Can't Stop Loving SMAP

SMAPの「音楽」について何か書こうと思う。

s43. この瞬間、きっと夢じゃない

2016年10月18日 | シングル
『この瞬間、きっと夢じゃない』

リリース:2008年8月13日
作詞:Hi-Fi CAMP
作曲:Hi-Fi CAMP
チャート最高順位:週間1位(オリコン)
調性: B♭


中居正広が司会を務めた、TBSテレビの北京オリンピック放送のテーマ曲に起用された。
オリンピックのテーマ曲は今作が初めてではなく、新曲の発売されなかった2004年には、『ススメ!GOLD盤』が採用されている(シングル化はされなかった)。
『Triangle』や『ありがとう』と共通した印象は、字数いっぱいに歌詞を詰め込んだ点。
メッセージが“溢れている”。
歌詞というより詩のような、文学的な香りが漂う。
提供者のHi-Fi CAMPは個人名ではなく、仙台出身のメンバーで構成されたバンド名である。

北京オリンピックというと、2大会連続で金メダルを獲得した北島康介(水泳・男子100m平泳ぎ)の、「なんも言えねー」が思い出される。
柔道やレスリングなどの格闘技種目の飛躍が目覚ましかった。

この曲は、現在行われているような購買運動の先鞭をつけた曲でもある。
翌2009年4月に不祥事を起こした草彅剛に対し、寛大な措置を求めてファンがSNSを通じて購入を呼び掛け、売り上げランキングで前日までの100位圏外から11位に急浮上したという現象が見られた。
♪僕らはいつだって 一人じゃないんだよ
の歌詞が、当時の草彅の胸にはどう響いたのだろうか。

♪言葉じゃ伝わんない 言葉じゃ伝わんない

ここが「伝わんない」ではなく「伝わない」だったら、私はそれほどこの曲には惹かれなかったような気がする。
伝わんない、伝わんないという口語的な叫びが、より胸にズシンと“くる”のである。
あれだけワード数を詰め込んだ歌なのに、最後に「言葉」の意義を否定するかのような展開を見せた。

「きっと夢じゃない」や「伝わんない」という否定形が、逆にメッセージの強さを物語っている。


SMAPさん『この瞬間(とき)、きっと夢じゃない』の歌詞
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