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ユースサッカーを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

日本らしいサッカー

2016年10月13日 22時58分46秒 | その他
稀に見る引いて守るカウンターサッカー、最後は完全な引き分け狙いで、狙い通り勝点1を獲得したアウェーのオーストラリア戦。
「こんな戦い方は日本の目指しているサッカーじゃない」と思った人も多かったと思う。
GL最強の相手とのアウェーでの試合ということで、内容を捨てて勝点1を取りに行った戦い方は、戦術的には間違っていたとは思わない。
(あれだけあからさまな引き分け狙いだったにも関わらず、試合終了直後に「勝てた試合だった」という監督の発言には正直驚いた)

日本らしいサッカーといえば、日本人と大して体格の変わらないスペインを手本とした、足元の技術を活かして中盤から丁寧につなぐサッカーと言われている。
体の大きさや強さというフィジカルコンタクトの面では、日本人はどうしてもアフリカや欧米に対して劣る。日本人の器用さを活かして足元でつなぐサッカーが日本がこれまで目指してきたサッカーという事になる。

一応確認しておくと、サッカーの戦い方において「正解」は無い。
パスサッカーやカウンターサッカー、パワープレーなど様々あるが、いずれも正解や不正解というものはない。
私はよくサッカーを料理に例えるが、「和食と洋食と中華の中でどれが最も優れた料理か?」と言っているようなもの。
それぞれに特徴があり、その特徴をどれだけ活かし表現することが出来るかが重要。

「日本人はパワーよりも技術に優れているから、その技術を活かしたサッカーが良いんじゃね?」というだけの話。



ここからが本題。

「技術を活かすサッカー」=「日本人らしい」という部分に疑問を持ってみる。
前述のとおりサッカーに正解は無い。様々な考え方がある。

技術に秀でているのは日本人の長所であって、日本人の特性の中の1つでしかない。

では、他の日本人の特性は何か?

日本は他国と比べて自然災害が非常に多い国。全世界で発生している地震の1割が日本で発生している。だから当然火山も多い。また、巨大大陸の東端にあるため、寒暖差が激しく、世界有数の豪雪地帯でもある。世界の中でもトップクラスに厳しい自然環境の中で生きている国民が日本人。
つまり、厳しい環境に耐える「忍耐力」と巨大災害を乗り越える「協調性」が、日本人の大きな特徴。日本国内にいるとあまり気が付かないけれど、他国よりも日本が明らかに上まっている部分。東日本大震災時にパニックや暴動が起ら無かった事を海外メディアが絶賛していたが、日本人からしてみると当たり前の気が付かない事も、海外からしてみると物凄い事。

この「忍耐力」と「協調性」を活かしたサッカーを考えると、先日のオーストラリア戦のようなカウンターサッカーという事になる。
まさに南アフリカW杯の時のような戦い方だ。
チーム一丸となって相手の攻撃に耐える我慢比べの戦い方は、簡単に集中が切れない日本の国民性を考えると得意な戦い方と言って良いと思う。


ボールをポゼッションしていれば全て「面白い」という事は無い。
ボールを持たされ。後ろで回されているだけに試合はつまらない。

カウンター狙いのサッカーが全て「つまらない」という事は無い。
チームとしての狙いと守備から攻撃の一連性があり、一瞬に凝縮した技術を見せるサッカーは非常に見ごたえがある。
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