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”免疫学の最高峰” 安保徹教授に聞く ”癌” 対策/其の弐

2016年11月05日 02時49分47秒 | 

週刊がん もっといい日より

 がん患者さんのための『免疫とがん』講座
第2回 『免疫力を上げればがんは退縮する』

がんを治すためにはリンパ球を減らし体にダメージを与え免疫を抑制する
治療は受けない、
 そして生活パターンを見直すこと・・・

 ■取材協力:新潟大学大学院医歯学総合研究科
 安保徹教授



がん患者さんのための「免疫とがん」
第1回では、偏った生き方が交感神経の緊張をもたらし、
がんを引き起こすことをお伝えしました。

がんは手術で病巣を取り去ったからといって安心できる病気ではありません。
がんになった原因を知り、生き方を根本的に変えることが必要なのです。

今回は、がんを治すために不可欠な免疫力アップの方法と、
三大療法をどこまで受けるべきかについて、

新潟大学大学院医歯学総合研究科の安保徹教授にお聞きします。
                                    
■取材・文:
メディカルライター・内山 遥(うちやま はるか)
乳がん闘病中


■がんにならないのはリンパ球が働いて、
がん細胞を攻撃するからです

がんは、一度できたらどんどん大きくなる…そう思い込んでいませんか?
健康な人の体にも、毎日、がん細胞は生まれています
それでも、がんにならないのは、リンパ球が働いて、がん細胞を攻撃するからです

がんになった人でも、免疫力が上がってリンパ球が増えれば、
がんは自然退縮
するものなんです
」(安保先生)

リンパ球の数が1800~2000個/mm3あれば、がんは自然退縮するそうです。
(自分のリンパ球の数は血液検査でわかります。
白血球の数に、リンパ球の%を掛けて算出してみてください)
ところが、リンパ球を確実に減らしてしまうものがあります。
それが三大療法です。

三大療法は、どれもリンパ球を減らす治療法です。
とくに大手術を受けたり、放射線治療や抗がん剤治療を徹底的に受けると、
リンパ球は急激に減ってしまい、
元に戻るのに時間がかかるため、再発のリスクが高まってしまう
のです」(安保先生)

 ただし三大治療が、すべて間違っているというわけではありません。

三大療法のなかでは、早期がんを手術するのが、最も負担が少ないでしょう
抗がん剤も、急性リンパ性白血病のように、抗がん剤によく反応するがんなら、
体力の許す範囲で使うのはかまいません。
一番よくないのは、放射線治療です」(安保教授)

抗がん剤治療であれば、治療をやめるとリンパ球が上昇しますが、
放射線治療を受けると、

その後、リンパ球の減少が長く続いてしまいます。
つまり、がんと闘う力を最も削いでしまう治療法なのです。

放射線治療を受けていいのは、通過障害がある消化管のがんや、
脳腫瘍で圧迫による麻痺があるなどの場合だけで、
それも最小限にすべき
であると、安保教授は言います。

 今、治療中の方は、ドキッとされたかもしれませんが、大丈夫・・・。

三大治療を短期間受けると、むしろそれを跳ね返そうとする力が
湧いてくるものなんです。

けれども、徹底的に治療を受けてしまうと、
余力のない人は、過酷な治療に負けてしまう。
体に悪いことをして病気が治るなんておかしいと気がついて、
早めに引き返してほしいものです
」(安保先生)

 とはいえ、治療をやめたいなどと言い出したら、
主治医との関係が悪くなってしまうのではないか、と悩む人も多いでしょう。
医師は、自分の治療方針に従わない患者には、時として冷たいものです。

「治療をやめたら、がんが大きくなるかもしれない」

とか「もう知りませんよ」などと、
 

平気で言い放つ医師も少なくありません。
そういう心ない言葉は、私たちがん患者にとって、非常につらいものであり、
大きなストレスになって免疫力も低下してしまうのです。 
 
「そんなときは、主治医との関係を悪くしないため、体力が弱ってしまったから、
治療を中断したい。
体力がついたら、またぜひお願いします。
先生が頼りです と、けんか別れしないように伝えることも必要でしょう」 

 安保先生は、アドバイスします。

                              
ストレスを避け、副交感神経を刺激すればがんは治る

 さて昨年11月に放射線治療を終えた私は、主治医に
「これで元の生活に戻ってもいいですか?」と聞きました。
すると「そうですね。戻っていいですよ」という言葉が返ってきました。
同じようなことを言われた方は、多いと思います。
でも、がんを治すには、元の生活に戻ってはいけないのです。

「がんになってしまった人は、がんを発症するような生き方をしていた
ということ。
だから、がんを治すには、生き方を根本的に変えなくて
はいけません」

安保先生は、次のような『がんを治す4か条』を提唱しています。
明るく前向きな気持ちで、この4か条を実践すれば必ず体調はよくなり、
がんと闘う力が高まります
」(安保先生


がんを治す4カ条

 1. 生活パターンを見直す
 2. がんの恐怖から逃れる
 3. 免疫を抑制するような治療を受けない、受けている場合は止める
 4. 副交感神経を刺激して免疫力を高める


1.生活パターンを見直す
 がん発症の最大の原因であるストレスを、
少なくするような生活パターンに変えることが大切です。
最もよくないのは、働きすぎること。
夜遅くまで働いていると、交感神経緊張状態が続き、免疫力は落ちるばかりです。
「仕事も家事も7割でいい」とすれば、ストレスは、たまりません。

 
2.がんの恐怖から逃れる
 「恐怖は、最大のストレスとなります。
恐怖から逃れられないと、交感神経の緊張状態が続き、
免疫力を上げることができません」(安保先生)

がんは決して怖い病気ではなく、自分で治せる病気です。
免疫力が上がれば、がんは自然に退縮していくものだと理解することが、治癒につながります。

 
3.免疫を抑制するような治療を受けない、受けている場合はやめる
 前述したように、
三大療法は、がん細胞を攻撃してくれるはずのリンパ球を減らして、
免疫を抑制してしまう治療法です。
体に負担がかかるような治療を受けている人は、
今すぐ中断してみてはいかがでしょうか。
                              
 
4.副交感神経を刺激して免疫力を高める
 副交感神経を優位にすると、がん細胞を攻撃するリンパ球が増えます。
副交感神経を刺激する方法としては、玄米菜食適度な運動体を温める笑う
などの方法があります。

                              

<安保先生のお話を聞いて>

三大治療をすべて受けてしまった私にとって、
今回のお話は少なからずショックでした。

とくに放射線治療を計25回も受けているので、
私の免疫力は、まだ低い状態かもしれません。

今後は、「がんを治す4か条」を守り、免疫力を高める生活を心がけたいと思います。
それから、ホルモン剤の服用もやめることにしました。
ホルモン依存性の乳がん患者の場合、手術や抗がん剤治療の後に、
2~5年、ホルモン剤投与を受けるのが標準治療となっています。

ホルモン剤投与により、再発リスクが低減するというデータがありますが、
その一方で、子宮内膜がんのリスクが高まることもわかっています。
他のがんのリスクを高めるような治療法は不自然だし、
体が必要に応じて分泌している女性ホルモンを、

無理やり止めたり、働きを抑えてしまうことは、
かえって体によくない…そう感じたのです。

とりあえず主治医には、服用していると言っておきますが…。

■取材・文:内山 遥(うちやま はるか)
女性誌や医療関係の雑誌に執筆するメディカルライター。
2006年2月、入浴中に左胸のしこりを見つける。
検査の結果、クラス5、ステージⅡの乳がんとの診断。
4月に乳房温存手術を受け、リンパ節に転移があったため、
抗がん剤治療を6クール受ける。
さらに放射線治療を受けて、現在はホルモン剤を服用中。



安保 徹(あぼ とおる)教授
新潟大学院歯学部総合研究所名誉教授
1947年青森県生まれ。
89年に胸腺外分化T細胞の存在を発見し、
96年に白血球の自律神経支配のメカニズムを解明。
その後も国際的な場で研究成果を発表し、免疫学の最前線で活躍を続ける。
著書に『免疫革命』(講談社インターナショナル)
『医療が病いをつくる』(岩波書店)など多数。
がん患者向けの講演でも全国を飛び回っている。


提供・株式会社サン・メディカ

 

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