湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

神武寺薬師如来開帳&離れるの詩パート2

2017-05-12 17:38:13 | オリジナル
5月28日までの1カ月間行われている132年に一度の三浦半島二大霊場大開帳奉修。
その内33年ぶりの大開帳である三浦薬師如来霊場の第一番札所が神武寺です。という訳で秘仏薬師如来像を拝みに神武寺に行ってきました。33年後は生きていたとしても、もう神武寺薬師堂まで登って行けないかもしれないもんね。ゴールデンウィーク中は参拝客でとても混んでいたそうですが、今日はゆっくり拝見できてよかったです。薬師堂内は撮影できないので如来像の写真はありません。

では、共通テーマ「離れる」でEが書いた詩を投稿します。

手離したくない名前

子どものころ
よくカボチャの種をかじった
祖母がていねいに洗ってかわかした種
夕めし前口さびしくなると
子どもたちは七厘をかこむ
ホウロクでいってシンを取り出す
今ではカボチャの種など見むきもされない
流しの片すみに放置される
余計なことをすると騒ぎになるので
衝動を抑えて自室に下る
カマの底が光るほどみがかねば気がすまない
なんであれないがしろにできない祖母
妹が生れてさびしいだろうと添い寝もしてくれた
私が死ねば祖母はもう一度死ぬことになる
そして思い出すものは絶えてしまうのだ
どこかにスヱという名を深く刻んでおきたい
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その他
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