湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

雨の詩パート1

2017-05-03 13:01:32 | オリジナル
各地で藤の花が見頃ですね。名所は混んでいるので、誰も来ない久木のワイルドな藤棚に行ってみました。

では、新しい共通テーマ「雨」でAが書いた詩を投稿します。

白装束五月雨式

また降っている
粒が見えないほど
高速で大量に

卯の花も
くたくたに
腐ろうというものだ

さみだれ式に
降ってくるのは
終わりのない諍い

鴎たちが一斉に
飛び立ってはすぐに 
ばたばたと落ちてくる

黒く濡れた砂の上で
性懲りもなく
羽根をばたばた震わせる

もう和解のしようがない
相手はもういない
こちらも死ななければ

止んではすぐにまた
焦げ臭い雨が
降り続くだろう

雨上りに備え支度する
着ていくのは
卯の花色の装束
ジャンル:
その他
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