借りれば「こんなクソみたいな場所」に再び戻ってくるでしょう。だからサンボーンのその後は描かれなかったのです。(中略)

★イラクからの撤退を目指して -アメリカ軍の出口戦略-

 2007年以降から2009年12月末現在まで、アメリカ軍の戦死者・負傷者数は急速な減少傾向にあります。イラク警察や地方政府への治安維持権限の委譲が進んでいることも、死者数の減少に歯止めをかけている一因でしょう。

 また、アメリカ政府は、従来は反米・反イラク政府勢力であった組織にカネと武器を渡し、親米・親イラク政府派に転向させ、民兵組織を作らせてアルカイダ掃討作戦に協力させています。この手法はアメリカ政府が得意とするいつかどこかで見た手法で、カネが途切れたり、利害関係が逆転すれば、一転してアメリカの敵に逆戻りする可能性があるのですが、現在は一応の効果を挙げているといっていいでしょう。

 アメリカ軍は遅くとも2011年までに、イラクから全面撤退をする予定です。アメリカ政府としては、円満に撤退するために、それまでは何とかイラクの治安を維持したいという思惑が働いています。このなりふり構わない必死の政策が行き過ぎて、撤退後に禍根を残さないといいのですが。

 結局、カネや武器供与で反米派だった勢力が親米派に転向するということ自体に、イラク国民がいかに経済的な貧困に苦しんでいるかが露呈しているように思います。イラク政府が国民全体の経済的底上げを図らない限り、一時懐柔された勢力にも、再び不満はうっ積していくでしょう。

 今はアメリカのドルで親米派になっているとしても、アメリカ撤退後、カネが途切れれば、それが縁の切れ目になって、反イラク政府勢力としてアメリカから供与された武器を使って台頭してくる可能性がないとは言えません。民兵組織化したイラク人に大量の武器を供与することは、アメリカ政府にとって、諸刃の剣になりかねないということは認知しておくべきでしょう。



(私のコメント)
オバマ大統領のノーベル平和賞受賞と今年のアカデミー賞受賞作品に「ハート・ロッカー」が選ばれた事は狙いは共通しています。アメリカは戦争中毒にかかっており、戦争に馴染みすぎてしまって戦争をしていないと不安になってしまうのでしょう。しかし現代は戦争によって勝敗が決まる時代ではなく、経済戦争や情報戦争が勝敗を決める時代になりつつあるのです。

核ミサイルを何百発用意したところで使うわけには行かないでしょう。アメリカといえども使えば何処からワシントンに向かって核ミサイルが飛んでくるか分からないからだ。相手が核ミサイルを持たないベトナム戦争でもイラク戦争でも使うことが出来なかった。一度使えば何処で歯止めがつくか分からない恐怖感があるからだ。

「ハート・ロッカー」と言う映画はイラク戦争の実態を取り扱った映画ですが、私はまだこの映画を見ていない。最近はアカデミー賞にすら興味が無くなって去年のアカデミー賞が何だったのかもわからない。ハリウッドの世界的な大ヒット作品が少なくなって来たせいもありますが、アメリカは経済的にも文化的にも衰退してきているのでしょう。

アメリカは毎年50兆円もの軍事予算を使っている軍事超大国ですが、人口が2400万人足らずのイラクに攻め込んでも13万人程度の兵士では全土を制圧するのは無理だ。だからゲリラ活動もなかなか収まりませんが、最近では地元の武装勢力を金で買収して味方につけている。ローマ帝国の末期でも蛮族を金で買収して統治していましたが、金が切れれば蛮族はローマにまで乱入してきた。

第二次世界大戦までは戦争の勝つことが国家の繁栄に結びつきましたが、もはや植民地を支配した所で帝国の繁栄には結びつかない。武力で制圧する事の費用が高くなり地元武装勢力を金で買収した方が安くつく。日本や欧米先進国同士でも戦争で決着をつけるよりも、情報戦争で政治を動かした方が勝つ時代となっている。

だからオバマ大統領がノーベル平和賞を受賞して、「ハート・ロッカー」がアカデミー賞を受賞したのも情報戦争の一断面なのです。アメリカは世界各地に軍事基地を展開していますが、イラク戦争やアフガニスタンの戦争で負ければ世界の米軍基地は威圧力が無くなり張子の虎と化すだろう。アメリカはベトナム戦争で軍事力の限界が分かったはずなのですが、戦争中毒で戦争を止める事ができない。

日本もかつては戦争中毒にかかり大東亜戦争に負けるまで戦争を止める事ができなかった。戦争に一度勝つとその味が忘れられなくなり次々と戦争を始めるようになった。戦争に勝てば政権に対する支持率も高まるし軍人たちも威張りだす。中国大陸に踏み込んだはいいけれど挑発的なテロ攻撃が起こってどんどん奥に引きずりこまれていった。

アメリカも日本も戦争に勝って止められれば一番いいのですが、大敗して痛い目にあわないと戦争中毒はなかなか治らないだろう。戦争はバクチのようなものであり味を占めてしまうと止められなくなる。バクチも大敗したところで止める事が一番だ。アメリカもベトナム戦争で負けてまともな国になったかと思いましたが、湾岸戦争で元に戻ってしまった。

ソ連もアフガニスタンの戦争で敗れてソ連崩壊に繋がりましたが、アメリカも小さな戦争に敗れる事がアメリカ崩壊に繋がるという危機感があるのだろう。湾岸戦争ではサダム・フセインが生き残り、ブッシュ大統領は選挙で敗れた。戦争に勝って戦争を止める事がいかに難しいかを示すものですが、オバマ大統領は負けるためにアフガニスタンに深入りしているのではないだろうか?

「ハート・ロッカー」がアカデミー賞を取ったのはアメリカ映画界のメッセージでもあるのですが、直接的に反戦を訴えるよりも、戦争に魅入られていく兵士を描いた方が効果的なのだろう。派手にドンパチやることよりも地道な爆発物処理班の兵士を描いた事でイラク戦争の実態がよく分かるようだ。映画の興行的には派手にドンパチやった方がいいのでしょうが、イラク戦争はそういう戦争ではない。

摂氏50度にもなるイラクの町で40キロもある防護服を着て作業する地味な戦争だ。ゲリラたちはこれでもかといわんばかりに爆弾を仕掛けていく。爆弾は家電部品を使っただけのものであり何処でも作って仕掛ける事ができる。見た人によれば映画は緊張感の連続で見終わったときは疲れを覚えるようです。戦争を決断する大統領は豪華なホワイトハウスで決断するのでしょうが、戦場の兵士たちは灼熱地獄のバクダッド郊外で神経を病んでいく。

日本のテレビのニュースではイラクやアフガニスタンの事はほとんど報道されず、特派員も取材に行っていない。あったとしてもバクダッドのホテルからのコメントだけだ。非常に危険だから新聞社やテレビ局は取材に行かせない。いつテロ攻撃があるか分からないからですが国連職員も爆弾テロで大勢が死んだ。これも現代の戦争の一つの形態であり、爆弾テロはアメリカ国内でも日本国内でも起こり得る。

『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント (58)   トラックバック (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 中国の重商主義によって米国... | トップ | 日本に米軍が駐留している事... »
最近の画像もっと見る

58 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2010-03-09 15:04:26
>日本や欧米先進国同士でも戦争で決着をつけるよりも、情報戦争で政治を動かした方が勝つ時代となっている。

http://archive.mag2.com/0000258752/20100309121728000.html
・安易に軍事力に頼らず、経済や外交の力を使って巧妙に自国の国益を拡大していこうとしているのが現状である。
そのような力学を暴くのが「悪の論理」である、現在の地政学の概念である。
「貧困大国の未来」 堤 未果 動画  (しましま)
2010-03-09 15:08:10
http://www.youtube.com/watch?v=WkInecCXBKU&feature=related
戦争格差社会という病気社会 (Unknown)
2010-03-09 15:23:48
『戦争格差社会アメリカ-ヒロシマ記者が歩く-』
   田城明・著/岩波書店2007年
http://blog.goo.ne.jp/ryuzou42/e/3b4f06901a1df6e23ed049cd0dd37c22
表紙の写真の人たち。下「」引用。
「イラク戦争から帰還、除隊後にホームレスになった元米陸軍兵士のアンソニー・アレキサンダーさん(左)とモーリス・ウィルソンさん。「イラク戦争は間違っている。すべては石油のため」と2人は声をそろえた(フィルデルフィア市)」

愛国心で煽動したファシスト。下「」引用。
「テロに対する「不安と恐怖」、「愛国心」を強調しながら国民の支持をつなぎとめてきたブッシュ大統領-略-」

煽動されるようなものは、愛国心ではないとボクは強く思う。

裏切られたヒーローたち。下「」引用。
「ブッシュ大統領は、危険を顧みず懸命に救出活動に当たった消防士や警察官、建設労働者らをテロに立ち向かう「ヒーロー」とたたえた。
「罪もない大勢の人々を犠牲にしたテロリストは許せない。

でも人間として暮らせるだけの最低限の補償を求めているわれわれの要求に応えようとしない政府はもっと許せない。裏切られた思いだ。」
グラムさんは憤りを込めて言った。」

米国愛国者法

こんなのは愛国者ではなく、米国ファシスト法だろう……。

「小さなアイヒマン」と批難。下「」引用。
「後に「ユダヤ人虐殺」の罪に問われ、一九六二年にイスラエルで処刑されたが、彼は裁判で「命令に従っただけ」と主張した。「アイヒマンは直接人をあやめはしなかった。しかし誤った政治・軍事行動の歯車の一部として、大量虐殺に加担した」」

「劣化ウラン弾の使用と禁止運動」のことも書かれてありました。

キルキルと洗脳……。下「」引用。
「実際に入隊すると「気分のめいる」訓練が待っていた。「キル、キル、キル(殺せ、殺せ、殺せ)……」。M16ライフルを手にした初年兵は、そんな雄たけびを上げながら匍匐(ほふく)前進したり、走ったりを繰り返した。
 人を殺すことに慣れるための兵士への洗脳。「軍隊はそれを洗脳と言わず、訓練と呼ぶんだよ」とパターソンさん。」

ヒロシマ・ナガサキは効果があった!? 下「」引用。
「訓練期間中にヒロシマとナガサキの生々しい惨状を映し出したビデオを見せられた。核兵器がいかに有効に使用されたか、人体や建物破壊にいかに効果がを発揮したかを学ぶためである。

「それを見ることで、必要となれば確実に核砲弾が使用できるよう、躊躇する心を克服し、使用後も良心の呵責(かしゃく)を覚えなくて済むようにするためだった」とパターソンさんは指摘する。」

「2 ロスアラモス研究所 進む新型核弾頭製造計画」

「二人のジャーナリストの原爆描写」
ニューヨークタイムズのウィリアム・ローレンスとバーチェット。下「」引用。
「戦争省からも給料をもらっていた科学記者のローレンスは、長崎への原爆投下に際して搭乗を許され、そのときの体験をニューヨーク・タイムズに掲載した。」

バーチェットは当時としはきちんとした記事をかいた。下「」引用。
「バーチェットのこの記事を否定するために、原爆製造を指揮したレスリー・グローヴス将軍は初の原爆実験(一九四五年七月一六日)を実施したニューメキシコ州の実験場へローレンスら三○人の記者を連れて行った。ローレンスはそのときの体験を基に、死亡原因は「爆風によるもので放射線ではないことが確認できた」と、九月一二日付のニューヨーク・タイムズに載せた。これらはすべてアメリカ政府の意向に沿って書かれたものであった。-略-」

ローレンスのプラパガンダ。下「」引用。
「そして政府の「プロパガンダ(宣伝)」として利用されたローレンスの取材姿勢は、イラク戦争で国防総省に「エンベデッド(埋め込み)」されたジャーナリストの姿勢と重なるというのだ。」

エイミー・グッドマンの弟……。下「」引用。
「グッドマンさんが、同じジャーナリストの弟、デーヴィッドさん(47)らと制作したドキュメンタリー作品のタイトルは『隠蔽されたヒロシマ--戦争省に仕えたニューヨーク・タイムズ記者のビュリツァー賞を剥奪せよ』というものだ。」

ヒロシマ記者超大国を歩く>

つまりアメリカが仕掛ける戦争は正しいと洗脳する戦争格差社会という病気社会=「ハート・ロッカー」の伝えたいメッセージののかもしれない
平和的日常思考の麻痺を狙ったCM (Unknown)
2010-03-09 15:33:14
「戦場」という日常の”麻薬”を体験する映画〜「ハート・ロッカー」〜
http://menookashi.blogspot.com/2010/03/blog-post.html
~出演している俳優たちが熱演しているのにも関わらず演じているという印象もなくて、観る者は戦場に実際にいるような緊迫感を常に感じさせるのです。

台詞や物語の展開によってメッセージを訴えるのではなく、リアルに近い感覚を経験させて感じさせる映画と言えるでしょう。

爆発の煙、砂漠の砂、イラクの街並のように、この映画を見ていると戦場の悲惨な状況に対して、乾いた高揚感を感じる精神になってしまうような気がします。

たいした意味も説明もなく、次々と死んで人たち(レイン・ファインズ演じるベテラン作業員もあっさりと射殺されてしまう)を目の前にして、そんな日常を麻薬のように求めてしまう心に・・・。~

ある意味戦争屋のCM映画だったりして・・・?


アメリカって国は最低で最も愚かな国だぜ (Unknown)
2010-03-09 15:53:22
ハート・ロッカーの背景には愛国者法の問題も深く潜んでいるのだ

知らず知らずのうちに戦争中毒になるように社会構造やら国の規制法が出来上がっていてそのうえ・・・結果的に破壊行為に対する歯止めが全くないという善も悪もなく感情さえも働くことない国民⇔兵士(軍隊)でその国は滅びるというのが容易に予想されるのだ

もし中国とそんなアメリカが1戦交えたらどっちもどっちで泥沼の可能性は高いが、日本はその時に世界の戦争状態への歯止めをかける最先端の国として最大限の活躍をするように推測されるが・・・詳しいことは別の機会に譲る

愛国者法とプライバシー
http://e-public.nttdata.co.jp/f/repo/293_u0505/u0505.aspx
はじめに-愛国者法をめぐる現状
テロリストをより強力に取り締まる目的で2001年10月に成立した愛国者法(U.S. Patriot Act)は、国土安全保障を名目に、政府が国民のプライバシーを脅かすような様々な情報を入手することを可能にした。

しかし実際には、メディアや民間から、国土安全保障に必要とされる以上の情報収集が実施されるのではないかとの声も多い。

また、米国だけでなく、カナダなど近隣諸国においても、国民の情報保護に関する懸念が高まっている。

こうした懸念を受けて、米国政府は同法の部分的な見直しなどを含めた様々な努力を行ってきた。

設置から4年が経とうとしている愛国者法について、また同法をめぐるプライバシーに関する議論、そして現在再度進められている法律見直しの動きなどを通じ、プライバシー保護とテロ対策とのバランスを取ろうと努めている連邦政府の現状を紹介する。

個人情報収集を認める愛国者法
9・11テロ事件後1ヶ月で成立した愛国者法は、テロリストを迅速に取り締まるため、従来は法的あるいは組織構造的に困難だった各機関同士の情報収集・共有を行いやすくするべく、公安機関にさまざまな権限を与えるものとなっている。

特に、以下に示すように、電話通話やインターネット通信などのモニタリングの実施、およびその情報を政府機関内で迅速に共有するための体制作りの促進に重点が置かれている。

法的条件の拡大および手続きの簡素化により、連邦法取締機関・インテリジェンス機関や国境警備・国防関係者などの間で情報を共有する際の組織間の壁を撤廃 化学兵器・海外における米人殺害・大量破壊兵器使用やテロリズム・不審な金融取引などの犯罪に関連する電子的盗聴・監視を広く容認

通信番号記録(Pen Register)を、電話だけでなく電子通信やインターネットなどにも拡大
金融機関やISP・通信事業者などは、顧客による電子メール等の通信内容および顧客の個人情報を、要請に応じて当局に公開

例えば2002年、テキサス州においてモスクを爆破するとの脅迫声明を出した犯人の通信記録を迅速に入手した結果、犯人を特定・逮捕し、実際にこのようなテロ事件を未然に防ぐことができたのは同法の効果だというのが政府の説明(2005年4月6日の連邦下院司法委員会におけるアルベルト・ゴンザレス司法長官の答弁)である。

愛国者法に対する米国内の反対運動
政府が愛国者法の成果を主張する一方で、ACLU(American Civil Liberties Union)をはじめとする民間の公民権擁護団体を中心に、このような法律の施行に反対する声はいまだに根強く残っている。

大きな懸念事項として挙げられているのは、同法がテロ事件後十分な議論を経ないまま、あまりに性急に成立した点、国民を監視する技術が利用されているものの、どのような情報が収集されるのかが明確でない点、愛国者法に基づいて行われる捜査の内容が明らかにされない点、特に公安機関がテロに関係のない市民のプライバシー情報を必要以上に収集・監視している恐れがあるという点などである。

司法省はこのような懸念を受け、捜査の際に故意にプライバシー侵害があったかどうかを半年に一度議会に報告しているが、現在のところそのような例はないとしている。

しかし実際には、愛国者法をめぐって法廷での争いも起きている。前述の公民権擁護団体ACLUは2004年4月、愛国者法のうち、裁判所の命令がなくても公安機関が企業の顧客情報などを取得することができると定めた条項について、憲法に定められている言論の自由や国民が不当な捜査を受けない権利などを侵すものであるとして、連邦地裁に訴えを起こしている。

ACLUは特に、法取締機関に情報を与えた者に対し、その事実を口外することを禁止する条項も含まれていることが言論の自由を大きく制限している点、また、顧客情報の提出義務の範囲が非常にあいまいな言葉で記述されているため、例えばAmazon.com・eBayの顧客リストや政治団体のリスト、ジャーナリストが電子メールで誰と接触したのかという通信記録さえ簡単に入手できてしまう点を懸念している。

この裁判に関しては、連邦地裁が同年9月、愛国者法の一部は憲法違反であるとの判決を下している。

国外への影響-隣国カナダの事例
また最近では、国内だけでなく米国外においても、愛国者法によるプライバシー侵害の影響を懸念する声が高まっている。

隣国カナダを例に挙げると、インターネットの発達により、国民の個人情報などのデータ処理がアウトソースされるようになったが、こうしたデータ処理プロバイダが米国企業であったり、データが米国に存在していたりする場合、あるいはデータを取り扱う企業がカナダ国内のカナダ企業である場合でも米国に関連企業が存在する場合は、愛国者法の対象として情報の開示を求められることになっている。

実際、カナダ在住のカナダ人女性の納税情報や社会保障番号が何らかの形で国土安全保障省に入手され、ある犯罪者の裁判における捜査情報の一部に含まれていたことが明らかになって物議をかもしている。

この女性は犯罪者を提訴した法律事務所で以前アシスタントをしていたが、それ以外に犯罪者との接点はなく、米国政府がこの女性の個人情報を入手したという事実も、たまたま裁判中に捜査記録を入手した犯罪者側から知らされたという。

このような状況を受け、例えばカナダのブリティッシュコロンビア州政府では、政府職員組合が、地域の健康保険プログラムに関するデータ処理を米国企業にアウトソースすることを停止するよう求めている。また、同州政府のプライバシー責任者も、カナダ国民の個人情報や公共関連のデータに関する処理を米国企業にアウトソースすることを控えるよう奨励するレポートを発表している。

政府による改善策-CPO設置と愛国者法の見直し
このように、様々な方向からプライバシー侵害を懸念する声が上がっている愛国者法であるが、政府は以下のような点が定められていることを理由に、国民の権利を守る配慮もなされているとしている。

公民権を侵害してはならないという規定が明確に記されており、国民は不正な盗聴が行われた場合などは法に訴えることができる

司法省の監察官1名が、国民によるプライバシー侵害に対する申し立て状況をモニタリングする
国民に対し、どのようにして政府に申し立てを行うことができるかを周知するキャンペーンを実施する

議会に対し、プライバシーや公民権侵害状況をまとめたレポートを半年ごとに提出する

また、2005年2月の本レポートでも紹介したように、米国政府内では現在、政府機関における個人情報の取り扱いおよびプライバシー保護を、より制度的に実施しようとしている。

各省庁におけるプライバシー保護の取り組みはそれぞれ自主的に行われてきたが、中でも国土安全保障省は、CPO(Chief Privacy Officer)職を法律を通じて正式に設置した初めての省庁である。

CPOの役割は、省内におけるプライバシー・ポリシーの制定・維持のほか、省庁内で導入されるIT技術が個人や省内の情報収集・利用・公開といった点でプライバシー保護に留意したものになっているかどうかの監視、情報の収集・共有・公開に関する法案がプライバシーを侵害するものでないかどうかの見極めとなっている。

オムニバス予算法によって、その他の省庁でもプライバシー責任監督者の設置が求められるようになったこともあり、現在複数の省庁でCPOの設置の動きが見られつつある。

愛国者法のうち、企業による顧客情報の提出義務をはじめとするいくつかの条項は2005年末に期限切れとなり、新たに議会が承認する必要がある「サンセット条項」となっている。

議会においては、これを機会に国民のプライバシー保護とのバランスを考えた新たな法案を導入する動きもあり、「Library, Bookseller and Personal Records Privacy Act」(図書館の利用状況や書店などの顧客情報、医療・財務記録などに関し、直接テロリズムに関連しない市民の情報入手に歯止めをかける法案)、「Reasonable Notice and Search Act」(コンピューター利用者に対する令状なしの捜査を必要最低限にする法案)などが上下両院に提出されている。

おわりに-安全保障とプライバシー保護の間で
テロリスト活動の迅速な察知とそれに基づく捜査がテロ防止にとって非常に重要である一方、その過程において、結果的に無関係だった国民の個人情報が政府の手に渡ってしまうといった弊害を避けることは難しい。

連邦政府は、国民が政府によるプライバシー侵害を受けた場合、賠償を求めて提訴する権利を与えるなど法廷を通じて個別の問題に対処するという姿勢を取ると同時に、プライバシー保護に関する議会への報告義務やCPOの設置、愛国者法の改正などを実施し、安全保障とプライバシー保護のバランスを取るべく努力を続けている。

しかし、捜査における情報収集状況がすべて開示されるわけではないことから、政府がプライバシー保護に注力していくようにするためには、国民が十分な牽制を行い、プレッシャーを与え続けることが今後も重要になる。>


Unknown (Unknown)
2010-03-09 15:54:40
★★★反捕鯨映画が米国映画祭で賞を受賞した。

アメリカ反日工作映画ドキュメンタリー映画の『The Cove』
(原題の監督であるルイ・シホヨスが「この事実をもっと日本人に知ってもらいたい」
とインタビューに答えた。そして賞を受賞したが、制作の意図は
娯楽番組として賞をとったという。動物の殺すシーンを娯楽と締めくくる
アメリカ人の精神異常にもぞっとする次第であるが、この手の反日工作は
劣化ウラン弾による奇形児の虐殺や放射性兵器の実害から目をそらすため
にアメリカ政府が工作した偽環境団体の組織が制作している。

シーシェパードの本部はアメリカで拠点もアメリカだが、
オーストラリアの政府機関を動員し活動拠点を偽装していることは
前回説明した。団体を偽装する手口は重宝機関の典型であるが、
その裏にはもっと恐ろしい米国主義者の実態があったことをお伝えする次第である。

まずは次の映像をご確認ください。アメリカ政府が隠蔽した
大量の養鶏用ヒヨコのオスを殺す映像である。
映像には生きたままスクラッパーに入れて粉砕する映像が再生されている。
そう、生きたままだ。
それを粉にして、米国産やオーストラリア産のオージー牛肉の輸出牛
の飼育用に肉骨粉という餌として食べさせているのである。
この悪魔の所行をみた人々は、アメリカ人の鬼畜性と魔物の臭気を
漂わせる悪意を知ることだろう。善悪の判断ができない米国人系白人らは、
そのおぞましい映像を動物環境団体のシーシェパードに連絡し、
過激派テロ組織メンバーであるルイ・シホヨス監督に抗議の映画を作らせよ。
これがアメリカ政府の隠蔽したい事実なのである。

昨日産経のキャスターが、アメリカのおぞましい映画産業の裏で、
こういう大量殺戮を行っているという紹介がされた。
その映像が次の実録映像である。徹底した拷問と虐殺をしてる
映像は、米国人とオーストラリア人は既に人間ではなく、完全なる
悪魔であることが証明できよう。

子供は絶対に見てはなりません。ひどい映像である。
毎日数万匹のヒヨコを生きたままスクラッパーに入れて
大量に殺してから粉にされている。
この粉は、アメリカやオーストラリア牛肉に食わせてる肉骨粉であろう。。
この悪魔国家め。おまえらは地獄に堕ちろアメリカ人どもめが。
Undercover Investigation at Hy-Line Hatchery.flv

そもそも日本の神話の時代から続く文化に対して、
牛肉を食えと脅しつつ、ベトナム枯れ葉剤を美化したり、
その奇形児の実態から目をそらすために反日を利用して
日本叩きに世界世論を向けさせているとは、アメリカこそが世界でもっとも
異常者な国だといえる。

<param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/JJ--faib7to&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param>

そしてこちらが、機械で拷問して内蔵を炸裂させてから
生きたまま加工する米国牛肉工場の映像です・・・・。
ひどいですぞ、これは。生きたまま頭にドリルをさしてから大量の
血抜きを「生きたまま」やってるアメリカの食肉団体の業者達だ。
この人たちからシーシェパードは活動資金を得て活動していると自分たちで
報告している。さすが悪魔どもだ。
これを隠すためにハリウッド映画は反日映画に賞を出して
偽装してたわけか。なるほど、悪魔の国だとわかった。

Unknown (Unknown)
2010-03-09 15:54:47
「牛から牛肉へ: Cows to beef (a video clip of Our Daily Bread)」
オースラリアのオージービーフ、アメリカの牛肉、カナダの牛肉は
もう二度と食べてはならない。一生だ。食べた者は地獄に落ちるがよい。
<param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/qNeK-0fP1yA&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param>


中国が提供したアメリカの偽善食肉団体の裏側だ。
気絶する映像となっている。これは女性は絶対にみてはいけない。

<param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/0gvm-C674Rs&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param>

映像の中で、生きたまま牛の頭部が切断され、生きたまま
顔面の皮をはいだ形跡が筋肉の痙攣で判明するが、
生きたまま皮を剥ぐこうの人たちの神経を疑う。だから簡単に
イスラム人を殺しては喜んでいる国なのであろう。

そしてアメリカのシーシェパードが隠蔽する
米国同盟軍らの海洋水爆実験の映像である。
環境団体のくせして一度も抗議をしてないというから
シーシェパードの活動の嘘がばれよう。
<param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/xefbbNACsDo&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/xefbbNACsDo&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowful
Unknown (Unknown)
2010-03-09 15:55:37
上杉機関の記事から転載しました。

ひどい映像が並んでます。
アメリカは糞以下です。

Unknown (Unknown)
2010-03-09 15:56:28
自分たちもリモート爆弾を利用した殺してるが。アメリカはあほか。

殺されて当然です。勝手に勘違いで攻撃したのだからな。

Unknown (blue)
2010-03-09 16:01:21
今日の新聞によると日本企業はこの期に及んで中国にのめり込んでるようだ。馬鹿だなと思うが企業は利益を
追求せねば死んでしまうので仕方の無いこと。大馬鹿は経済産業省であり財務省であり政府だ。
企業が利益を求めて大陸へ行くことを放置どころか奨励しているんじゃないか。
日本国内に日本企業の活躍の場を与えなくてどうする?しかも下記のような、国家の根底部分を仮想敵国
に委ねてどうする?

【日韓】韓国の電子政府システム、日本に「逆輸出」へ―今月中に日韓両政府で了解覚書を締結
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1268098114/501-600

偶然にもトヨタはハイブリッドプリウスという、ソフトパワー(ハードも素晴らしいが、それ以上に思想が
時代にマッチした)を作り出した。プリウスの何がすごいって「環境に優しい私」を言葉にせずに周囲に
表現できるファッションである。これには、アメリカもビックリだ。なんせ俳優からエグゼクティブまで
が乗り出した。ソフトパワー本家の米の危機感がトヨタ叩きの本質だ。

何が言いたいかというと、たまたまプリウス現象が起きたが、日本企業にはプリウスのようなソフトパワーを
持つ技術と製品群がゴロゴロしている。それらは外国人を相手に商売してて出来上がった物か?違うだろう。

企業に対し国内回帰させるような政策を打ち出す、政治家、政党を支持する。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画批評」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

2 トラックバック

なぜアカデミー賞はペテンなのか (マスコミに載らない海外記事)
John Pilger 2010年2月10日Information Clearing House 一体なぜ、これほど多くの映画が実にろくでもないのだろう? 今年のアカデミー賞候補作品、プロパガンダ、紋切り型と、全くの不誠実のパレードだ。主要テーマは、ハリウッド並みに古びている。よその社会に侵略し、...
ハート・ロッカー、アカデミー賞とイラク戦争の名誉回復作業 (マスコミに載らない海外記事)
David Walsh 2010年3月11日 今年のアカデミー賞式典、陳腐さと、ひきょうの見世物。 アカデミー賞で、最も高く評価された三本の映画、「ハート・ロッカー」、「プレシャス」そして「イングロリアス・バスターズ」は、映画業界における、退化した、汚らわしい何ものかを、...