ニュースや情報あれこれ

最近はニュースの時間に芸能関係を入れる事が増えてきたように思う。

有名人が覚醒剤を使用して逮捕されたとなればこぞって報道するし、不倫だの問題発言だのといった中身のものは、ワイドショーや情報番組ならともかくニュースの時間に割くのは正直異常としか言いようがない。

そうして国民の目がその方向に向いている時に重大な事が起きたり決まったりするものだ。

メディアは主に広告収入を得ながら運営するため、どうしても都合の悪い情報は出さない(出せない)ものであるため、そのしがらみのない出所の情報を自分で得なければいけない事もある。


それまで新聞を取らずテレビで情報を得ていた人が、壊れたテレビを買い替える事なくテレビなしの生活を始めたら、自分から情報を求めるようになって考え方や価値観が変わったという話を聞いた。

テレビをなくしたきっかけはお笑い番組が「ひな壇」ばかりでつまらなくなったのがきっかけだと言っていたが、インターネットがあるのでみんながあまり知らない情報にも触れる事ができ、結果的にプラスになっているというのは感慨深いものだ。

既存メディアはネット社会を露骨に煙たがっているが、ネットを敵に回すようなやり方では凋落していくのではないかと思う。

またテレビではしきりに安倍政権の問題点をこれでもかと出しているのに、支持率が下がらなかったというのはメディアの世論操作が限界に来ている事を指している。

情報発信の既存メディアが変われなければ、しがらみのないメディアや情報の受け手が変わっていくしかないのだろう。