フランシスコの花束

 詩・韻文(短歌、俳句)

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現世の神

2016-11-26 03:52:27 | POEMS(詩)

  現世の神

真実を遠ざける場所
ただ一人 そこに佇立して
茫然と見つめる現世の様
虚偽の束を引き寄せて
何食わぬ顔して多数の善意を
むさぼり食う悪鬼の群れ
朝から晩までむしゃむしゃ
少しもおいしくはないのに
囲われた不実の中で
偽の美のゆりかごの中で
口を顎を動かし続ける
「まずい まずい」とぼやきながら
淡々と咀嚼する
まるで真っ黒なありの王
ああ 我らの知らない神は
鋭く深い虚実の狭間に
世界を落とし込むばかり

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