サワディの日々雑感

再び外資系企業で働き始めたたバイクとワンコの好きな元会社員のおっさんが書く独り言です。

「プロメテウスの罠」が空けた大きな突破口

2011年11月23日 | 日々雑感
今朝も冷え込んではいるが昨日に比べれば少し寒さは落ち着いたかな。今日は勤労感謝の日と言う事だが"国民の祝日に関する法律"ではその趣旨として「勤労を尊び生産を祝い国民たがいに感謝しあう」と言う趣旨の様だ。だが元々は皇極天皇の時代と言うから飛鳥時代に始まった収穫物に感謝する"新嘗祭"が起源で戦後に占領軍により皇室行事と切り離された経緯を持っている。その勤労感謝の日に私はありがたい事に休日出勤を仰せつかりこれから出勤しなければならない(笑 出勤しても特段やる事は無いのだがプロジェクトのテストフェーズが佳境に入っていて明日が最終納品日と言うので何かあった時の"兵隊"として待機しなければ。昨日はそんな"兵隊"の私にも仕事が回ってきた。夕方4時過ぎにプログラムの検証をして欲しいとの依頼が・・・・まあ直ぐ片付くだろうと安易な考えで作業を始めたがこれがなかなか厄介で(笑 結局終ったのは22時を大幅に回った頃だった。そのまま今日も出勤だ。少しのんびり目で出勤しようと思っているが(笑

さてこの"日々雑感"で数回取り上げたが某新聞・朝刊に原発事故の調査・検証記事として連載されている「プロメテウスの罠」が漸くこの国の官僚機構の本音を焙り出した。ここ数種間にわたってこの「プロメテウスの罠」では事故発生直後からの気象庁の研究機関である気象研究所の動きを取り上げていた。気象研究所では大気中の放射性物質の観測・研究に取り組んできているのだが原発事故発生直後から本省である文部科学省から予算流用を理由に観測の中止を指示されると同時に海洋に流失した放射性物質の拡散状況に対する研究論文の発表も理由が明らかにされないまま禁止されたと記事は伝えている。幸いにも話を聞き込んだ民主党所属の森ゆうこ・参議院議員(現・文部科学副大臣)が研究所に乗り込みその場で文部科学省に指示をして観測用予算を復活させたと言う。また研究者達は他の大学や研究機関の研究者から支援を受けて放射性物質降下に対する観測を続けていたとも記事は伝えている。しかしこの記事が思わぬ反響を呼んだ。記事が掲載されると本省である文部科学が研究者に対して他の研究者からどんな支援を受けたのかとの調査を行ったと言う。いやはや記事の内容を見て驚くと言うよりも腐りきったこの国の官僚機構のやり方に怒りさえ覚えてしまった。

更に先週木曜日に行われた羽鳥・気象庁長官の記者会見後の記者との質疑応答は何と60分にも及んだという。もちろんその内容は「プロメテウスの罠」で報道された内容についてでその要旨は"気象庁ホームページ"に掲載されている、多分「プロメテウスの罠」を担当している記者なのだろう・・・・質問内容が鋭くて面白い。元々研究者だった羽鳥・気象庁長官の官僚としての苦悩すら窺える程だ。逆に言えば気象庁は良くこの質疑の模様を公開したなと言えるくらいだ(笑 この問題について記事の連載は今日で終る様だが是非とも追跡調査をして欲しいものだ。欲を言えばきちんと国会の場で事の経緯として「何故に観測用の予算は流用されたのか」「何故に研究論文は発表禁止となったのか」「なぜ記事掲載後に文部科学省は調査を行ったのか」聞いて欲しいものだ。

見えてくるのはこの国の官僚が自己の保身を最優先させ本来の役割を果たしきっていないと言う事だ。この体質は先日この"日々雑感"でも取り上げた福島県庁や地方自治体の職員の体質と軌を一にするものだと言う事だろう。この体質はそう簡単には改革できない。鹿児島県・阿久根市の竹原前市長が戦ったのはこの体質であり大阪市の職員労働組合と市当局の癒着もこの体質の延長線上にある。霞ヶ関官僚から地方自治体の職員まで公務員組織が持つ体質こそが問題なのだ。その問題の本質を見なければこの国はもう前に進めない。そう思うのは私だけか?
ジャンル:
社会
キーワード
プロメテウス 文部科学省 放射性物質 気象研究所 勤労感謝の日 気象庁ホームページ 文部科学副大臣 参議院議員 国民の祝日に関する法律
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2 コメント

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民間ならどうする? (ぴ)
2011-11-23 10:25:07
気象庁HPを見ました。質問内容、そんなに鋭いでしょうか? 具体的にどれでしょう? ねちねちしているだけという気がします。気象庁はきっちり受けているとも思います。

公務員組織の体質が問題とのことですが、公務員でないならどうやるのでしょう?あるいは、どうやるべきと思いますか?
コメントありがとうございます (サワディ)
2011-11-27 11:05:04
コメントありがとうございます。公務員制度改革については少し考えている事がありますのでこの日々雑感で考えを発信したいと思っています。

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