サワディの日々雑感

再び外資系企業で働き始めたたバイクとワンコの好きな元会社員のおっさんが書く独り言です。

公務員宿舎の売却に見え隠れする既得権益

2006年02月22日 | 日々雑感
今朝も東京は曇天でとても冬の東京の気候には思えないがやはり今年の気候は少々変わっている様で大地震でも来なければ良いのだが。。。昨夜の再キックオフ会の酒がまだ残っている様だ 気心が知れた同僚とのキックオフ会は流石にうまい酒と会話が弾んでどうにかモチベーションが復活してきた気がする(笑

さて今回は前回に引き続きこの国の首相が「構造改革」の目玉として昨年11月に経済財政諮問会議で打ち出したのが財務省が管轄している国家公務員宿舎の売却について触れたい 東京23区内には国家公務員宿舎は計747棟(約2万3000戸)が存在しており省庁別の宿舎と各省合同の宿舎がある その中には六本木/南青山/麹町などの俗に言われる一等地も含まれている 入居率は約98%でその家賃は家賃は63平米で月3.5万円と民間企業では考えられない厚遇である 国家公務員の給与水準を考えるとまさに泥棒とも言うべき状態である(笑 財務省は首相の鶴の一声で伊藤早稲田大学教授を座長とする7名で国有財産である公務員宿舎の「移転・跡地利用に関する有識者会議」を設置して本格的な論議に着手し始めたが先日実際に東京・六本木の財務省公務員宿舎(通称官舎)を始めとする数箇所への実態調査を行った 報道各局もこの視察に同行し官舎内部の撮影を交渉したが財務省の担当者はセキュリティ上の問題から内部の撮影を拒否したらしいがその対応を見る限りまさに財務官僚の傲慢とも言えるその姿勢と選民思想の元に国家を動かすと言う官僚主義の際たるものを感じざろう得ない(笑 視察を終えた諮問委員会のメンバーからは「都心3区のものは売り払ってよいのではないか」「宿舎を民間に売ってその後に借りるリースバックを検討するべき」等多様な意見が出された これらの意見を元に今年の6月をめどに報告をまとめると言う(喜 一方で政府は国家公務員の宿舎家賃に対する国民からの批判を受け全国各地に点在する国家公務員宿舎(28万8000戸)の家賃について今年の4月と来年の4月に平均で約12%ずつ値上げすることを発表したがそれでも周辺の民間賃貸住宅に比べると半額以下の状態でありとても納得できる状態で無いことは明らかである この値上げに対し財務省の林正和次官は会見で「公務員宿舎は公務上必要で民間住宅とは性格が違う。家賃を民間と比較するのはいかがなものか」と述べたらしいが 逆に聞きたいおは公務上何故宿舎が必要なのかそもそも論にたって説明をして欲しいところだが当然ながら国民が納得できる説明はできないであろう 元々これらの国家公務員宿舎(官舎)は戦前から続く制度であり住宅供給自体が現在とは異なる状況下であり当時は急な赴任に当たって住宅を確保できない為に設けられたのが官舎である しかし時代の変化は住宅供給需要に見合うだけの供給が可能となった現在も公務員優遇の制度として残っているのである その時代背景を考える事無く一方的に公務員だけが公務上必要とは思えないのが現状であろう この次官自身も自らの給与と官舎を利用する事で支払っている家賃を公開してみたら如何であろうか(笑

しかし一方で財務省は新たに最新設備を備えた国家公務員官舎を新たに建設しているこの建設費も勿論国民一人一人が納税した税金で建設されるのである 報道によれば今月末に完成する目黒東山住宅は総額で74億円の巨費を投じて建設されたのだが交通の便も良く最寄の駅は「東急東横線の中目黒駅」で勿論地下鉄の日比谷線への直通運転がされている路線で都内でも人気がある場所であるが 民間の賃貸住宅であれば新築で60平米で数10万円もする家賃が相場なのだが果たしてその家賃が気になるところである 財務省はこの新規に建築した官舎の家賃を公開すべきであろう(怒 実は私の自宅がある周辺にも国家公務員用の官舎が点在している場所がある 私が子供の頃は木造の平屋建ての官舎が点在していたが現在そこには高層とは言えないまでも見事な民間マンションとも勘違いできる様な財務省管轄の職員宿舎が立っている 昨今の報道を受けてか以前は財務省所有である事が判る看板が掛けられていたが最近撤去された様だ(笑 知人や友人の国家公務員と話す事も多いが彼らも昨今の報道でかなり肩身が狭いのだろうこの手の話題を酒の肴に取り上げると必ず話題を変えようと試みるのである 政治経済問題を論議する時はここぞとばかり持論を展開する彼らだが自分自身の問題を取り上げられると流石に逃げ腰になる 彼等自身に問題があるわけではないがやはり国家を論ずるのであれば自分自身達が公僕としてどのようにあるべきかを根本から正々堂々と論議して欲しいものである 既得権益のみを後生大事に維持する事にのみに長けるのではなく内憂外患の問題が山積するこの時代を正面から受け止め改革を進める視点を持って欲しいものである そう思うのは私だけであろうか?
ジャンル:
社会
キーワード
国家公務員 国家公務員宿舎 経済財政諮問会議 モチベーション
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