株式日記と経済展望

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鳩山・小沢排除、亀井辞任で反米勢力は排除され、亀井大臣はCIAに脅されて辞任したのだろう

2010年06月11日 | 政治


by CyberBuzz

鳩山・小沢排除、亀井辞任で反米勢力は排除され、ズル菅内閣
が出来上がった。亀井大臣はCIAに脅されて辞任したのだろう。


2010年6月11日 金曜日

6/9放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ 6月10日 ぼやきくっくり

(要点のみ)
菅さんの本心は延長せず7月11日に参院選だと思います。どうしてかというと、菅さん実はいろんな政策課題はあるが、今、頭の中99%はとりあえず目前の参院選で勝つこと。そうすると高い支持率のままやりたいと。荒井問題でどう響くか分からないが、とりあえずあまりボロが出ないうちにやりたいなというのが、そのへんはよく見る人なので。

 もうひとつ亀井さんの言うように郵政改革見直し法案をもしやるんだったら、いずれにせよ強行採決ですよね、延長しても。その悪いイメージで選挙やりたくないって気持ちもあるから、菅さんはもうあくまで代表質問だけで延長せず閉じて、すぐに参院選やると。

 が、その場合は必ず国民新党の亀井さんに対して、いや、選挙終わって秋に臨時国会を必ず開くから、そこで郵政法案は通しますと約束するわけですよね。亀井さんはその約束は信じられない、すでに。というのは、亀井さんは菅さんに対してすごい不信感があって、ひとつはもともとはものすごいぶつかってケンカした仲。それから菅さん実は消費税上げたいと思ってて、亀井さんはそれダメだと思ってて、基本的な政策で食い違う上に、参院選で民主党がある程度勝つか負けないぐらいであれば、下手すると国民新党切るんじゃないかという不信感も持ってるから、亀井さんとしては絶対譲れない、譲れないだけじゃなく、秋の臨時国会って口約束を信じないわけですよ。

青山繁晴
「はい。あの、代表の菅さんは63歳、それから前から、まぁ事実上、前から残った輿石さんだけは70代ですけど、あとは、あー、一番上で50歳の樽床さん、なったばかり、50歳になったばかりの樽床さんで、40代(枝野さん)40代(玄葉さん)でしょ。そして38歳の細野さんまでいるということで、まぁ突然、いきなりあの、ものすごく若返ったわけですね。で、これを今マスメディアは、フレッシュで若い党の執行部だと、はっきり言うとほめそやしてますが、皆さん見てる人そう思います?これたとえばね、幹事長が前原さんだったらね、前原さんまだ48ですよ、歳変わんないですね。そして若いし、その、実力もおそらくあって、重みもあるなあと思うでしょ。ところが実際は枝野さん、その、歳は似たような若さですけれども、これ前原派のナンバー3、ナンバー4なんですよね、その、枝野さんは。だから幹事長の枝野さんもそうであるように、これズバリ軽量級です。すみません、皆さん申し訳ないけど。はっきり言うと軽量級であってですよ、あの、若いのは確かに若くてフレッシュだけれども、同時にこの執行部でちゃんとやれんのかっていうことをね。それはたとえば枝野さんは党務っていうものにほとんど経験がない。それから選挙を仕切る安住さん、これ安住さんNHK出身ってこともあって僕も昔から知ってますが、その、選挙のプロって評価は正直聞いたことがない。その、選挙とか党務を仕切れんのかってことになりですよ、そしてこの人事見て分かるのは、菅さん、菅さんのいわばその本当の性格、さっきズル菅と書きましたが、ま、ズル菅って言い方はきついですよ、きついですが、ま、したたかってことでもあるんですよ。というのは、ここ(幹事長)に前原さん持ってきてたら、要するに政権の中にツートップがまたできるわけですよね

青山繁晴
「はい。これあの、ズラッと揃ってますが、たとえば普天間問題これから大変ですよね。その普天間問題についてはこれ見て下さい。外務岡田、それから防衛北沢、そして国交大臣の前原さんも沖縄担当ですね。だから、おまえら普天間全部やれよってことで、ほんとはちゃんとしっかり丸投げしてあるわけですね

村西利恵
「だから再任なんですか」

青山繁晴
「そうです。あの、だから、それもあってってことですね。そして前原さんだけには指示をして、沖縄振興策をちゃんとやってくれって言ってるわけですよ。日米合意は変えられないから、何とかもうその振興策で頭下げてくれってこと言ってるわけです。というのは、ズル菅じゃなかったら、菅さんはすぐに沖縄に行きますって言うはずでしょ。鳩山さん行かなくて失敗したんですから」

山本浩之
「ええ」

青山繁晴
「それ言ってないってことは、実はこのへんに任しちゃうよってことであり、皆さんあの、口蹄疫をまたメディアは少し忘れかけてますけど、農家の苦しみは変わってません。そこにその、新しい農水通の、たとえば筒井さんて人がなろうとしたら、これをやめてですよ、小沢さんと極めて近い、しかも副大臣の山田さんを持ってきたんですね。これ赤松さん農水大臣で責任取ったんですから、副大臣の山田さんて責任あるはずじゃないですか。それをわざわざ押し上げたってことは、それいわば恩も売って、あんたそのかわり引き受けてくれってこと言ってるわけですね。だからこの内閣の作り方を見ても、要するに自分にはその、困ったことが降りかからないようにっていう非常にしたたかな、あえて言えばズル菅の、その、面目躍如だと僕は思ってるんですよ。じゃあですね、菅さんはやりたいことないのか。ただただ野心でなったのか。それは違ってて、菅さんにはやりたいことがあるんですよ。それはこれなんです。はい、出して下さい」

村西利恵
「消費税率を来年度から2%ずつ10%まで引き上げ、2020年代半ばまでに10%台後半へ」

青山繁晴
「はい。これあの、もちろん経団連は財界側から言ってるし、それから為政者、政治家じゃないから相当大胆に言ってるわけですね。もう来年度から2%引き上げる、ということはまず7%になるから、何のことはない、細川政権のあの時と同じ話になって、そしてどんどんどんどん毎年10%までとにかく持っていって、ここまでは自民党とも同じになるわけですね。自民党は10%って言ってますから。そしてさらに経団連に言わせると、2020年代の半ばまでには、まあ17?18%とかそれぐらいまで持っていくべきだと言ってるわけですよ。で、その、このへんの後半まではその、どうかは別にしてですよ、とりあえず消費税をもう来年度から上げたいっていうところは、実はこの菅内閣の本音とぴたり一致してて、これもはっきり行動で示されています。はい、出して下さい」

村西利恵
二大政党にならず新しい一党支配

青山繁晴
「はい。だから菅さんはリアリストであって、しかも権力の、権力に対する意志が強い人ですから、その、自民党と民主党が並立して二大政党で政権交代システムと今まできれい事を言ってきたけども、そうじゃなくて自民党の主張まで呑み込んでしまって、その財界とも手を組んで、新しい民主党による一党支配をやりたい、それが僕は菅さんのその本当の野心であるし、それが僕がそのズル菅とあえて言ったひとつの理由なんですよ。


(私のコメント)
菅総理大臣の所信表明演説をテレビで見たのですが、税制と財政の建て直しと福祉政策を重点的に行なっていくと表明していました。外交防衛政策は鳩山首相辞任の後を受けただけに刺激的な政策は打ち出されていない。まずは選挙に勝つことが菅内閣の最重要課題であり、現実的な対応で新内閣は行くしかないだろう。

菅内閣については、まだ発足したばかりであり3ヶ月ぐらいは様子を見なければなんともいえませんが、鳩山・小沢体制とは違って本格的な民主党政権が出来たようだ。青山繁晴氏が言うようにほとんどが若手の議員たちであり、軽量級内閣という事になる。小沢色を徹底的に排除して選挙に勝つことを念頭に置いた内閣になりました。

菅総理大臣については12年前の株式日記では次のように書きました。


菅直人総理大臣ではどうか 1998年7月11日 株式日記

自民党が作り上げた慣例は、衆議院議員の選挙で6回当選しさえすれば、誰でも大臣になれる、と言うものだ。この「誰でも」と言うところが、大事なのである。事実、当選6回以上でこれまで大臣になれなかった例は、近年では浜田幸一氏と佐藤孝行だけだった。

誰でも大臣になれる為には、一人一人が長く大臣をしていたのでは困る。そこで、ほぼ1年ごとに「内閣改造」をしなければならなくなった。更に言えば、総理大臣もまた誰でもいい、と言うのが自民党のシステムだった。・・・理念や政策は官僚達に任せ、自分達は利益配分だけを担当してきた。・・・もし、何回当選しても大臣に必ずなれるとは限らない、となったら、自民党議員の多くはやる気を失うのではないだろうか。

一方、そのような大臣を迎え入れる官僚の側は何を考えてきたのか。政治家に大臣と言うポストを与える代わりに、「官僚内閣制」を認めさせてきたわけだ。「どんな人が大臣になっても務まるように、挨拶文から答弁書まですべて私たちが用意します。大臣は私たちの言う通りに動いていただければ、1年の在任期間中、大過なくすごせるようにしますから」と言って、行政の実権を政治家の手から奪っていった。

政治家から奪うと言う事は、国民から奪うと言う事である。この結果、自民党政権が続いていると言われながらも、実態は官僚政権、霞ヶ関政権が続いていたのである。(以上 、管直人著「大臣」より)

私は金融危機、経済危機の対応が遅れてきた原因は以上のごとく官僚任せであった事が原因であったと思います。それが去年の末まで続いていました。それが山一、北拓の倒産の不手際により、政治家も慌てて動き始めました。官僚達にも手におえなくなってしまったのです。しかしながら政治家もこの危機に対して大蔵大臣のなり手がいない。総理にも私が代わろうと言う人がいない。いっそのこと管直人に総理をさせてみたらどうだろう。



(私のコメント)
12年前に書いたことがようやく実現しましたが、世襲政治家内閣がその後も続く事になり、一旦出来上がったシステムを変える事は非常に難しい。菅首相自身が書いた「大臣」と言う本には、官僚内閣制の事が書かれていますが、総理大臣を始めとして各大臣も一年交代でも矢って行ける様な官僚主導のシステムが出来上がっていた。

小泉内閣でも官邸主導の政治を打ち出しましたが、その後の総理大臣がそのシステムを生かすことが出来ずに元の官僚主導政治に戻ってしまった。鳩山内閣では政治主導が打ち出されましたが、さっそくスキャンダル持ち出されて官僚とマスコミによる総攻撃が行なわれた。普天間基地問題などによるアメリカとの摩擦でオバマ大統領の信任を失った事で鳩山首相は辞任に追い込まれた。

菅総理大臣は現実的な対応で外交と防衛は乗り切るようですが、内政をまず立て直さないと支持率も歴代内閣のようにズルズルと下降して行くだろう。まずは郵政法案がどうなるかで亀井大臣と衝突して亀井大臣が辞任する事になりましたが、菅首相にとっては選挙で勝利すれば国民新党を切るつもりだろう。

鳩山・小沢・亀井ラインは郵政では一致していましたが、この三人が退場した事で郵政法案の行方も不透明になってきました。菅内閣ではどちらかというと新自由主義的な大臣もおり小泉内閣ラインに近い政策の持ち主もいる。だから亀井大臣は詰め腹を切らされたのでしょう。菅首相にとってもアメリカを敵に回したら損だと思うからコイズミ的な手法を取るかもしれない。

小泉首相と亀井氏は天敵であり、自民党から亀井氏を追い出したのは小泉氏だ。鳩山・小沢が排除されれば亀井氏も排除されるのは既定の路線でもあったのだろう。この事は森内閣から小泉内閣に代わった頃と良く似ている。森内閣もマスコミから徹底的に叩かれて辞任に追い込まれましたが、アメリカ大統領に睨まれれば辞任せざるを得ないのだ。亀井氏は本当にCIAに脅されて辞めたのかもしれない。亀井大臣は記者会見でも次のように述べていた。


亀井大臣、郵政改革法案巡る外務省の"圧力"に「外国の脅しに加担許せない」 5月14日 マイコミジャーナル

亀井静香金融担当大臣は14日、金融庁の大臣室において、雑誌やインターネット、フリー記者らを対象とした定例の記者会見を開いた。郵政改革法案に関し外務省が"圧力"をかけてきたという件に対し、「外務省は日本の国益を外国に説明する義務がある。外国の脅迫に加担するなら、いくらでもけんかしてやる」と述べた。

さらに、前回(11日)の会見で亀井大臣が述べたという、4月30日に閣議決定した郵政改革関連法案に関して外務省の条約局長が「米欧がWTO違反ではないかと言っている」という趣旨の"圧力"をかけてきたという件については、「(WTOに)提訴もされていないのに、何を言っているか。WTO違反だといって脅すのは常套手段で、違反するかしないかは、個々のケースによって違うもので、それぞれの政府がせめぎあうもの」と外務省の対応を批判。

「(郵政改革法案策定においては)いろんな根回しをずーっとして、各省庁に対して異論が出ないように説明した。国民の目線で妙な民業圧迫が起きないように、第三者委員会もつくった。それをアメリカが一本調子で(批判して)、外務省の条約局長までやってきて、脅しの片棒担ぐなんてのは許せない」と強調した。

さらに、「(外務省は)米国国務省の日本支局であると、私は前から言っている。外務省というのは、外国の日本に対する要求を伝えるのも大事だけれども、日本の国益を外国に説明していく義務がある。外国の国益を損なわないようにしようとは、どこの国の外務省だ。外国の脅迫に唯々諾々と加担するなら、いくらでもけんかしてやるから。鈴木宗男じゃないけれども(笑)」と、ユーモアも交えながらも、激しい調子で怒りを表現していた。



(私のコメント)
亀井大臣の郵政翻法案に対する海外からの圧力については新聞記事にもなっていましたが、それが今回の辞任の本当の理由なのだろう。亀井氏は辞めるかそれとも殺されるかどちらかを選べと脅迫されたのだろう。中川昭一財務大臣も暗殺されましたが、警察出身の亀井氏も国際金融マフィアにはどうする事もできないのだろう。

亀井氏が言うように外務省はアメリカの出先機関のようなものであって、日本のためよりもアメリカのためにあるようなところだ。菅首相もこの事を知っているからアメリカの言いなりの外交防衛政策になるのだろう。こうなれば沖縄の人も政府に抗議するよりも直接米軍基地にデモを仕掛けたほうが早いだろう。


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