真鹿子の真鹿不思議歩記

真鹿子の真鹿不思議歩記は同時に、馬鹿子の馬鹿不思議歩記でもありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

多くの侮辱や窮乏のそれらを噛んで歌うのだ もしも楽器がなかったら いいかおまえはおれの弟子なのだ ちからのかぎり そらいっぱいの 光でできたパイプオルガンを弾くがいい 〔宮沢賢治 告別より〕追記更新

2016-12-04 07:55:35 | 光明観世音菩薩 宮澤賢治師の詩

 

 



もしもおまえが


よくきいてくれ


ひとりのやさしい娘をおもうようになるそのとき


おまえに無数の影と光の像があらわれる


おまえはそれを音にするのだ


みんなが町で暮らしたり一日あそんでいるときに


おまえはひとりであの石原の草を刈る


そのさびしさでおまえは音をつくるのだ


多くの侮辱や窮乏のそれらを噛んで歌うのだ


もしも楽器がなかったら


いいかおまえはおれの弟子なのだ


ちからのかぎり


そらいっぱいの


光でできたパイプオルガンを弾くがいい

 



〔宮沢賢治 ・告別より〕

 

 

 

 

 ∞∞☆

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