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s54-a. 華麗なる逆襲

2016年11月04日 | シングル
『華麗なる逆襲』

リリース:2015年2月18日
作詞:椎名林檎
作曲:椎名林檎
チャート最高順位:週間1位(オリコン)
調性: F#m→G#m


昨日、12月21日発売予定の『SMAP 25 YEARS』の収録曲が発表された。
収録曲はファン投票による選曲であり、この『華麗なる逆襲』は11位に選ばれた。
1位が『STAY』(アルバム『Pop Up! SMAP』に収録)という結果に、ある種の感慨を覚えないファンはいないだろう。

このラインナップを、あるアナウンサーが「歌の嘆願書」だと絶妙な表現を用いた。同感である。
また、『華麗なる逆襲』の得票数の高さにも、言わばファンの乾坤一擲、良い意味の“諦めの悪さ”が垣間見えて痛快である。
ちなみに、収録順では最後の曲となる。

♪面白おかしく 俺は勝ち逃げするよ
が、SMAPが出す最後(になってほしくはないが)のCDのフレーズとなるのである。
にくい構成としか言いようがない。

草彅剛の主演ドラマ『銭の戦争』(フジテレビ系)の主題歌として起用された。
父親を自死へ追いやった敵への復讐を誓う男を、主人公としている。
そのため草彅のソロボーカルが多い。

ただしこの曲の見どころは、その振り付けにある。
宝塚歌劇団の振り付けも行う、桜木涼介が担当したという。
非常に個性的な華やかさを伴うだけでなく、ちょっとした演劇風の振り付けである。

また、衣装(紫色のスーツ)のネクタイやジャケットを、振り付けのアイテムとして用いるところも面白い。
間奏のバトルダンスは、アドリブが入ることもあり、目を離せない。
そして終盤ではジャズ風の曲調に変わり、センターを占める草彅剛がポケットから札をバラまいて終わる。
『銭の戦争』というドラマ要素が入っているところも新しい。

椎名林檎の作詞・作曲と前評判も高く、期待以上の作品ができた。
椎名は日本語を大切にする作詞家でもあると聞くが、道理で歌詞の中に、熟語がよく見られる。
「無防備」「未開拓」「開戦前夜」「予兆」「皆の衆」など、珍しい言葉が目立つ。

一人称に「俺」を用いている点でも、シングル曲に限っては前例がない。
『俺たちに明日はある』では、曲名に「俺」が含まれているだけで、歌詞の中に一人称は出てこない。
SMAPのシングル曲は、歌詞の一人称はほとんどが「僕」で、例外的に『Hey Hey おおきに毎度あり』の「わて」がある。

「俺」という響きに、したたかさが感じられて、なかなかいい。
そして「華麗なる逆襲」は、今日日の我々ファンの合い言葉にもなった。
ファンよ。ガッツだ。
面白おかしく、勝ち逃げしよう。


SMAPさん『華麗なる逆襲』の歌詞
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