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厚木基地司令官に抗議と申し入れ・・・「厚木基地周辺住民の会」と日本共産党

 5月31日、「爆音をなくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」と日本共産党は、「天候等により硫黄島で訓練が出来ない場合には、厚木基地において、5月29日(日)から6月1日(水)の10時から22時まで着艦訓練を実施する」と米軍と防衛省が通告したことに対して、厚木基地司令官に抗議と申し入れを行いました。
 「厚木基地周辺住民の会」は2012年5月22日から24日まで厚木基地で突然行われた着艦訓練(10時から22時までのFCLP)が基地周辺住民に激しい爆音被害を与えたこと、また、原子力空母の試験航海中に明らかになった故障により、原子力空母の本格出港が遅れて、更なる爆音が基地周辺住民を襲ったことを指摘しました。
そして、次の5項目について申しいれました。
1.いかなる事情があっても厚木基地で空母艦載機の着艦訓練を行わないこと。
  また、31日、6月1日も実施しないこと。
2.CQによる深夜・未明の空母艦載機の厚木基地離着陸、基地周辺飛行を行わないこと。
3.4機編隊、3機編隊などを含めた日常訓練を中止すること。
4.米海軍は、爆音のおおもとである原子力空母の横須賀母港を止めること。
5.米海軍は、今回の原子力空母の故障の具体的内容を公表すること。
 厚木基地側は渉外部長と当直士官が対応し、「司令官に伝える」と答えました。


厚木基地正門前での抗議・申し入れ

 
 申し入れ書は次の通りです

米海軍厚木基地航空施設司令官
ジョン・F・ブッシー大佐 殿                 2016年5月31日

爆音をなくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会

いかなる事情があっても厚木基地で着艦訓練を実施しないこと、日常訓練の中止、米空母の母港撤回などを求める要望書

  5月24日、防衛省から硫黄島において米空母艦載機の着艦訓練を実施するための日程を延長する旨の「通告」があった。訓練期間は、5月27日(金)から6月1日(水)の11時から翌03時までとしている。また、防衛省の「通告」では、天候等により硫黄島で訓練が出来ない場合には、厚木基地において、5月29日(日)から6月1日(水)の10時から22時まで着艦訓練・昼も夜も行うFCLP(陸上空母着艦訓練)を実施するとしている。
 私たちは、5月29日の日曜日も含めた4日間、厚木基地で着艦訓練を実施することが有り得るとする「通告」に強く抗議し、いかなる事情があっても厚木基地で着艦訓練を実施しないこと、29日、30日は厚木基地での着艦訓練は実施されなかったが、今後も実施しないことを強く求めるものである。
 2012年5月22日から24日の3日間、突然厚木基地で実施されたFCLPは基地周辺住民に激しい爆音被害をもたらした。3日間で県と基地周辺自治体に寄せられた苦情件数は2707件、防衛省など国への抗議は982件になった。人口密集地でのFCLPが甚大な被害をもたらしたことは明らかであり、厚木基地でのFCLPは絶対に容認できない。
 原子力空母ロナルド・レーガンは5月9日から13日まで試験航海を行った。本来なら16日頃には本格出港をするはずであったが、試験航海中に原子力空母の故障が明らかになり本格出港が出来ず、本格出港後に洋上で空母に直接着艦する訓練・CQ(着艦資格取得訓練)ができなくなった。米海軍の規則では、「空母艦載機のパイロットは着艦訓練後の10日以内に空母に着艦しなければならない」としており、10日以内にCQが実施出来なくなったために、全ての空母艦載機の着艦訓練を再度おこなうこととなり、今回の「通告」となった。
そして、5月16日以降も空母艦載機の通常訓練で基地周辺住民は激しい爆音に襲われた。
ところが、米海軍は、原子力空母の故障の具体的な内容ついてについて明らかにしていない。原子力空母が本格出港できなかった原因は何か、故障の具体的内容を明らかにすべきである。
 原子力空母の本格出港後に行われるCQは、厚木基地周辺住民に深夜・未明の爆音をもたらしており、深夜・未明の空母艦載機の厚木基地離着陸・基地周辺飛行は止めるべきである。
 以上からことから私たちは、次のことを求めるものである。

1.いかなる事情があっても厚木基地で空母艦載機の着艦訓練を行わないこと。また、31日、6月1日も実施しないこと。
2.CQによる深夜・未明の空母艦載機の厚木基地離着陸、基地周辺飛行を行わないこと。
3.4機編隊、3機編隊などを含めた日常訓練を中止すること。
4.米海軍は、爆音のおおもとである原子力空母の横須賀母港を止めること。
5.米海軍は、今回の原子力空母の故障の具体的内容を公表すること。
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厚木基地では日曜日も爆音

 昨日、28日は厚木基地では空母艦載機による爆音はありませんでした。
 しかし、今日は午前中に爆音、10時21分、25分、28分、57分に激しい爆音をふかして空母艦載機が厚木基地を離陸しました。硫黄島での着艦訓練にむかったものと思われます。日曜日も爆音。本当に許せません。ただ、「天候等により硫黄島で実施出来ない場合には、厚木飛行場で着艦訓練を29にから6月1日の10時から22時まで実施する」としていた着艦訓練は今日は行われませんでした。当然のことです。引き続き、いかなる事情があっても厚木基地では着艦訓練を実施するな」と強く求めます。
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硫黄島での空母艦載機の着艦訓練開始・・・いかなる事情においても厚木基地で着艦訓練をやるな!

25日も26日も20時過ぎまで厚木厚木基地周辺では爆音が鳴り響きました。
 本日、27日から硫黄島において空母艦載機の着艦訓練が始まっています。6月1日までの予定になっています。全ての空母艦載機の着艦訓練のやり直しです。硫黄島での着艦訓練に向けて厚木基地から空母艦載機の離陸が続いています。今日は北風のために厚木基地滑走路北側からの離陸、大和市、相模原市、町田市の地域に13時30分までに確認出来ただけで11回もの爆音をもたらしています。13時25分の爆音は2機連続離陸・飛行による爆音でした。


 13時25分 2機連続離陸・飛行


 13時25分 2機連続離陸の1機目


 13時25分 2機連続離陸の2機目

 なお、防衛省の通告では、「天候等により硫黄島で訓練が出来ない場合には5月29日(日)~6月1日(水)の10時~22時まで、厚木飛行場において着艦訓練を行う予定である」としています。
 あらためてこの「通告」に強く抗議します。29日の日曜日にも訓練を実施する予定とは米軍の横暴であり、住民無視で、絶対に許せません。このような態度が沖縄において元米海兵隊員の女性遺体遺棄事件となっているのです。25日のオバマ大統領と安倍首相の会談でも、オバマ大統領は「遺憾」としながら謝罪の言葉はなく、安倍首相も、最小限の緊急要求である日米地位協定の見直しも提起しませんでした。

いかなる事情においても着艦訓練はやるな!
 再度強く求めます。
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今日も午前、午後、夜と空母艦載機の爆音・・・・空母艦載機にトラブル発生

昨日(5月23日)、オスプレイの離着陸訓練が東富士演習場で強行され、本日オスプレイの厚木基地飛来が想定される中で、厚木基地滑走路北側において大和市平和委員会と「爆音をなくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」は監視行動を行いました。
 オスプレイは飛来せず、16時30分頃に25日から27日までの東富士演習場での離着陸訓練も行われないことが分かりました。これで厚木基地へのオスプレイの飛来もなくなりました。
 しかし、監視活動の中で、空母艦載機の離着陸と共に海上自衛隊機P-3C、P-1が繰り返してのタッチ・アンド・ゴー訓練を行っていることが明らかになりました。


 12時46分 厚木基地滑走路に着陸するE-2C2000早期警戒機


 12時56分 タッチ・アンド・ゴーを繰り返すP-1


13時03分 タッチ・アンド・ゴーを繰り返すP-3C


 13時27分 着陸に向かうFA18Eスーパーホーネット

 14時過ぎには空母艦載機が訓練に向けて、厚木基地滑走路南側から次々と離陸、訓練空域での訓練の後に、15時26分から16時52分の間に空母艦載機が23機も厚木基地に帰投しました。15時29分には4機編隊で厚木基地上空まで飛行、基地上空で1機づつに分かれて、綾瀬市、海老名市、座間市、大和市上空を旋回飛行して次々に滑走路に着陸しました。


 14時12分 離陸で待機する空母艦載機


 14時25分 離陸した空母艦載機と待機する空母艦載機


 15時29分 厚木基地上空での4機編隊飛行


 15時31分 人口密集地上空から滑走路に向かうFA18Eスーパーホーネット

また、16時頃にアレスティングフックが垂れ下がり、空中給油のプローブが飛び出す異常が生じた空母艦載機が厚木基地に接近、基地周辺を繰り返し旋回飛行し、基地内では消防車も出て緊急事態に対応する状況となりました。大事には至らず16時11分に滑走路に着陸しましたが、着陸後に牽引車で格納庫に運ばれました。


16時11分 
 アレスティングフックが垂れ下がり、空中給油のプロープが飛び出したままで着陸するFA18Fスーパーホーネット、

この異常が発生したために後続の艦載機2隊(それぞれ2機)が滑走路に直ぐに着陸することが出来ず、横浜市上空も含めた基地周辺を大回りに数回旋回して後に滑走路に着陸しました。米軍基地周辺では、米軍機の飛行による事故が常に起きる危険性とあることを痛感させられました。


 16時17分 横浜市上空を編隊飛行する空母艦載機


 16時28分 座間市上空を飛行する空母艦載機

  午前中も9時21分から12]時にかけて滑走路南側から離陸、17時58分過ぎからも滑走路南側から離陸しました。基地周辺住民は20時頃まで空母艦載機の爆音に静かな生活を奪われました。
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いかなる事情においても厚木基地で着艦訓練をやるな! 「厚木基地周辺住民の会」

 本日、5月24日、防衛省から硫黄島において米空母艦載機の着艦訓練を実施するための日程を延長する旨の通告がありました。訓練期間は、5月27日(金)~6月1日(水)の11時~翌03時までとのこと。
 防衛省の通告では、なお、天候等により硫黄島で訓練が出来ない場合には、以下の予定で実施するとのことです。
 厚木飛行場の訓練期間:5月29日(日)~6月1日(水)10時~22時

 私たちは、この通告に断固として抗議し、いかなる事情があろうとも厚木基地で着艦訓練を実施しないことを強く求めます。厚木基地の訓練期間は、5月29日の日曜日からとされています。日曜日の10時から22時までの訓練、陸上空母着艦訓練(FCLP)を平気で通告する米軍の横暴な態度、休日にもFCLPをやろうとする米軍の住民無視の態度に心から怒りを覚えます。

 私たちは、いかなる事情があっても厚木基地で着艦訓練をやるな!と強く求めます
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