湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

「光が届けば」改稿

2017-07-11 21:38:01 | オリジナル
前回テーマ「はやい」で提出した「光が届けば」を、合評会での意見を受けてTが書き直し、新しい詩にしました。

光が届かない所

タスマニアの赤い海
バサースト湾には深海魚がいる
赤が光を遮るので五メートルの海底は闇
触角だけが進化した生命体が
ひそひそ動いている

私の中にも赤い海がある
 嫌悪 侮蔑 嫉妬
ぬめりと棲息しているものたち
このものたちがいるために
私の目も耳も退化し
情報はいっさい入らなくなる
私の妄想だけで こえ太るものたち
赤い海は腐海になり
臭気はまわりにも漂い出す
私の周辺に人達は寄ってこない

バサースト湾には赤い水が流れ込んでいるが
私は閉じてしまった
ジャンル:
その他
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 金澤詩人第13号 | トップ | 曇るの詩パート2 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

オリジナル」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。