蔵書目録

明治・大正・昭和:来日舞踊家、音楽教育家、来日音楽家、音譜・楽器目録、士官教育、軍内対立、医学教育、林彪、北京之春 

「デニショウン舞踊詩団 曲目解説」 京都 (1925.10)

2015年01月31日 | 来日舞踊家 2
  

 RUTH ST. DENIS WITH TED SHAWN DANCERS AND DENISHAWN DANCERS

 デニショウン舞踊詩団 曲目解説 

デニショウン舞踊詩団
 曲目解説

    第一日 (十月十二日)

 第一、ミュウジック・ビジュアライゼーション

 (定義) 純粋なミュウジック・ビジュアライゼーションは、楽曲の韻律的構成を、メロディック構成及び調音的構成を、肉体の動きに移す科学的翻移である。それには楽曲を「解説描出」ひやうとか、踊手に依て考へられる楽曲の中の意味を現さうとか云ふ考へは全然許されない。唯、音楽と舞踊との間に相関的翻移が結ばれ、科学的翻移が施されるのである。
 科学的翻移とは何か。これを分説すれば、
 (一) ビジュアライゼーションに於て八ノートのものは、踊りの動きもそれと同じ長さに踊らねばならぬ。從ってクオター・ノートは八ノート二倍であるから、この時は二倍の長さのムーブメントを以てビジュアライズさる可きである。
 (二) 一つのメロディーは一人の踊りに依てビジュアライズされ、多く連立的音声やテーマを含んでゐる複雑な対立的楽曲は三人亦はそれ以上の踊り手の群団に依てビジュアライズされる。
 (三) 丁度演奏の上に、スタッカトーやレガトーのある様に、肉体の動きの中にもスタッカトーやレガトーがある。
 (四) 次にデイナミックが用ひられる。柔く奏される処は、力を保留して、柔く踊られる可きである。一方又急激な諧音は、烈しい体力を以て踊られねばならぬ。
 (五) メロディーの上り、下りは、舞台を水準としての身体の起伏に依て表はされねばならぬ。音線上のノートの位置を、ポーズの連続に相似させるには、身体の動きは、舞台の上に平たく腹匐ひになった位置から最高の跳躍に至る迄の間の、動きに依て示さる可きである。
 先づかう云った風のものである。
 次にミュウジック・ビジュアライゼーションの第二の形式はーこれにはデニスやショウン達は左程興味をもってゐないービジュアライゼーションには劇的観念を重置するものである。即ちエモーショナルな色彩構造的梗概、韻律的な型、及一般的意味の中に、楽曲と舞踊を関連させる自勝手な舞踊形式を云ふ。
 〔解説〕 数年前、ルウス・セント・デニスは、音楽形式の最高のものたる、交響楽に考へを向けた。そして、それを目に見える舞踊の形式に、一層適正に翻移しやうとした。だが、一人の踊り手では、シンホニーをビジュアライズ(目に見えるやうにする事)するにしても、一個のバイオリンが、それを演奏する程度以上に出ない事が、初めから明であった。
 そこでデニスは「シンコリック・オーケストラ」と云ふ踊手の集団、即ち一人の踊り手が、交響楽の一楽器に当る編成のもとになれる集団を創造した。そして先づシューベルトの「未完成シンホニー」の一奏部をビジュアライズした。これは真の運動のオーケストレーションに対してなせる先駆的努力である。
 この大きな試みに次いでデニスは小曲をとってベートーベンの「ソナタ・バセテイック」を手始めにブラームスの名曲、初期古典作曲家の作品、及び近代に至る迄の諸種の名曲を手にかけたデニスはかくして、楽曲の建築的構造に極く密接に則って、これ迄インタープレテイブ・ダンサーやクラッシック・ダンサーのやって来たよりも一層密接な関連を以て楽譜とを結付けた。一方又 楽曲の情想的内容には、劇的表現を施して、音楽と舞踊との関係を一層密接にした。
 上の性質のものをミュジック・ビジュアライゼーションと云ふ
 一 ソナタ・パセディークー第一奏部(ベートーベン曲)  デニショウン・ダンサーウ
 二 歌劇「オルホイス」の舞踊音楽に依るグリーク・ベエール・プラスティーク(グック曲)  ルウス・セント・デニス女史
 三 ヴアルス・カプリス(シャミナード曲)  ドリス・ハンフレー嬢
 四 レヴオルーショナリー・エチュード(ショパン曲)  テッド・ショウン氏 グレーエム嬢 ヂエームス嬢 シャーマン嬢
 五 高翔(シューマン曲)  ドリス・ハンフレー嬢 ダグラス嬢 ヂエームス嬢 デイ嬢 シャーマン嬢
 六 ワルツ作品三十三番第十五(ブラームス曲)及び愛の夢(リスト曲)  ルウス・セント・デニス女史
 七 ヴアルツ・プリアント(アナ・ツツカ曲)  テッド・ショウン氏 及び総員

 第二、ソーチル  =古代トルテック伝説に拠る舞踊劇=

  音楽   ホーマグ・リュン氏
  振付   テッド・ショウン氏
  舞台意匠 フランシスコ・コルネジョー氏
  衣裳考案 テッド・ショウン氏及コルネジョー氏
       〔役割〕
  テパンカルッイン(トルテック王) テッド・ショウン氏
  ソーチル             ヂオルディ・グレーエム嬢
  ソーチルの父親          チャールズ・ワイドマン氏
  笛吹き男             ヂョォーヂ・スチーアース氏
     乙女、宮廷の踊後子等
  第一場 有史以前のメキシコに於ける或る部落
  第二場 トルテック王テパルカルチン王宮の内部
       〔梗概〕
 世にも稀なる美酒がマダエイの木からとれると云ふ事を、ソーチルの父 が知った。彼は娘と共にこの発見を齎して トルテック王の御前に伺向する。ソーチルが、王の為めに一曲舞ふ。酒に狂酔したトルテック王は彼女の上に恐ろしい考へを向けたそして、邪魔な父親は、だまされて部屋の外へつれ出された。が併し、突然起った娘の叫び声に、彼は急いでとってかへす。そして一撃のもとにナイフをテパンカルツィンに突つささうとした。が、この時、ソーチルは 優しい女の心から、命を許してやつてくれと父にたのむー。命拾ひをしたトルテック王は恋と感謝の中に、廷臣どもを呼び集めて、ソーチルを彼の最初の妻、トルテック女王に娶る事を證覧せしめる。      

 第三、小品舞踊

 一 天界の女王 マドンナの研究)
 二 グノッシーヌ(サタイ曲) ルウス・セント・デニス女史 テッド・ショウン氏
 三 バッブル・ダンス ウェンク曲) シャーマン嬢 ダグラス嬢 デイ嬢 ローレンス嬢 ヂエームス嬢 グレーエム嬢
 四 バイレリナ・ロール ドリス・ハンフリー嬢
 五 西班牙組曲
  (イ)ショール・プラステイク(西班牙舞踊曲第五グラナドス曲 ルウス・セント・デニス女史
  (ロ)タンゴ(ヂョナス曲)及びエレグリアス(ヴアルヴェルト テッド・ショウン氏
  (ハ)マラゲナ(モスコウスキー曲) ルウス・セント・デニス女史 テッド・ショウン氏
 六 庭園にてイ
  (イ)三人の娘 ダグラス嬢 グレーエム嬢 シャーマン嬢
  (ロ)一人ぼっちのピエロ  チャールズ・ワイドマン氏
  (ハ)ワルツ  グレーエム嬢 ダグラス嬢 シャーマン嬢 ワイドマン氏
 七 ヴアルス・デニショウン(ウェンク曲) ルウス・セント・デニス女史 テッド・ショウン氏 

 第四、エヂプシヤン・バレー  =古代埃及の造形芸術に拠って感示されたる舞踊組曲=

 一 地を耕す者      ルウス・セント・デニス女史 テッド・ショウン氏
 二 ソース神とホーラス神 ワイドマン氏 スチーアース氏
 三 タンボリンを持てる踊 ドリス・ハンフレー嬢 ダグラス嬢 デイ嬢 マルチン嬢 シャーマン嬢
 四 再生の踊       ルウス・セント・デニス女史 テッド・ショウン氏

    第二日 (十月十三日)

 第一、ミュジック・ビジュアライゼーション

 (定義、解説は第一日の分を御参照下さい)

 一 セカンド・アラベスク(デビュシイ曲)  ダグラス嬢 シャーマン嬢 デイ嬢
 二 アダーヂオ・パセティック(ゴダルド曲) テッド・ショウン氏
 三 スケルツオ・ワルスイル グンフリツ曲  ドリス・ハンフレー嬢
 四 アルバム・リーフとプレリュード、スクリアピン曲 デイ嬢 ワイドマン氏
 五 ドラシャウワルツ ドリス・ハンフレー嬢 デニショウン・ダンサース
 六 ワルツ作品三十三番第十五(ブラームス曲)及び愛の夢(リスト曲) ルウス・セント・デニス女史
 七 春の声(ストラウス曲) ダグラス嬢 グレーエム嬢 シャーマン嬢 デイ嬢 ヂェームス嬢 ワイドマン氏 スチーアース氏 ハンフレー嬢
 (解説) これはフローレンスに在るボチチェリイの名画「プリマベラ」に依って霊示された絵画的小品。

 第二、クワドロ・フラメンコ =西班牙のジプシー・ダンス=

 クワドロ・フラメンコとは、西班牙のアンダルシア地方のコンサート・ホールや、酒場の演奏になくてはならぬジプシーの踊子、歌手、ギター弾きの一団に與へられた名称である。
  音楽 ルイズ・ホースト編曲 テッド・ショウnウン氏が西班牙で集めた生粋西班牙曲の写譜より編曲せる物
  構想及振付 テッド・ショウン氏
 クワドロ・フラメンコ ダグラス嬢 グレーエム嬢 デイ嬢 ドリス・ハンフレー嬢 ワイドマン氏
 花売娘 ヂェームス嬢 シャーマン嬢 ホーリー嬢 コーレンス嬢
 セビラツ兒 スチーアース氏ビー・セント・デニス氏
 ラランダ名有な闘牛師 テッド・ショウン氏
 ラ・マカレナオ(踊り子ー全セビルの偶像) ルウス・セント・デニス女史

  場景
 セビルの町の或カフェーのコンサートホール。
  梗概
 大闘牛日の宵。カフェーの盛りはこれからと云ふ頃。商売に忙がしい花売娘や、ジプシーの姿が見える。
 ラ・マカレナークワドロ・フラメンコの一人である彼女は、綺麗な踊子で名高いセビルの町の、人気者である所からかう呼ばれてゐるのである。この美しいマカレナの唄に、カフェーの常連どもが、すっかり魅惑されてゐる処で幕があく。
 歌が終ると、仲間の踊子達が、各々に踊り出て、ジプシー・ダンスの粋を見せる。
 と、其処へラランダが、闘牛師の装ひ美々しく、揚々と入って來る。皆の者から、プラザ・ド・トロスに於けるその日の彼の午後の勝利を、話してほしいとせがまれる。クワドロ・フラメンコは、踊ったり、歌ったり、いよゝ夜の愉楽のふたをあけるラ・マカレナがカフェーへ戻って來る。
 長い間、彼女に恋してゐたラランダは、申込んだ求婚に対する色よい返事を要求する。
 そして、もし自分の花嫁になってくれるならば、全セビル一番の美しいショールを買ってやうと約束するマカレナは喜んでそれに同意する。ラランダは雀踊して隣のショール店へとんで行く、そして目も覚めるやうな綺麗な織物の一ぱいに入った箱をかゝへて戻って来る。一枚、一枚ひろげて見せる。
 五番目のショールと、一番最後のとが、マカレナの心を奪ったかくして婚約は成立する。満座の男女は、二人の婚約を、典型的なジプシー流で、祝福の歓騰に包んでやる。
 この舞踊は、ジプシーダンスの精髄の集りである。筋はなんでもないものであるが、この中に編み込まれた幾多のジプシ・ーダンスが 鑑賞の眼目である。これまで日本の舞台にも、可成り西班牙舞踊は上せられたが、恐らく今回のこのデニショウンに依って踊られるものが初めて日本にスペイン・ダンスの真髄を紹介するものと云へやう。

 第三、小品舞踊

 一 ヴアルス・ディレクトアール(ドリゴ曲) ルウス・セント・デニス女史 テッド・ショウン氏
 二 虐げられた恋(無音楽舞踊)       デニショウン・ダンサース    
   (解説) 「舞踊は、本質的に見る藝術である。そしてそれ自身完全な、独立的藝術である。それは音楽の伴奏に何等たよる事のない、独立的藝術である。」と云ふ信念のもとに、デニスが創作せるもの。
 三 黒の金のサリの踊 (ストウトン曲) ルウス・セント・デニス女史
   (解説) この舞踊でデニスは、印度の婦人が身飾りの主要品として身に纏ふサリーと云ふ長い織布を用ひる 因みにこのサリーは、もと印度皇女の持物だったものである。
 四 アメリカ・スケッチス
  (イ)雷鳥への祈願 (ジョーン・フィリップ・スーザ曲 テッド・ショウン氏
   (解説) インディアンの雨乞踊り。地べたに雨神の像を描いて、それに聖餐を供へて儀式を挙げる。すると雨が降って来ると云ふ儀式舞踊である。
  (ロ)クレオール・ベル (ゴットシャルク曲) ドリス・ハンフレー嬢
  (ハ)クラップシュッター (イーストウッド・レーン曲) チャールズ・ワイドマン氏
  (ニ)テキサスのホールをめぐりて (レーン曲) アン・ダグラス嬢 テッド・ショウン氏
  (ホ)グリンゴタンゴ (レーン曲) アーネスティン・デイ嬢 テッド・ショウン氏
  (ヘ)布哇島火山の女神ペレーの踊 (ヴォーアン曲) ルース・セントデニス女史
   (解説) 身にまとふ布は火山の溶岩の表徴である。
  (ト)ボストン・ファンシー ― 一八五四 (レーン曲) ローレンス嬢 ワイドマン氏 グレーエム嬢 スチーアース氏 シャーマン嬢 デニス氏 ハンフレー嬢 テッド・ショウン氏
   (解説) 是は今のアメリカのお婆さんどもが、娘時代にはやった、丁度今日のフォックス・トロットキャット・ステップであったスクエーヤ・ダンスの数片である。

 第四、エイソーアの幻想 =アルヂエリア舞踊劇=

  創作及演出 ルウス・セント・デニス女史
  振付    デニス女史 テッド・ショウン氏
  音楽    アール・エス・ストートン氏
  装飾パネル ニノ・ロンヂ氏
  衣裳    パール・ホイラー女史
    ショウン氏が北アフリカで求め来ったアルジェリア特有のもの。
      (役割)
 ウーリーダ(ウーレッドナイル族の娘)  ルウス・セント・デニス女史
 ベン・サーディ(エイソーアとなる若者) テッド・ショウン氏
 青衣の酋長               ジョーヂ・スチーアース氏
 緋衣の酋長               チャールズ・ワイドマン氏
  アトマ(カフェーの店主)       パール・ホイーラー氏
 トウニスより来れる二人の踊子      デイ嬢 ジェームス嬢
 ムール族の踊子             アン・ダグラス嬢
 ビスクラより来れる三人の踊子      グレーエム嬢 シャーマン嬢 ローレンス嬢
 アイシャ                ドリス・ハンフレー嬢
 音楽師、給仕人、其他
  第一場 ビスクラ近郊のシダイオクバの回々教寺院
  第二場 ファトマの家 アルジェリアのカフェー
    〔梗概〕
 或るウーレッド・ナイル族の娘が、一人の貧しい少年を恋してゐた。娘は種族のならはしに従って、アルジェリアのカフェーに売られ、其処で踊を踊って、一族の為めに金を得なければならなかった。娘と少年とは悲しい別れを告げる。少年は、其頃失意のと反動の中に、回々教寺院に入った。そして、一種の宗旨狂になって仕舞って、エイソーアと云ふ苦行僧になった。
 第一場の寺院の場に於て、私達は燥狂の踊を踊る失恋の彼を見る。この踊は、一種の病的興奮を表はさうとして振付けされたものである。踊り狂って、彼は、其場にばったりと倒れて、意識をなくしてしまふ。この失神の間に、彼の少年時代の恋人がマホメット楽園に侍姫として、彼の面前に立つ。女は踊る。そして彼に「ファトマ」と云ふさるアルヂェリアのカフェーに来たれと告げる。
 第二場 ファトマの家。北アフリカの各地の娘が 富めるアラブの娯みとして、此家に大勢集められて来てゐる。娘達は此処で各々に、自族の踊を踊るのである。アラビヤの酋長や、金持連が出入して、珍味やコーヒーが供されてゐる。と、其処へ若いエイソーア(苦行僧)が四圍に、注意を配り乍ら入って来る。恋人を見付ける。そして逃げやうと誘ふ。かくして愛に生きた二人の姿は、ひそかにアラビアの砂漠に消えた。  

   デニショウンの舞踊 

 時日 十月十二日 十月十三日 午後六時開演
 場所 岡崎 市公会堂

  御観覧料
    指定席 五圓
    一等席 参圓
    二等席 貳圓
    紅札席 壹圓

  主催 松竹合名会社
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『BALLET SERGE LIFAR』 (1952.10)

2011年07月25日 | 来日舞踊家 2
 表紙には、「BALLET SERGE LIFAR  TOKIO 1952」とある。内表紙には、「GALA DE BALLET SERGE LIFAR」などとある。30.2センチ。

 ・メッセージ        ジョルジュ・イルシュ
 ・フランス大使メッセージ
 ・招聘の言葉 〔下は、その一部〕

 このたび本社の招聘によってセルジュ・リファール氏一行が来日しましたが、今回のような一流メンバーからなる本格バレエ団の来朝は空前のことであり恐らく今後もあり得ないことと存じます。セルジュ・リファール氏はメエトル・ド・バレエ兼男性第一花形舞踊手として事実上国立劇場パリ・オペラ座の統率者であるとともにフランス近代バレエ興隆の功績者として永遠に光を失はぬ星であり現代世界バレエ界における偉大な舞踊家の一人であることは御存知の通りであります。リセット・ダルソンバル嬢は同じくオペラ座の首席エトワールとしてバレリーナの最高の地位にあり、アンヌ・ダイデ嬢はオペラ座はじまって以来の年若きエトワールとしてその天稟の才はもっとも将来を嘱望されている人、アレクサンドル・カリウジニー氏はリファール氏の再来とうたはれるオペラ座至宝の男性花形舞踊手であります。ピアニストのジャン・ラフォルジュ氏は先般コルテス嬢と共に来日して既に馴染深い人ですが、〔以下省略〕
           
                                                  1952.10  読売新聞社
 写真
 ・リファールとダイデ
 ・リセット・ダルソンヴァル

プログラム 第一 〔フランス語と日本語の二カ国語あり〕

   1回 10月6日(月) 午後6時   7回 10月13日(月) 午後6時
   2回 10月7日(火) 午後2時   8回 10月15日(水) 午後2時
   3回 10月7日(火) 午後6時   9回 10月16日(水) 午後2時  

 1 騎士と姫君     … ゴーベール
              リアンヌ ダイデ
              アレクサンドル・カリウジニー
 2 ロマンチック組曲  … ショパン
              リセット・ダルソンヴァル
              リアンヌ・ダイデ
              セルジュ・リファール
              アレクサンドル・カリウジニー
 3 二つの伝説     … リスト
    a. 聖フランシス鳥と語る
    b. 聖フランシス水を渡る   ピアノ独奏 ジャン・ラフォルジュ
 4 ロミオとジュリエット… チャイコフスキー
              リセット・ダルソンヴァル
              (※ リアンヌ・ダイデ)
              セルジュ・リファール
 5 牧神の午後     … ドビュッシイ
              セルジュ・リファール

          休憩

 6 キエフの大門    … ムソルグスキー
              ピアノ独奏 ジャン・ラフォルジュ
 7 白鳥の湖      … チャイコフスキー
              白鳥姫 リセット・ダルソンヴァル
                  (※ リアンヌ・ダイデ)
               黒い白鳥  リアンヌ。・ダイデ
                  (※ リセット・ダルソンヴァル)
 8 水の戯れ      … ラヴェル
   喜びの島      … ドビュッシイ
              ピアノ独奏 ジャン・ラフォルジュ
 9 白の組曲      … ラロ
              リアンヌ・ダイデ
              リセット・ダルソンヴァル
              セルジュ・リファール
              アレクサンドル・カリウジニー

        ピアノ伴奏 ジャン・ラフォルジュ ※は、7,8,9回に役替

 写真
  ・リアンヌ・ダイデ
  ・アレクサンドル・カリウジニイ

プログラム 第二 〔フランス語と日本語の二カ国語あり〕

   4回 10月9日(木) 午後2時   10回 10月17日(金) 午後2時
   5回 10月10日(金) 午後2時   11回 10月18日(土) 午後2時
   6回 10月10日(金) 午後6時   12回 10月18日(土) 午後6時  

 1 ジゼル       … アダム
              ジゼル  リアンヌ ダイデ
              (※ リセット・ダルソンヴァル)
              アルブレヒト  セルジュ・リファール
              ヒラリオン   アレクサンドル・カリウジニー
 2 くるみ割り  … チャイコフスキー
              リセット・ダルソンヴァル
              (※リアンヌ・ダイデ)
              アレクサンドル・カリウジニー
 3 第三バラッド    … ショパン
              ピアノ独奏 ジャン・ラフォルジュ
 4 祈り     … ベートーヴェン
              セルジュ・リファール

          休憩

 5 白鳥の死      … ショパン
              白鳥  リアンヌ・ダイデ
              狩人  セルジュ・リファール
 6 シルヴィア     … ドリーブ
              リセット・ダルソンヴァル
              アレクサンドル・カリウジニー
 7 第四ノクターン   … フオーレ
   奇妙なブウレ    … シャブリエ
              ピアノ独奏 ジャン・ラフォルジュ
 8 水の戯れ      … ラヴェル
   喜びの島      … ドビュッシイ
              ピアノ独奏 ジャン・ラフォルジュ
 9 コッペリア     … ドリーブ
              リアンヌ・ダイデ
              セルジュ・リファール
              アレクサンドル・カリウジニー

        ピアノ伴奏 ジャン・ラフォルジュ ※は、10,11,12回に役替 照明 大庭三郎

解説          蘆原英了
セルジュ・リファール 蘆原英了
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「サカロフ夫妻舞踊公演」 東京・関西・名古屋 (1934.9-10)

2011年04月22日 | 来日舞踊家 2
 表紙には、「世界的舞踊詩人・法悦の舞踊 クロチルド アレキサンダア サカロフ夫妻〔CLOTILDE ET ALEXANDRE SAKHAROFF〕舞踊公演 〔昭和九年:一九三四年〕9月23・25・26・27・29日 毎夕7時 日比谷公会堂」とある。22.3センチ、二つ折れ。 

 

 上演番組 (九月二十九日)

 第一部

1.ガボット      ‥‥ (バッハ曲)      ‥‥ アレクサンドル・サカロフ
2.陰鬱な踊り    ‥‥ (トウリナ曲)     ‥‥ クロチルド・サカロフ
3.宮廷の孔雀舞  ‥‥ (タープラン曲)    ‥‥ アレクサンドル・サカロフ
4.庭の少女     ‥‥ (モンポウ曲)     ‥‥ クロチルド・サカロフ
5.ゴヤに拠りて 第二番 ‥‥ (シヤブリエ曲) ‥‥ アレクサンドル・サカロフ

 第二部

1.プレリユウドとフウガ    ‥‥ (バッハ曲)      ‥‥ クロチルド・サカロフ 
                                     アレクサンドル・サカロフ
2.ソナチーヌ         ‥‥ (ラヴエル曲)     ‥‥ 
                                 ピアノ演奏 ウラドオ・ペルルムツテル
3.夏の果て         ‥‥ (シュトミツト曲)    ‥‥ クロチルド・サカロフ
4.ゴリウオツグのケーク・ウオーク  ‥‥ (ドビユツシイ曲)   ‥‥ アレクサンドル・サカロフ
5.春の詩          ‥‥ (クルグ-タンスマン曲) ‥‥ クロチルド・サカロフ

 第三部

1.サン・セバスチアンの殉教  ‥‥ (ドビツスイ曲)   ‥‥ アレクサンドル・サカロフ
2.デルフの舞姫         ‥‥ (ドビツスイ曲)   ‥‥ クロチルド・サカロフ
3.ゴヤに拠りて 第一番    ‥‥ (サラサーテ曲)   ‥‥ アレクサンドル・サカロフ
4.黒人の唄           ‥‥ (ギオン曲)      ‥‥ クロチルド・サカロフ
5.ノクターン           ‥‥ (シヨパン曲) ‥‥ ピアノ演奏 ウラドオ・ペルルムツテル
  ポロネーズ
6.ダンス             ‥‥ (バツハ曲)     ‥‥ アレクサンドル・サカロフ
                                     クロチルド・サカロフ

                                    衣装考案 アレクサンドル・サカロフ
  小野ピアノ店提供‥‥ホルゲールピアノ使用

 

 この写真は、サカロフ夫人〔Clotilde Sakharoff〕を表紙とした『週刊朝日』である。39センチ、38頁。
 その表紙には、「THE ASAHI WEEKLY EDITION 週刊朝日 第二十六巻 第十四号 (通巻第七百十三号) 昭和九年九月二十三日(日曜日)発行」などとある。
 この号の二三頁には、次の枠に囲まれた記載がある。

サカロフ夫妻来演    

 先年来朝してその高雅にして気品ある舞踊によりわれらを恍惚たらしめた夫妻の再来朝である。 
 その神技によつて快よき興奮を與へられる日もまた近い。
 (本紙表紙はサカロフ夫人の美しきポーズ)

 十月 三日 於京都市公会堂
 十月十二日 於神戸旧関西学院講堂
 十月 五日 於朝日会館
     七日
     八日 
     十日
 十月十八日 於名古屋市公会堂

 

 表紙には、「アレキサンダア クロチルド サカロフ 〔ALEXANDRE CLOTILDE SAKHAROFF〕 舞踊大公演 10月5・7・8・10日=大阪 朝日会館 ・ 10月3日=京都 華頂会館 10月12日=神戸 旧関学講堂 ・ 10月18日=名古屋 公会堂 毎夕7時 主催 朝日新聞社会事業団」とあり、上写真右には、「大風水害義捐金募集」ともある。26.6センチ、二つ折れ。

     

 第一番組 (京都 十月三日 大阪 十月五日・十日 神戸 十月十二日 名古屋 十月十八日)

     第一部
 1.メフイスト・ワルツ ‥‥ (リスト曲) ピヤノ独奏 ウラドオ・ペルルムツテル
 2.アプロヂツトへの祈祷 ‥‥ (ソウゲ曲) クロチルド・サカロフ
 3.サアカス幻想曲 ‥‥ (クライスラア曲) アレクサンドル・サカロフ
 4.陰鬱な踊り ‥‥ (トウリナ曲) クロチルド・サカロフ
 5.ゴヤに拠りて第二番 ‥‥ (シヤプリエ曲) アレクサンドル・サカロフ
 6.水の戯れ ‥‥ (ラヴエル曲) ピアノ独奏 ウラドオ・ペルルムツテル
 7.プレリユウドとフウガ(バツハ曲) クロチルドとアレクサンドル・サカロフ

     第ニ部
 1.奇妙なブウレ ‥‥ (シヤプリエ曲) アレクサンドル・サカロフ
 2.春の詩  ‥‥ (クルグ曲) クロチルド・サカロフ
 3.サン・セバスチヤンの殉教 (ドビツスイ曲) アレクサンドル・サカロフ
 4.夏の果て ‥‥ (シユミツト曲) クロチルド・サカロフ
 5.蝶 ‥‥ (シヨパン曲) アレクサンドル・サカロフ

     第三部
 1.浪の上にて ‥‥ (シユミツト曲) クロチルド・サカロフ
 2.プレリユウド ‥‥ (バツハ曲) アレクサンドル・サカロフ
 3.庭の少女 ‥‥ (モンポウ曲) クロチルド・サカロフ
 4.レスギンスカ ‥‥ (リアプノフ曲) ピアノ独奏 ウラドオ・ペルルムツテル
 5.ダンス ‥‥ (バツハ曲) クロチルドとアレクサンドル・サカロフ

 第二番組 (大阪 十月七日)

     第一部
 1.メフイスト・ワルツ ‥‥ (リスト曲) ピヤノ独奏 ウラドオ・ペルルムツテル
 2.浪の上にて ‥‥ (シュミット曲) クロチルド・サカロフ
 3.宮廷の孔雀舞 ‥‥ (クウプランークライスラア曲) アレクサンドル・サカロフ
 4.ワルツ ‥‥ (ショパン曲) クロチルド・サカロフ
 5.水の戯れ ‥‥ (ラヴヱル曲) ピアノ独奏 ウラドオ・ペルルムツテル
 6.プレリュウドとフウガ ‥‥ (バッハ曲) クロチルドとアレクサンドル・サカロフ

     第ニ部
 1.アプロヂツト ‥‥ (ソウゲ曲) クロチルド・サカロフ
 2.ゴヤに拠りて第二番  ‥‥ (シヤブリエ曲) アレクサンドル・サカロフ
 3.陰鬱な踊り ‥‥ (トゥリナ曲) クロチルド・サカロフ
 4.奇妙なブウレ ‥‥ (シヤブリエ曲) アレクサンドル・サカロフ
 5.春の詩 ‥‥ (クルグ曲) クロチルド・サカロフ

     第三部
 1.サアカス幻想曲 ‥‥ (クライスラア曲) アレクサンドル・サカロフ
 2.庭の少女 ‥‥ (モンポウ曲) クロチルド・サカロフ
 3.サン・セバスチアンの殉教 ‥‥ (ドビツスイ曲) アレクサンドル・サカロフ
 4.レスギンスカ ‥‥ (リアプノフ曲) ピアノ独奏 ウラドオ・ペルルムツテル
 5.ダンス ‥‥ (バツハ曲) クロチルドとアレクサンドル・サカロフ

 第三番組 (大阪 十月八日)

     第一部
 1.水の戯れ ‥‥ (ラヴエル曲) ピヤノ独奏 ウラドオ・ペルルムツテル
 2.デルフの舞姫 ‥‥ (ドビツスイ曲) クロチルド・サカロフ
 3.プレリュウド ‥‥ (バッハ曲) アレクサンドル・サカロフ
 4.浪の上んて ‥‥ (シュミット曲) クロチルド・サカロフ
 5.ゴヤに拠りて 第二番 ‥‥ (シヤブリエ曲) アレクサンドル・サカロフ
 6.プレリュウドとフウガ ‥‥ (バッハ曲) クロチルドとアレクサンドル・サカロフ

     第ニ部
 1.陰鬱な踊り ‥‥ (トゥリナ曲) クロチルド・サカロフ
 2.サアカス幻想曲  ‥‥ (クライスラ曲) アレクサンドル・サカロフ
 3.アプロヂツトへの祈願 ‥‥ (ソウゲ曲) クロチルド・サカロフ
 4.奇妙なブウレ ‥‥ (シヤブリエ曲) アレクサンドル・サカロフ
 5.春の詩 ‥‥ (クルグ曲) クロチルド・サカロフ

     第三部
 1.サン・セバスチアンの殉教 ‥‥ (ドビツスイ曲) アレクサンドル・サカロフ
 2.夏の果て ‥‥ (シュミット曲) クロチルド・サカロフ
 3.蝶 ‥‥ (ショパン曲) アレクサンドル・サカロフ
 4.庭の少女 ‥‥ (モンポウ曲) クロチルド・サカロフ
 5.レスギンスカ ‥‥ (リアプノフ曲) ピアノ独奏 ウラドオ・ペルルムツテル
 6.ダンス ‥‥ (バッハ曲) クロチルドとアレクサンドル・サカロフ

     ピアノ ウラドオ・ペルルムツテル
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「サカロフ夫妻舞踊公演」 京都・大阪・東京 (1931.2)

2011年04月22日 | 来日舞踊家 2
 表紙には、「クロチルド及びアレキサンダア サカロフ 〔CLOTILDE ET ALEXANDRE SAKHAROFF〕 夫妻舞踊大公演」とある。26.2センチ、6頁〔写真1頁〕。

 

 〔昭和六年:一九三一年〕「午後七時 於 朝日会館 主催 朝日新聞社会事業団」で、大阪公演が二月十五日・十六日・廿ニ日・廿三日で、京都公演が十三日である。

    

  大阪公演第一夜、第二夜 
   名古屋公演

   プログラム

      第一部

 1.「エアー」        … ピエル・ライトリンゲル独奏   … グルック曲
 2.「曲馬団の幻想」     … アレキサンダア・サカロフ    … フレスコバルデイ曲
 3.「黄昏に寄する讃歌」   … クロイチルド・サカロフ     … ヴヰエルモオ曲
 4.「ギター」        … アレキサンダア・サカロフ    … モスコウスキイ曲
 5.「完き幸福」       … クロチルド・サカロフ      … シュウマン曲
 6.a)「エチュウド」     … マアセル・カヴォ独弾      … ショパン曲
   b)「愛の夢」       … マアセル・カヴォ独弾      … リスト曲
 7.「舞曲」         … サカロフ夫妻          … バッハ曲
 8.a)「変奏曲」       … ピエル・ライトリンゲル独奏   … タルテイニ=クライスラア曲
   b)「円舞曲」       … ピエル・ライトリンゲル独奏   … ブラアムス曲
 9.「ガヴォット」      … アレキサンダア・サカロフ    … バッハ曲
 10.「春の歌」        … クロチルド・サカロフ      … クルッグ曲

      休憩十五分

      第二部

 1.a)「グラナダ」      … マアセル・カヴォ独弾      … アルベニツ曲
   b)「将軍ラヴアン」    … マアセル・カヴォ独弾      … デプシイ曲
 2.「牧童」         … クロチルド・サカロフ      … デプシイ曲
 3.「パヴアヌ・ロワイヤール … アレキサンダア・サカロフ    … クウプラン=クライスラア曲
 4.「デルフェの踊子」    … クロチルド・サカロフ      … デプシイ曲
 5.「ゴリイウォグのケエク・ウォウク アレクサンダア・サカロフ  … デブシイ曲
 6.「黒人の歌」(アメリカの印象)  クロチルド・サカロフ    … ギヨン曲
 7.「ゴヤに寄す」      … アレキサンダア・サカロフ    … サラサアテ曲
 8.a)「亜麻髪の娘」     … ピエル・ライトリンゲル独奏   … デブシイ曲
   b)「蜜蜂」        … ピエル・ライトリンゲル独奏   … シュベルト曲
 9.「浪漫的円舞曲」     … サカロフ夫妻          … ショパン曲 

 大阪公演第三夜、第四夜 
     京都公演

    プログラム

      第一部

 1.「サラバンド舞踏曲」   … ピエル・ライトリンゲル独奏   … ムウレ=ダンドロー曲
 2.「春」          … クロチルド・サカロフ      … ミロー曲
 3.「ギター」        … アレキサンダア・サカロフ    … モスコウスキー曲
 4.「円舞曲」        … クロチルド・サカロフ      … ショパン曲
 5.「成上がり貴族のメヌエット」 … アレキサンダア・サカロフ  … リュリー曲
 6.a)「子守歌」       … マアセル・カヴォ独弾      … ショパン曲
   b)「円舞曲」       … マアセル・カヴォ独弾      … ショパン曲
 7.「舞曲」         … サカロフ夫妻          … バッハ曲
 8.a)「プレリュードとアレグロ」 … ピエル・ライトリンゲル独奏 … プニアニー=クライスラア曲
   b)「モーマン・ミュジカル」  … ピエル・ライトリンゲル独奏 … シュウベルト曲
 9.「月の光」        … アレキサンダア・サカロフ    … デブシイ曲
 10.「春の歌」        … クロチルド・サカロフ      … クルッグ曲

      休憩十五分

      第二部

 1.「プレリュードとフーゲ」 … アレキサンダア・サカロフ    … バッハ曲
 2.「火の鳥」の子守唄    … クロチルド・サカロフ      … ストラウインスキー曲
 3.「ゴリイウォグのケエク・ウォウク」 アレクサンダア・サカロフ … デブシイ曲
 4.「黒人の歌」(アメリカの印象)  クロチルド・サカロフ    … ギヨン曲
 5.「ゴヤに寄す」      … アレキサンダア・サカロフ    … サラサアテ曲
 6.a)「支那の太鼓」     … ピエル・ライトリンゲル独奏   … クライスラア曲
   b)「リゴドン舞曲」    … ピエル・ライトリンゲル独奏   … フランクウル=クライスラア曲
 7.「赤い円舞曲」      … サカロフ夫妻          … ショパン曲

 

 表紙には、「アンナパヴロワ追悼記念 サカロフ夫妻訣別舞踊公演番組 昭和六年二月十七・十八日両日(毎夕七時開演) 第一演目二月十七日 日比谷公会堂」とある。19センチ。

 

 第一演目 二月十七日(火)上演


  第一部

 1 エア(グルツク曲) … 提琴独奏 ピエエル・ライトリンジエル氏
 2 小さき羊飼ひ(ドビツスイ曲) … クロチルド・サカロフ夫人
 3 ギタア(モスコウスキイ曲) … アレグザンドル・サカロフ氏
 4 完き幸福(シユウマン曲) … クロチルド・サカロフ夫人
 5 ガヴオツト(バツハ曲) … アレグザンドル・サカロフ氏
 6 a 子守唄(シヨパン曲) … 洋楽独奏 マルセル・ガヴオ氏
   b ワルツ(シヨパン曲)
 7 ダンス(バツハ曲) … クロチルド・サカロフ夫人
               アレグザンドル・サカロフ氏
 8 a ヴアリエエシヨン(タルチニ=クライスラ作曲) 提琴独奏 ピエエル・ライトリンジエル氏
   b ワルツ(ブラアムス曲)
 9 月の光(ドビツスイ曲) … アレグザンドル・サカロフ氏
 10 春の光(クルグ曲) … クロチルド・サカロフ夫人

  十五分休憩

  第二部

 1 a ヴイリアネスカ(グラナドス曲) 洋琴独奏 マルセル・ガヴオ氏
   b ラヴイヌ将軍 … 風変りな(ドビツスイ曲)
 2 成上り者のミユニエツト(リユリ曲) … アレグザンドル・サカロフ氏
 3 デルフの舞姫(ドビツスイ曲) … クロチルド・サカロフ夫人
 4 ゴリウオグのケイク・ウオオク(ドビツスイ曲) … アレグザンドル・サカロフ氏
 5 黒人の歌=アメリカの印象(グイオン曲) … クロチルド・サカロフ夫人
 6 ゴヤに拠りて(サラサアテ曲) … アレグザンドル・サカロフ氏
 7 a 亜麻色の髪を持てる少女(ドビツスイ曲) 提琴独奏 ピエエル・ライトリンジエル氏
   b 蜜蜂(シユウベルト曲)
 8 ロマンチツクなワルツ(シヨパン曲)
      アンナ・パヴロワ夫人の霊に捧ぐ … クロチルド・サカロフ夫人
                        アレグザンドル・サカロフ氏

     衣裳考案 アレグザンドル・サカロフ氏
     衣裳製作 巴里ポオル・ポアレ商会

            エラアル・ピアノ使用
            銀座 小野楽器店
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『デニショウン大舞踊団演目解説』 宝塚大劇場 (1925.10)

2011年04月22日 | 来日舞踊家 2
 表紙〔ドリス・ハンフレー嬢:Doris Humphrey〕には、「デニショウン大舞踊団演目解説 (宝塚グラフ第拾五号) 宝塚少女歌劇団発行」とある。奥付には、「大正十四年〔一九二五年〕十月二日発行、著作権 宝塚少女歌劇団、発行所 阪神急行電鉄株式会社」などとある。22.2センチ、写真8頁(24葉)・記事目次と本文など計36頁・英文演目解説8頁ほかである。
 
 下は、記事目次。

 一 デニショウン大舞踊団を迎ふ 
 ニ ラス・セント・デニスとその舞踊観に就て (寺川信) 
 三 デニショウン大舞踊団一行 
 四 デニショウン大舞踊団演目 
   第一回(十月二日ー四日) 
   第二回(十月五日ー七日) 
   第三回(十月八日ー十日) 
   第四回(十月十一日)

 下は、「デニショウン大舞踊団を迎えて」の一部。 〔下の写真は、『帝劇招聘 世界的芸術家』より〕

 

 デニショウンといふ名称はルウス〔ルース〕・セント・デニス〔Ruth St. Denis〕女史のデニス 、夫君テッド・ショウン〔ショーン〕〔Ted Shawn〕氏のショウンとを組合わせた比翼名前で、両氏が一九一六年結婚記念として舞踊学校を創立した際、校名としてはじめて冠したのであります。

 デニスは言ひます。「今や舞踊はルネサンス時代にある。古きものから新しきものへいろヘの創作が生まれてゆくと思ふが、私は、私の国アメリカにアメリカ人としての本当の創作をしてゆきたい

 舞踊は私にとつて半ば宗教である。もしさうでないならば最早や私は踊れません。

 下は、そのプログラム〔細目・解説・梗概など省略〕
 
 Program         演目

     

No.1. (2th.-4th. Oct.)   第一回(十月二日ー四日)

 1.Music Visualizations      一 ミュウジック・ビジュアリゼイション
 2.Cuadro Flamenco      二 クワドロ・フラメンコ ースペインのジプシー・ダンスー
 3. Divertissements        三 小品舞踊
 4.The Vision of the Aissoua  四 エイソーアの幻想 ーアルヂエリア舞踊劇ー

No.2. (5th.-7th. Oct.)   第二回(十月五日ー七日)

 1.The Spirit of the Sea     一 海の精  ー舞踊詩ー
 2.The Feather of the Dawn   ニ 黎明の獵鳥 〔上左〕
 3.Divertissements        三 小品舞踊
 4.Straussiana           四 ストラウシアナ
 5.Ishtar of the Seven Gates  五 七つの門のイシユター ー恋と創造の女神、バビロンのアフロダイトの神秘なる舞踊ー 〔上中〕 

No.3. (8th.-10th. Oct.)   第三回(十月八日ー十日)

 1.Music Visualizations      一 ミユウジック・ビユジアリゼイション
 2. Xochitl              二 ソーチル ートルテツクの太古の口碑に基づける舞踊劇ー
 3.Divertissements        三 小品舞踊
 4.Egyptian Ballet         四 エヂプシヤン・バレー ー古代のエヂプト芸術に刺激されて生れ出た数種の舞踊ー 〔上右〕 

No.4. (11th)         第四回(十月十一日) 
                    
                    前三回の演目中から好評であつたものを選択上演致します。


 ◎ 表紙には、「デニショウン大舞踊団 宝塚公演演目 (〔大正十四年:一九二五年〕十月五日=七日 夕七時開演) 於宝塚大劇場」とあり、表紙裏ではさらに「第二回公演演目 (十月五日=七日)」ともある。二つ折り、横17センチ。
 下は、その演目。

 1、海の精(舞踊詩)
   セント・デニス 〔Ruth St. Denis〕女史 ハンフレー 〔Dorisu Humphrey〕嬢 デイ嬢
   ダグラス嬢 シヤーマン嬢 ジエームス嬢
   テツド・シヨウン〔Ted Shawn〕氏
 2、黎明の獵鳥(ブエブロー牧歌)
   テツド・シヨウン氏 デイ嬢 ローレンス嬢 外総員
 3、小品舞踊
   一、ギャーランド・プラスティーク及びシューベルトのワルツ
      セント・デニス女史
   二、セレナード・ダムーア
      ハンフレー嬢
   三、フラメンコ・ダンス及び四人の踊
      テツド・シヨウン氏 ワイドマン氏
      デイ嬢 グレーエム嬢
   四、孔雀物語(ロス曲)
      セント・デニス嬢
   五、ヴルス作品第十四番(ショパン曲)
      ダグラス嬢 グレーエム嬢
   六、パウアーン
      ホーロース嬢 スチーアース氏
   七、ダンス・アメリケン(テンド・モウレイ曲)
      ワイドマン氏
   八、アプラセスの踊
      ダグラス嬢 シヤーマン嬢 ジエームス嬢
   九、東方印度人ノーチ(カドマン曲)
      セント・デニス女史
  4、ストラウシナ
   一、ウインナの森の誘ひ
      デニシヨウン・ダンサース
   二、あひびき(ポルカ・マズルカ)
      セント・デニス女史
   三、伯爵夫人と軽騎兵(マズルカ)
      セン・トデニス女史 テツド・シヨウン氏
   四、オペラから来た踊子(ポルカ)
      ハンフレー嬢
   五、三人の軽騎兵(ラデツキイ行進曲)
   六、ウインナの夜(ワルツ)
      総員
 5、七つの門のイシュター(神秘的舞踊劇)
      セント・デニス女史 ハンフレー嬢
      テツド・ショウン氏 ワイドマン氏 外総員

 また、末尾に、次の広告文がある。

 奇麗な写真十数葉、わかり易い説明、デニショウン舞踊団演目解説(特価卅銭)は、好舞踊家の必読書であります。 場内売店へ‥‥‥‥

 ※ 文中の写真は、本書に掲載のもの。〔デニス夫妻の写真を除く〕
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『デニショウン大舞踊団』 帝国劇場 (1925.9)

2011年04月22日 | 来日舞踊家 2
 表紙には、「デニショウン大舞踊団  写真・解説・演目 帝国劇場」などとあり、奥付には「大正十四年〔一九二五年〕九月一日発行」などとある。22.2センチ、写真8頁・解説 演目 62頁・英文プログラム10頁。
 
 記事目次〔細目など省略〕

 一 デニショウンの舞踊芸術
 ニ デニショウン大舞踊団一行
 三 デニショウン大舞踊団演目

 下は、そのプログラム〔細目・解説・梗概など省略〕
 
 Program         演目

       

No.1. (1th.-5th. Sept.)  第一回(九月一日ー五日)

 Ⅰ.Music Visualizations     一 ミュウジック・ビジュアライゼーション
 Ⅱ.Divertissements       ニ 小品舞踊
 Ⅲ.The Vision of the Aissoua 三 エイソーアの幻想 =アルヂェリア舞踊劇= 〔上の写真:左から1枚目〕

  

No.2. (6th.-10th. Sept.)  第二回(九月六日ー十日)

 Ⅰ.The Spirit of the Sea   一 海の精  =舞踊詩= 〔2枚目〕
 Ⅱ.Xochitl            ニ ソーチル =古代トルテック伝説に拠る舞踊劇=
 Ⅲ.Divertissements      三 小品舞踊
 Ⅳ.Egyptian Ballet         四 エヂプシャン・バレー =古代埃及の造形芸術に拠って感示されたる舞踊組曲=

No.3. (11th.-15th. Sept.) 第三回(九月十一日ー十五日)

 Ⅰ.Music Visualizations     一 ミュウジック・ビジュアライゼーションス
 Ⅱ.The Feather of the Dawn  ニ 暁の羽毛 =ブエブロー牧歌=
 Ⅲ. Divertissement        三 小品舞踊
 Ⅳ. Cuadro Flamenco       四 クワドロ・フラメンコ =西班牙のジプシー・ダンス= 〔3枚目〕  

No.4. (16st.-20th. Sept.)  第四回(九月十六日ー二十日)

 Ⅰ.Straussiana           一 ストラウシアナ
 Ⅱ.Divertissement         ニ 小品舞踊
 Ⅲ.Ishtar of the Seven Gates  三 七つの門のイシユター =バビロニアのアフロダイト(恋と創生の女神)の神秘的舞踊= 〔下の写真:『国際写真情報』 第四巻 第十二号 より〕

  

 Ⅳ. Egyptian Ballet

No.5. (21st.-25th. Sept.)  第五回(九月廿一日ー廿五日)

                 前四回の演目中から好評であつたものを選択上演致します。

 ※ 文中の写真は、当時のブロマイド絵葉書より〔「七つの門」を除く〕。
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