蔵書目録

明治・大正・昭和:来日舞踊家、音楽教育家、来日音楽家、音譜・楽器目録、士官教育、軍内対立、医学教育、林彪、北京之春 

「写声機平円盤発売」 広告 天賞堂 (1905.3)

2016年07月16日 | 明治 音譜目録 天賞堂
 
 ⦿廿世紀大発明 寫聲機平圓盤發賣

 ●曲譜大形 價壹圓七拾五銭以上御五圓迄 ●器械 價参拾六圓以上七拾五圓迄

 軍隊用   { 観兵式奏楽、旅順港進軍、扇ノ的、月ト陣、黄海大捷外数十種
 傷病兵士慰問用 { 義光武勇錦の旗、七生魂、北白川宮殿下臺灣行、外数十種
 学校用   { 教育勅語、君ガ代及天長節、楠公櫻井駅、函根八里外数十種
 家庭用   { 子寶、慈善、仙臺萩、金太郎、大江山、桃太郎、兎ト亀外数十種
 祝宴用   { 高砂、鶴亀、老松、雛鶴三番叟、八千代獅子、外数十種
 練習用   { 謡曲、唱歌、長唄、常磐津、義太夫、清元、草笛外数十種

 

 平圓盤奏曲者

 陸軍軍楽隊 寶生九郎 観世清康 杵屋六左衛門 芳村伊十郎 常磐津林中 吉水経和 橘知定 納所辨次郎 合田春悦 竹本相生太夫 清元 彌生太夫 長原 梅園社中 其他諸大家数十名

 寫聲機平圓盤は米国の発明に係り紐育コロンビヤ会社は当初より此製作に従事し今日にては専売特許を有する所にして世界中最良無比の名声を博せり同会社は東洋に於ける一手販売を特に本堂に委嘱せられたり
 本堂は黽勉励精以て大方諸君の尊意に満つべきを期し敢て ざるを信ずるなり

 日本、清国、朝鮮一手販売元 東京市京橋区尾張町二丁目(電話新橋三三三、三一五三) 天賞堂

 (出張所所在地) 東京市神田、横浜市、大阪市、広島市、長崎市、名古屋臨時、熊本臨時、小樽臨時
   
    寫聲機平圓盤曲名一覧御希望の方は郵税貮錢封入御申越あれ

  ⦿無料贈呈(明治卅七年十一月増訂)天賞堂営業一覧(送費四銭)

 上の広告文は、明治三十八年三月発行 の『新家庭』 新家庭社 第一巻第四号 の裏表紙にある。

 なお、この号には、次の文も掲載されている。

 〇寫聲機平圓盤

 

 藤紫白君は、上中の新家庭に向く日用品を紹介してをらるゝが、私は同君の驥尾 しり に附いて、遥然 ずつ と風の変つた、極めて貴族的な、併しながら今後 これから 普及せらるべき家庭品を紹介しましやう。それは近頃貴族社会に持て囃されてゐる新輸入品寫聲機平圓盤であります。是は二十世紀の初頭 はじめ に、蓄音機発明者デインター氏及マクドナルド氏、電気発明者エジソン大博士、電話発明者ベル大博士等協同の上に成功した大発明で、常に娯楽を以て、生活の大要素なりとしてゐる米国の人士をして、驚嘆せしめた精神的慰楽の要具、日本に輸入 はつ つたのは僅に二三年前一一昨年でありますが、従来の不完全な、脆弱な蝋管の蓄音機に比べると、殆ど天地の相違で一度 ひとたび 聲を吹き込むと、むしろ吹きこんだ人間 ひと の聲よりも大きく、爾 さう して朗らかに聲が發 で る、一年位は、完全に、その聲は保つてゐるといふ不思議の発明品であるのです。一度天賞堂江澤氏の手で、我国へ輸入さるゝや、青山御所、高輪御殿、有栖川宮家を初め奉 たてま つり、大名華族の家庭に、逸早く歓迎せられ、今や悪習に充てる富豪の家庭にも迎へらるゝに至つた。加之 しかのみならず 、軍隊用、学校用、宴会用等にも用ゐられて、月一ト月に、彼の絃妓等の勢力を奪ひつゝあるのは、時運の然らしむるとはいへ、寔 まこ とに喜ばしき現象であります。代価大形は七十五圓、中形は四十八圓、小形は三十六圓ださうに聞いて居ります。なほ異日を期して、寫聲機に拘はる種々の逸話を記るして、精神的娯楽の奨励の用に充てようと思ひます。  (塔村)
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『美音の栞り』 第三編 天賞堂本店 2 (1908.6)

2016年06月22日 | 明治 音譜目録 天賞堂
 

 上の写真は、明治42年〔1909年〕7月11日の消印のある天賞堂の発送通知のハガキに掲載されたもの。

 ⦿俗曲雑歌之部

 〇御座付(三下り)    (第四七、七八七号) 吉原 お定 お夏 喜代次
 〇御座付三下り(土手の蛍)(第四七、六八三号) 新橋 喜代次 とめ子 直次 須磨子
 〇御座付(三下り、都々逸)(第四七、七二五号) 唄 新橋 喜代次 三弦 とめ 三弦 直次 三弦 須摩子
 〇御座付(三下り)    (第四七、六四二号) 布袋家お定 吉野川小冬 浜田家三三
 〇御座付(都々逸)    (第四七、六二九号) 三遊亭小伝遊 柳亭茶楽 三遊亭右喜代 柳亭お喜代
 〇御座付(三下り)    (第四七、五三一号) 大阪家新吉

 ⦿端唄之部

 〇潮来節(笛入)     (第四七、六三九号) 唄、三弦、笛 布袋屋お定 大小鼓 宝山左衛門
 〇槍錆          (第四七、六四三号)
 〇保名物狂(大小鼓入)  (第四七、五六二号) 同上
 〇虫の音         (第四七、五六一号) 同上
 〇紀伊の国        (第四七、六五一号) 唄 三弦 布袋屋お定

 ⦿都々逸之部

 〇都々逸(字余り)    (第四七、六五八号) 唄 三弦 小山うた子 布袋屋お定
 〇私しが国さ       (第四七、七三八号) 柳家千代香
 〇淀の川瀬        (第四七、七六四号) 千歳米坡
 〇昔噺桃太郎       (第四七、五六五号) 新橋 花の家花香 外二名
 〇富士の裾野       (第四七、六七一号) 新橋 花の家花香 外一名
 〇富士や浅間(文屋節)  (第四七、六八二号) 唄 三弦 新橋直次
 〇春雨(合奏)      (第四七、六五七号) 法界連
 〇浪の上にも       (第四七、七四七号) 千歳米坡
 〇宇治は茶所       (第二二一八号)   唄 芳原清子 三弦 定子 三弦 夏子
 〇夕暮(馬子唄入)    (第二九六六号)   唄 笑福亭円若 三弦 多ね子
 〇槍錆          (第二九六七号)   唄 笑福亭円若 三弦 多ね子
 〇新潮来         (第二九六三号)   唄 笑福亭円若 三弦 多ね子
 〇雪は巴に        (第四七、五一六号) 三遊亭右喬
 〇御所の庭        (第四七、七八五号) 唄 吉原 お定 三弦 お夏 三弦 喜代次
 〇京の四季        (第二一六六号)   唄 新橋 喜代次 三弦 登女 三弦 直次
 〇松尽し(忠臣蔵替唄)  (第四七、五九三号) 唄 春風亭枝雀 三弦 柳亭お喜代
 〇浪の上にも(二下り)  (第四七、五三〇号) 大坂家新吉
 〇風流船揃ひ       (第四七、五三四号) 唄 杵屋勝助 三弦 大阪家新吉
 〇海妟寺         (第四七八六七号)  柳家千代香

 ⦿大津絵之部
 
 〇大津絵         (第四七、五三二号) 大阪家新吉
 〇赤牛の愚痴       (第四七、五一一号) 唄 三遊亭小伝遊 三弦 同 右喜代

 ⦿俗歌雑曲之部

 〇有明節         (第四七、七九四号) 柳家千代香
 〇有明け、磯節      (第二二一三号)   唄 吉原定子 三弦 清子 三弦 夏子
 〇磯節          (第二九七〇号)   唄 笑福亭円若 三弦 たね子
 〇縁かいな        (第四七、六三二号) 三遊亭小伝遊
 〇縁かいな、東雲節    (第四七、六五六号) 法界連
 〇都々逸(文句入)    (第四七、五二六号) 都々逸扇歌
 〇同           (第四七、五九九号) 都々逸扇歌
 〇都々逸         (第四七、七五四号) 吉原 お定 お夏 喜代次
 〇深川節         (第四七、七八四号) 吉原 お定 お夏 喜代次
 〇都々逸(文句入)    (第二九六九号)   唄 笑福亭円若 三弦 たね子
 〇都々逸(追分入)    (第四七、五八八号) 三遊亭右喬
 〇都々逸(清元文句入)  (第四七、五八四号) 三遊亭小伝遊
 〇都々逸         (第四七、六〇七号) 大阪家新吉
 〇端唄(松風)
 〇都々逸(木遣くづし入) (第四七、六〇八号) 大阪家新吉
 〇都々逸とイツチヤゝ   (第四七、五二〇号) 唄 春風亭楓枝 三弦 柳亭お喜代
 〇トッチリトン      (第四七、五二一号)
 〇トッチリトン      (第四七、五〇三号) 宝集家金之助
 〇トッチリトン      (第四七、五〇四号) 宝集家金之助
 〇木遣節春雨       (第四七、五二四号) 都々逸扇歌
 〇三階節         (第四七、五二五号)
 〇米山甚句(詩入)    (第四七、七九三号) 柳屋千代香
 〇米山甚句(詩入)    (第四七、七九五号) 柳屋千代香
 〇米山甚句(詩入)    (第四七、七九二号) 柳屋千代香
 〇米山甚句と東郷節    (第四七、六四〇号) 蔦新佐野家なる子
 〇米山甚句(詩入)    (第四七、五三七号) 唄 柳亭芝雀 ヴァイオリン 田中正風
 〇サノサ節        (第四七、五三八号)
 〇さうだよ、甚句     (第四七、五五五号) 大阪家新吉
 〇住吉          (第四七、六四四号) 唄 浜田家三三 三弦 布袋家お定
 〇伊勢音頭        (第四七、五七三号) 新富町 尾張屋安子 新駒屋光子 玉香川勝代 新駒屋お駒 福香川壽々
 〇伊勢音頭        (第四七、六三三号) 唄 三遊亭小伝遊 唄 柳亭茶楽 三弦 三遊亭右喜代 三弦 柳亭お喜代
 〇名古屋甚句、相撲甚句  (第四七、五三三号) 大阪家新吉
 〇二上り甚句(ヴァイオリン入) (第四七、六一三号) 唄 柳亭芝鶴 奏曲 田中正風
 〇野毛の山        (第四七、五七二号) 尾張屋安子 新駒屋光子 玉香川勝代 新駒屋お駒 福香川壽々
 〇金閣寺         (第四七、六〇五号) 大阪家新吉
 〇伝馬おろして
 〇どんどと
 〇サノサ節とラッパ節   (第四七、五六六号) 新橋 花の家花香 外二名
 〇トッチリトン      (第四七、五六七号) 新橋 花の家花香 外二名
 〇関西ラッパ節      (第四七、五二二号) 唄 春風亭楓枝 三弦 柳亭お喜代
 〇東郷節         (第四七、五六八号) 新橋 花の家花香 外二名
 〇塩釜甚句        (第四七、六七〇号) 新橋 花の家花香 外二名
 〇法界節(尺八入)    (第四七、六五二号) 法界連
 〇法界節(掛合噺)    (第四七、六五九号) 法界連
 〇ラッパ節、サノサ節   (第四七、六五三号) 法界連
 〇サノサ節        (第四七、五一二号) 唄 三遊亭小伝遊 三弦 柳亭右喜代
 〇五目義太夫       (第四七、五二三号) 春風亭技雀 柳亭お喜代
 〇ヨカチヨロ節      (第二九九四号)   三遊亭小遊三
 〇チョイトチョイト節   (第四七、五二九号) 大阪屋新吉
 〇なんならさー
 〇ふいとさ
 〇注意節         (第二九、九二号)  三遊亭小遊三
 〇私か国さ        (第四七、六七二号) 新橋 花の家花香
 〇忍路高島        (第四七、六八九号) 札幌 歌次
 〇何卒々々        (第四七、六九二号) 札幌 歌次
 〇雨にたゝかれ      (第四七、六九三号) 札幌 歌次
 〇二上り新内       (第四七、六九四号) 札幌 歌次
 〇追分節         (第四七、五三五号) 唄 柳亭芝鶴 尺八 田中正風
 〇縁かいな        (第四七、五七六号) 唄 柳亭芝鶴 ヴァイオリン 田中正風
 〇二上り新内       (第四七、六四六号) 芳町 吉野川小冬 浜田家三三
 〇二上り新内       (第四七、六四七号) 唄 三弦 布袋家お定
 〇二上り新内       (第四七、七六三号) 千歳米坡
 〇追分節         (第四七、八七三号) 千歳米坡
 〇二上り新内       (第四一、一八六号) 唄 吉原 お定 三弦 お夏 同 喜代次

  明治四十一年六月十五日発行 ⦅非売品⦆

  編輯兼発行者 江沢金五郎
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『美音の栞り』 第三編 天賞堂本店 1 (1908.6)

2016年06月22日 | 明治 音譜目録 天賞堂
   

   平圓盤レコード 
 美音の栞り 第参編    東洋一手販売元 天賞堂本店

 宮内省御用品
 青山御所御用品
 高輪御所御用品
 韓国皇室御用品
 有栖川宮家御用品
 伏見宮家御用品
 小松宮家御用品
 北白川宮家御用品
 閑院宮家御用品
 東伏見宮家御用品
 梨本宮家御用品
 華頂宮家御用品

   
 
   最新式 平円盤写声機   (一名)音楽之写真


 〔以下、項目名のみ、文は省略〕

 ●天賞堂の光栄
 ●天賞堂の授賞
 ●四度御買上を賜はる


 
 平円盤レコード 美音の栞り 第参編

  序

 写声機は平円盤。まはり廻つて三編目の。美音の栞の幕明に。進軍々歌の君が代は。千代に八千代に海ゆかば。千島の末まで山ゆかば。うらるの峯にも達すべく。開けに開けし不思議の技術。俳優諸氏の活動写真も。声音を聞かぬ欠点を。補ふに足る影芝居。唱歌に合はすバイヲリン。耳新らしき薩摩琵琶。古風は河東富本の。もとより偏頗は嫌ひな堂主 あるじ が。寄せたもよせたり新内端唄。米山甚句に伊勢音頭の。地方の流行 はやり とお江戸の名物。ドゝ一キヤリの勇み肌まで。余さず洩さぬ総まくり。まだ続編も出るとの噂。トッチリトンと際限なきは。増す御花主 おとくい と御愛顧の。どこまで手広に鳴物の。種類を集むる意ならむか。おそろかんしんまた後の。お楽しみにと筆を擱 さしお く。

   明治四十一年の春の暮歌吹界の一老人堂主に代りて一言白す。


 平圓盤レコード 美音の栞り 第三編 目次

 ⦿軍歌、軍楽之部
 ⦿薩摩琵琶之部
 ⦿唱歌之部
 ⦿演劇台詞之部
 ⦿影芝居之部
 ⦿長唄之部
 ⦿富本、河東節之部
 ⦿長唄之部
 ⦿常磐津之部
 ⦿清元之部
 ⦿新内之部
 ⦿浪花節之部
 ⦿木遣之部
 ⦿俗曲雑歌之部
 ⦿端唄之部
 ⦿大津絵之部
 ⦿俗歌雑曲之部
  (都々逸、トッチリトン、甚句、法界、ラッパ、サノサ、追分等)


 〔以下、歌詞など省略〕

 ⦿軍歌、軍楽之部

 〇国歌、行進曲     (第 二、二六八号)陸軍戸山学校軍楽隊  
 〇将官敬礼曲(海ゆかば)(第 二、九八三号)海軍軍楽隊          
 〇軍艦行進曲      (第 二、九九六号)瀬戸口軍楽長作 演奏 海軍軍楽隊      
 〇決死隊(軍歌)    (第四七、五九七号)海軍軍楽隊     
 
 ⦿薩摩琵琶之部

 〇川中島        (第 二、三四二号)吉水経和      
 〇国の御柱       (第四七、五六九号)高橋君子      
 〇広瀬中佐       (第四七、五七〇号)高橋君子      
 
 ⦿唱歌之部

 〇須磨の曲       (第四七、八七七号)唱歌 石原重雄 ピヤノ 太田勘七  ヴァイオリン 新田小一郎
 〇はなれ小島      (第四七、八三六号)唱歌 石原重雄 ピヤノ 太田勘七  ヴァイオリン 新田小一郎
 〇露営の夢       (第四七、八三七号)唱歌 石原重雄 ピヤノ 太田勘七  ヴァイオリン 新田小一郎
 〇大黒様        (第四七、八二〇号)唱歌 納所文子 ピヤノ 納所弁次郎
 〇出船入船

 ⦿演劇台詞之部

 〇曽我五郎(対面の場)            俳優 市川高麗蔵
 〇木村長門守      (第四七、八四七号) 俳優 市川高麗蔵
 〇熊谷陣屋       (第四七、八五五号) 俳優 中村雁次郎 浄瑠璃 竹本一菱太夫 三弦 鶴沢勇七
 〇紙治(茶屋河庄の場) (第四七、八五四号) 俳優 中村雁次郎 浄瑠璃 竹本一菱太夫 三弦 鶴沢勇七
 〇引窓(濡髪長五郎)  (第四七、八八号)  俳優 中村雁次郎 浄瑠璃 竹本一菱太夫 三弦 鶴沢勇七
 〇先代萩御殿(其一)  (第四七、八一一号A)俳優 中村雁次郎 浄瑠璃 竹本一菱太夫 三弦 鶴沢勇七
 〇先代萩御殿(其二)  (第四七、八一一号B)同上
 〇判官切腹の場(其一) (第四七、八六八号A)由良之助 中村芝翫 矢間重太郎 中村駒助 塩谷判官 守田勘彌 浄瑠璃 竹本歌賀太夫 三絃 鶴沢万次郎
 〇判官切腹の場(其二) (第四七、八六八号B)由良之助 中村芝翫 矢間重太郎 中村駒助 千崎弥五郎 守田勘彌
 〇熊谷陣谷(其一)   (第四七、八三二号A)俳優 市川左団次 浄瑠璃 竹本菖蒲太夫 三弦 竹本八重蔵
 〇熊谷陣谷(其二)   (第四七、八三二号B)
 〇平維茂        (第四七、八三三号) 俳優 市川左団次
 〇丸橋忠弥       (第四七、八七四号) 俳優 市川左団次
 
 ⦿影芝居之部

 〇先代萩(床下)    (第四七、六七三号) (市川左団次、市川高麗蔵)
 〇弁天小僧(浜松屋の場)(第四七、六六九号) (尾上菊五郎、市村羽左衛門)
 〇丸橋忠弥(堀端)   (第四七、六二五号) (市川左団次、市川権十郎)
 
 ⦿長唄之部

 〇対編笠(鞘当)(其一)(第二一、九二号A) 三弦 杵屋六左衛門 長唄 芳村伊十郎 上調子 杵屋勘五郎
 〇対編笠    (其二)(第二一九二号B)
 〇対編笠    (其三)(第二一、九二号●)
 〇筑摩川(大薩摩)   (第四七、八一二号) 三弦 杵屋六左衛門 唄 伊十郎事 大薩摩文太夫 上調子 杵屋勘五郎
 〇丸橋忠弥(立廻り)  (第四七、八七一号) 三絃 杵屋六左衛門 唄 芳村伊十郎 上調子 杵屋勘五郎 小鼓 望月太左衛門 太鼓 望月仙右衛門 笛鉦 望月太喜蔵 拍子木 太鼓  望月金三郎
 
 ⦿富本之部

 〇浅間         (第二一、六二号)  浄瑠璃 富本友喜 三弦 岩見崎得壽

 ⦿河東節之部

 〇熊野         (第四七、七八〇号) 唄 福島徳子 三弦 山彦秀翁 三弦 山彦林子
 〇邯鄲         (第四七、七八一号) 唄 福島徳子 三弦 山彦秀翁 三弦 山彦林子
 〇熊野         (第四七、六七八号) 唄 新橋 喜代次 三弦 登め
 〇江戸桜        (第四七、六八一号)

 ⦿長唄之部

 〇羅生門(館の段)   (第四七、六七五号) 唄 三弦 新橋須摩子
 〇鶴亀 其一      (第四七、六四八号) 唄三弦 布袋家お定 大小鼓 宝三左衛門
 〇鶴亀 其二      (第四七、六五五号) 唄 三弦 布袋家お定 笛 宝三左衛門
 〇隈取安宅松 (其一) (第四七、六四一号) 唄三弦 布袋家お定 笛 宝三左衛門
 〇隈取安宅松 (其二) (第四七、六三〇号) 唄三弦 布袋家お定 大小鼓 宝三左衛門
 〇吾妻八景       (第四七、七三三号) 唄 三弦 新松葉家 おしゆん
 
 ⦿常磐津之部

 〇戻り橋        (第四七、五七七号) 宝集家金之助
 〇堀川狙廻し (曲弾) (第四七、五〇二号) 宝集家金之助
 〇神田祭        (第二八四一号)   唄 新柳屋小歌 三弦 三河屋小峯

 ⦿清元之部

 〇雲助         (第二八三四号)   唄 新柳屋小歌 三弦 三河屋小峰
 〇鞍馬獅子       (第二八八九号)   唄 墨馬席元吉 三弦 松本席壽美
 〇吉原雀 (二上り)  (第二八、八七号)  唄 墨馬席元吉 三弦 松本席壽美
 〇春雨 (端唄)    (第二九六五号)   唄 笑福亭円若 三弦 たね子
 〇玉川         (第四七、六七九号) 唄 喜代美 三弦 直次 三弦 須摩子
 〇喜撰         (第四七、七〇一号) 新富連中

 ⦿新内之部

 〇明烏 (浦里)    (第四七、七〇八号) 浄瑠璃 富士松加賀太夫 三弦 富士松仲蔵 三弦 富士松九蔵
 〇蘭蝶         (第四七、七〇九号) 同上
 〇三勝         (第四七、七一〇号) 浄瑠璃 富士松加賀太夫 三弦 富士松仲蔵 三弦 富士松九蔵
 〇弥次喜多       (第四七、七一一号) 浄瑠璃 富士松加賀太夫 三弦 富士松仲蔵 三弦 富士松九蔵
 〇新内流し うどんや、なげ節、火の番、按摩、 (第四七、七一二号) 唄 富士松加賀太夫 三弦 富士松仲蔵 三弦 富士松九蔵
 〇夕霧         (第四七、七一四号) 浄瑠璃 富士松加賀太夫 三弦 富士松仲蔵 三弦 富士松九蔵
 〇かさね        (第四七、七一五号) 浄瑠璃 富士松加賀太夫 三弦 富士松仲蔵 三弦 富士松九蔵
 〇明烏 (あわ雪)   (第四七、七一六号) 浄瑠璃 富士松加賀太夫 三弦 富士松仲蔵 三弦 富士松九蔵
 〇白木屋        (第四七、七一三号)
 〇千両幟        (第四七、七一七号) 浄瑠璃 富士松加賀太夫 三弦 富士松仲蔵 三弦 富士松九蔵
 〇浦里道行       (第二九七六号)   松大島ちや良次
 〇蘭蝶         (第二九七二号)   松大島ちや良次

 ⦿浪花節之部

 〇三人書生       (第四七、六二六号) 末広亭辰丸
 〇新生涯        (第四七、六二一号) 末広亭辰丸
 〇金色夜叉       (第四七、六一二号) 末広亭辰丸
 〇国定忠次       (第四七、六四九号) 鼈甲斎虎丸
 〇寛政力士伝      (第四七、六五〇号) 鼈甲斎虎丸

 ⦿木遣之部 

 〇小車 (其一)    (第四七、七八二号A)吉原 お定 お夏 喜代次 外二名
 〇小車 (其二)    (第四七、七八二号B)
 〇黒金 (其一)    (第四七、七八三号A)吉原 お定 お夏 喜代次 外二名
 〇黒金 (其二)    (第四七、七八三号B)
 〇金輪         (第四七、七五三号)
 〇てこ         (第四七、七六五号) 吉原 お定 お夏 喜代次
 〇どんしょめ      (第四七、七四九号)  
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『写声機平円盤曲名一覧』 天賞堂本店 (1907.1)

2016年03月14日 | 明治 音譜目録 天賞堂


 明治四十年 〔一九〇七年〕 一月十五日訂正  
  最奇発明 一大進歩 寫聲機平圓盤曲名一覧 

  東洋一手販売元  天賞堂本店

 青山御所御用品
 高輪御殿御用品
 韓国皇室御用品
 有栖川宮家御用品
 伏見宮家御用品
 閑院宮家御用品
 東伏見宮家御用品


 

  最奇発明 平円盤写声機 

  日本 支那 朝鮮 一手販売元 天賞堂

    グラフォホン
  最新発明 一大進歩 写声機平円盤

 写声機平円盤ノ蓄音機蝋管ト其撰ヲ異ニスルハ既ニ大方諸君ノ目撃実験シ玉フ所ナリ。此写声機平円盤ハ米国ノ発明ニシテ蓄音機発明者テインター及マクドナルド電気発明者理学大博士エジソン電話発明者理学大博士ベル諸氏ノ刻苦尽力ニ由リテ成功ヲ告ゲタリ。米国紐育コロンビヤ会社ハ当初ヨリ此写声機平円盤ノ製作ニ従事シ今日ニテハ三十有余ノ支店ヲ有シ世界ニ於ケル有数ノ大会社ナリ已ニ平円盤ノ如キハ其専売特許ヲ有スル所ニシテ凡ソ写声機平円盤製作ノ精妙巧良ナル此会社ノ右ニ出ヅル者ナケレバ世界中最良無比ノ名声ヲ博セリ。コロンビヤ会社ハ日本、清国、朝鮮ニ於ケル一手販売元ヲ特ニ本堂ニ委嘱セラレタリ。
 仰ギ願クハ大方諸君陸続尊需ヲ給ハランコトヲ本堂 勉励精以テ尊意ニ満ツベキヲ期シ敢テ誤ラザルヲ信ズルナリ

  最新発明 一大進歩 写声機平円盤に付各新聞批評 〔省略〕  

       平圓盤寫聲機発明者
  蓄音器発明者  デインター、マクドナルド氏

 
  
  電気発明者理学大博士 エジソン氏
  電話発明者理学大博士 ベル氏

        平円盤写声機の使用法

   (イ)喇叭掛     (ロ)喇叭臺  (ハ)緩急螺子 (ニ)動止針 (ホ)廻轉盤 
   (ヘ)ゼンマイ巻把手 (ト)針止螺子 (チ)聴音器  (リ)送音筒 (ヌ)浮動桿

 機械の組立は上図の如し其聴音器を浮動桿に取付くるには間隙なき様密着せしめ聴音器背面の凸起せるところを桿の小さき穴に嵌入すべし
 斯く組立て終れば(ヘ)の把手を右 廻してゼンマイを一杯に巻き置き更に(ト)の聴音器に付着せる螺子を緩めて鐵針を挿し然る後螺子を固く止め次にレコード(平圓盤)を取りて之を廻轉盤上に置き(ニ)の動止針を引けばレコードは廻轉盤と共に均一の速度に廻轉を始むるにより浮動桿を手に支へて鐵針を徐にレコードの細線上に戴すれば忽ち音聲を發す
 廻轉の速度は(ニ)の螺子元即ち(ハ)の螺子を廻はして緩急を自在ならしむる事を得べし而して連度急なるときは發音急調を呈し若し緩なるときは發音低調を呈す
    注意  針の使用は一回限りとす若し同一の針を数回使用するときは自然にレコードを損傷するの恐あり
      機械油注の事
 (ホ)の廻轉盤と(ヘ)のゼンマイ巻把手を取外し之れと反對の側部にある把手を引きつゝ箱の上部を開けば内部發動器械あり此器械の要部には時々油注を怠るべからず若し之を怠りて乾燥せしむるときは其回轉圓滑ならず為に器械に障碍を生ずることあるべし油注に付猶ほ注意の一事あり若し誤りてレコードに油の付着することあらば忽ち其發音を阻害せらるべし

       東京市京橋區尾張町二丁目
          天賞堂本店
         (特電話新三三三)(電新三一三五)

 曲種目次

  軍歌、軍楽、朗読、謡曲、長唄、常磐津、平曲、薩摩琵琶、詩吟、筑前琵琶、一中節、唱歌、讃美歌、宗教、三曲合奏、義太夫、清元、草笛、河東節、園八節、富本節、新内節、声色、講談、落語、甚句、木遣、物真似、浪花節、雑曲

    (注意)●印ハ目下製作中不日出来ノ分 

  ◎最奇發明 專賣特許 寫聲機平圓盤曲名一覧 明治卅八年 一月増訂 (日本樂之部)

    注文番号 符号 大サ 曲名

 ◎軍歌軍楽及朗読之部  奏曲者 陸軍戸山学校軍楽隊

  注文番号 符号 大サ 曲名

  一  C 10吋 陸海軍人勅諭(自一至五)
  二  C 10吋 教育勅語
  三  A 10吋 七生魂
  四  A 10吋 月下の陣
  五  C 10吋 櫻井駅及戦場
  六  C 10吋 黄海及平壌大捷
  七  A 10吋 征露の歌
  八  A 10吋 征露軍歌
  九  F 7吋 征夷歌
  一〇 A 10吋 征夷歌
  一一 A 10吋 広瀬中佐(自一至二)
  一二 AA10吋 観兵式合奏
  一三 A 10吋 王師遠征
  一四   14吋 王師遠征
  一五   14吋 征露の歌
  一六 A 10吋 清元喜撰(序)
  一七 A 10吋 大和尚山雪の進軍
  一八 A 10吋 旅順港進軍
  一九 A 10吋 勧進帳(自一至二)
  二〇 A 10吋 安宅(自一至二)
  二一 AA10吋 観兵式上下分別
  二二 AB10吋 琴曲六段(自一至二)
  二三 A 10吋 俗楽鞠唄
  二四 A 10吋 征露軍歌(征夷歌)
  二五 A 10吋 広瀬中佐(海軍)
  二六 A 10吋 愛国行進
  二七 A 10吋 軍艦マーチ
  二八 F 7吋 箱根八里(鉄道唱歌)
  二九 A 10吋 老松(自一至二)
  三〇 A 10吋 雛鶴三番叟(廻ル日ハ)
  三一 A 10吋 紀伊の国
  三二 A 10吋 国歌行進
  三三 A 10吋 九州大演習軍刀
  三四 F 7吋 日本海軍広瀬中佐
  三五 A 10吋 王師遠征(征露の歌)
  三六 F 7吋 軍用鞄(雪の進軍 勇敢なる水兵)
  三七 A 10吋 軍用鞄(サンザ時雨)
  三八 A 10吋 ウヲルス

 ◎謡曲之部  奏曲者 寶生九郎

  三九 AA10吋 蘆刈(笠の段)
  四〇 AA10吋 隅田川
  四一 AA10吋 邯鄲

        奏曲者 謡 観世清廉  小鼓 幸清次郎  謡 橋岡久太郎 大鼓 川崎利吉  謡 一噌米次郎  大鼓 観世元規

  四二 AA10吋 天鼓
  四三 AA10吋 放下僧(小唄)
  四四 AA10吋 松蟲(自一至二)
  四五   14吋 石橋
  四六 AA10吋 羽衣
  四七 AA10吋 松風
  四八 AA10吋 鶴亀
  四九 AA10吋 猩々
  五〇 AA10吋 高砂

        奏曲者 沼田含翠

  五一 A 10吋 雲雀山
  五二 AB10吋 山姥

        奏曲者 喜多六平太

  五三 AB10吋 御製成歓の駅
  五四 AB10吋 八島
  五五 AB10吋 天鼓
  五六 AB10吋 熊坂
  五七 AB10吋 島頭

        奏曲者 金剛鈴之助

  五八 A 10吋 草紙洗小町
  五九 A 10吋 安宅(切リ)
  六〇 A 10吋 橋弁慶
  六一 A 10吋 熊野(小唄)
  六二 A 10吋 羽衣(切リ)

        筝曲者 松本長

  六三 AB10吋 右近(宝生流)
  六四 AB14吋 三井寺(宝生流)
  六五 AB10吋 放下僧(宝生流)(小唄)
  六六 AB10吋 葵の上(宝生流)
  六七 AB10吋 雲雀山(宝生流)

        筝曲者 勝田宜次

  六八   10吋 加茂  

 ◎長唄  奏曲者 三味線 杵屋六左衛門 唄 芳村伊十郎 上調子 杵屋勘五郎 唄  望月太左藏  大鼓  栢扇之助  小鼓 望月長九郎

  六九 AB10吋 勧進帳(旅の衣は)
  七〇 AA10吋 同 (時しも頃は)
  七一 AA10吋 同 (是やこの)
  七二 AA10吋 同 (夫れ山伏とイツハ)
  七三 AA10吋 同 (コハ嬉しや)
  七四 AA10吋 同 (士卒を引つれ)
  七五 AA10吋 同 (鎧に添し)
  七六 AA10吋 同 (ゲニゝ是も心得たり)
  七七 AA10吋 同 (人目の関の)
  七八 AA10吋 同 (元より弁慶)
  七九 AA10吋 同 (鳴るは滝の水)
  八〇 AB10吋 鶴亀
  八一 AB10吋 鞍馬山(自一至三)
  八二 AB10吋 春雨傘(自一至二)
  八三 AB10吋 鞘当(自一至三)
  八四 AB10吋 宵は待ち(メリヤス)
  八五 AB10吋 勧進帳(序)
  八六 AB10吋 同 (人目の関)
  八七 AB10吋 執着獅子
  八八 AB10吋 道成寺(鞠の段)
  八九 AB10吋 筑後川(序)
  九〇 AB10吋 父や母
  九一 AB10吋 娘道成寺(自一至六)
  九二 AB10吋 石橋(自一至四)
  九三   14吋 雛鶴三番叟
  九四 AB10吋 清滝三重手事(自一至二)

 ◎常盤津之部  奏曲者 浄瑠璃 常盤津林中  三味線 岸澤文字兵衛  上調子 岸澤八百八

  九五 AB10吋 関の戸 生酔(自一至二)
  九六 AB10吋 乗合船惠方万歳(自一至六)
  九七 AB   山姥
  九八   14吋 靭猿
  九九 AB10吋 頼光蜘蛛の糸(自一至八)
 一〇〇 AB10吋 子宝(自一至三)
 一〇一 AB10吋 将門
 一〇二 AB10吋 夕霧
 一〇三 AB10吋 法界坊
 一〇四   14吋 式三番叟
 一〇五 F 7吋 浮かれ坊主
 一〇六   14吋 梅川忠兵衛 道行恋の三度笠
 一〇七 AB10吋 関の戸墨染の出

 ◎平曲之部  奏曲者 福地櫻痴

 一〇八 E 10吋 小松諫言(朗読)
 一〇九 E 10吋 鱸
 一一〇 E 10吋 扇の的
 一一一 E 10吋 竸

 ◎薩摩琵琶及詩吟之部  奏曲者 吉水經和

 一一二 E 10吋 吹雪の敵
 一一三 E 10吋 川中島
 一一四 A 10吋 黄金の花一節
 一一五 A 10吋 九連城一節
 一一六 A 10吋 川中島
 一一七 A 10吋 御園の花一節
 一一八 A 10吋 大塔宮義光訣別(自一至二)
 一一九 A 10吋 國の御柱 正成の最後
 一二〇 B 10吋 櫻

 ◎筑前琵琶之部  奏曲者 橘知定

 一二一 A 10吋 北白川宮殿下台湾行
 一二二 C 10吋 扇の的
 一二三 C 10吋 義光武勇錦の御旗
 一二四 C 10吋 太田道灌
 一二五 C 10吋 楠公桜井の駅(自一至二)
 一二六 C 10吋 城山(西郷)

 ◎一中節之部  奏曲者 菅野序遊

 一二七 C 10吋 鉢の木
 一二八 C 10吋 三番叟(自一至二)

 ◎唱歌之部  奏曲者 納所辨次郎

 一二九 C 10吋 山路の旅源平の戦
 一三〇 C 10吋 箱根八景
 一三一 C 10吋 日本三景及大砲
 一三二 C 10吋 寄宿舎の古釣瓶
 一三三 C 10吋 月見れば
 一三四 C 10吋 船出及北白川宮
 一三五 C 10吋 我國兵士及北條時宗
 一三六 C 10吋 埴生の宿
 一三七 C 10吋 君が代及天長節
 一三八 C 10吋 桃太郎及び兎と龜
 一三九 C 10吋 慈善
 一四〇 C 10吋 菊
 一四一 C 10吋 金太郎、お月様、大江山

        奏曲者 林貞子

 一四二 B 10吋 箱根山中学唱歌

 ◎讃美歌之部  奏曲者 林貞子

 一四三 D 10吋 二〇八番天国
 一四四 D 10吋 一七二番信徒生活試練
 一四五 D 10吋 一三二番信徒生活勇気
 一四六 D 10吋 試練(英語)

 ◎宗教之部

 一四七 E 10吋 出家發信御文章
 一四八 E 10吋 白骨御文章
 一四九 E 10吋 睡眠御文章
 一五〇 E 10吋 三首御詠御文章(自一至二)

 ◎三曲合奏之部  奏曲者 琴  合田春悦  三絃 高橋法師  胡弓 山室法師

 一五一 B 10吋 六段(自一至二)
 一五二 B 10吋 キヌタ(合方)
 一五三 B 10吋 松竹梅
 一五四 B 10吋 東獅子
 一五五 B 10吋 櫻狩

          奏曲者 尺八 荒木竹翁  琴  山室法師  三絃 山室千代子

 一五六 AB10吋 六段(一、二段)
 一五七   14吋 鶴の巣籠(自一至四)
 一五八 AB10吋 六段(自一段至六段)
 一五九   14吋 夕顔

 ◎義太夫之部  奏曲者 浄瑠璃 竹本相生太夫 三絃  船澤彌七

 一六〇 A 10吋 朝顔日記(宿屋)
 一六一 A 10吋 千両幟
 一六二 A 10吋 明鳥
 一六三 A 10吋 太功記(十段目)
 一六四 A 10吋 三十三間堂(木遣)
 一六五 A 10吋 壷阪寺
 一六六 A 10吋 堀川御所
 一六七 A 10吋 沼津里の段
 一六八 A 10吋 朝顔日記(大井川)
 一六九 A 10吋 野崎の連引
 一七〇   14吋 阿古屋(三曲)
 一七一 A 10吋 阿波の鳴戸
 一七二 A 10吋 野崎村(自一至二)
 一七三 A 10吋 櫓太鼓(曲引)
 一七四 A 10吋 小春治兵衛 紙屋の段

         奏曲者 浄瑠璃 竹本殿太夫  三絃  竹本和佐太夫

 一七五 A 10吋 廿四孝(十種香の段)
 一七六 A 10吋 太功記(夕顔棚の段)
 一七七 A 10吋 壺阪寺(奥の万歳)
 一七八 A 10吋 阿波の鳴戸(順礼歌)
 一七九 A 10吋 白石噺(揚屋の段)
 一八〇 A 10吋 野崎の連引
 一八一 F 7吋 蝶花形(八ツ目)
 一八二 F 7吋 源平布引の滝(三人上戸)
 一八三 F 7吋 安達ヶ原三段目(袖萩祭文自一至二)
 一八四 F 7吋 玉藻前(三段目)
 一八五 F 7吋 熊谷呼戻し
 一八六 A 10吋 朝顔日記(大井川)
 一八七 A 10吋 堀川(猿廻し)
 一八八 F 7寸 伊賀越沼津の里(連引)
 一八九 F 7寸 日吉丸(三段目)

         奏曲者 浄瑠璃 竹本小豊後  三絃  鶴澤團光

 一九〇 B 10吋 菅原寺子屋(いろは送り)
 一九一 B 10吋 三勝半七 酒屋(サワリ)
 一九二 B 10吋 忠臣蔵(三段目)
 一九三 B 10吋 恋飛脚(新口村)
 一九四 B 10吋 恋娘昔八丈(鈴ヶ森の段)
 一九五 B 10吋 卅三間堂(キヤリ)
 一九六 B 10吋 堀川(鳥邊山)
 一九七 B 10吋 千代萩(御殿)
 一九八 B 10吋 廿四孝(サワリ)

         奏曲者 浄瑠璃 豊竹昇之助  三絃  豊竹菊

 一九九 B 10吋 廿四孝(四段目)
 二〇〇 B 10吋 千両幟
 二〇一 F 7吋 三十三間堂
 二〇二 B 10吋 壷坂寺
 二〇三 B 10吋 阿波の鳴戸
 二〇四   14吋 小春治兵衛 紙屋

 ◎清元之部  奏曲者 浄瑠璃 清元彌生太夫  三味線 清元梅吉  上調子 清元藤吉

 二〇五 A 10吋 神田まつり
 二〇六 A 10吋 北洲千年壽
 二〇七 A 10吋 吉原雀
 二〇八 A 10吋 志賀山三叟
 二〇九 A 10吋 保名物狂
 二一〇 A 10吋 三人生酔(笑ひ)
 二一一 A 10吋 梅の春

 ◎清樂之部  奏曲者 月琴、琵琶、提琴、風琴、清笛、胡弓 長原梅園社中

 二一二 C 10吋 春雨
 二一三 D 10吋 松竹梅(流水)
 二一四 D 10吋 西皮調
 二一五 C 10吋 御所車
 二一六 D 10吋 平板調湘江浪
 二一七 C 10吋 安宅の松

 ◎草笛之部  奏曲者 笛   望月太左藏  三絃  杵屋淺吉

 二一八 A 10吋 執着獅子(三下り)
 二一九 A 10吋 老松(二上り)
 二二〇 A 10吋 道成寺(梅と三々桜)
 二二一 A 10吋 越後獅子
 二二二 A 10吋 八千代獅子(合の手)
 二二三 A 10吋 舌出三番叟(花が咲き候)
 二二四 A 10吋 祇園 囃子(能営)
 二二五 A 10吋 安宅 

 ◎河東節之部  奏曲者 浄瑠璃 山彦住江  三絃  山彦秀子

 二二六 A 10吋 東山掛物揃
 二二七 A 10吋 熊野
 二二八 A 10吋 邯鄲
 二二九 A 10吋 江戸櫻(助六)

 ◎園八節之部  奏曲者 宮園千秀  

 二三〇 B 10吋 桂川恋の柵

 ◎富本節之部  奏曲者 浄瑠璃 富本友喜  三絃  名見崎得壽

 二三一 A 10吋 鞍馬獅子
 二三二 A 10吋 浅間
 二三三 A 10吋 松風 

 ◎新内節之部  奏曲者 鶴賀杵太夫  富士松和國

 二三四 C 10吋 明鳥(自一至三)
 二三五 E 10吋 新内流し
 二三六 C 10吋 千両幟
 二三七 E 10吋 小鍛冶
 二三八 C 10吋 阿放陀羅経(自一至二)
 二三九 D 10吋 花井お梅(自一至二)
 二四〇 D 10吋 明鳥
 二四一 C 10吋 蘭蝶
 二四二 E 10吋 東海道膝栗毛

 ◎聲色之部

 二四三 D 10吋 鞘當(市川團十郎 尾上菊五郎)
 二四四 D 10吋 伊勢三郎(市川團十郎 中村芝翫)
 二四五 D 10吋 大杯(市川團十郎 市川左團次)
 二四六 D 10吋 小松諫言(市川團十郎)
 二四七 D 10吋 加藤清正(市川團十郎)
 二四八 D 10吋 實盛(尾上菊五郎)
 二四九 D 10吋 勧進帳(市川團十郎 市川左團次)
 二五〇 D 10吋 忠臣蔵實録(市川團十郎)
 二五一 D 10吋 鈴ヶ森(市川團十郎 中村芝翫)
 二五二 D 10吋 酒井左衛門尉(市川團十郎)
 二五三 D 10吋 河内山宗俊(市川團十郎)
 二五四 D 10吋 彌太五郎源八(市川團藏 片岡市藏)

 ◎講談及落語之部  奏曲者 松林伯知      

 二五五 A 10吋 木村長門守堪忍袋 (自一至二) 
 二五六 A 10吋 勝田新左衛門
 二五七 F 7吋 大高源吾竹賣 (自一至二)
 二五八 A 10吋 神風連
 二五九 A 10吋 大盃 (自一至二)

  奏曲者 橘家圓喬

 二六〇 A 7吋 いき過ぎ
 二六一 F 7吋 肴の咄(下男のシャレ)
 二六二 B 10吋 皿屋敷
 二六三 A 10吋 欲ひ物覚帳 (自一至二)
 二六四 F 7吋 曾我打丸(東京見物)

 ◎甚句之部  奏曲者 力士 荒岩龜之進  

 二六五 A 10吋 角力甚句 (自一至二)

 ◎木遣之部                     

 二六六 C 10吋 小車(返しさりとて)
 二六七 C 10吋 黒金 (自一至二)
 二六八 C 10吋 軽井沢花尽し
 二六九 C 10吋 大車(視き節)
 二七〇 C 10吋 惠志 (自一至二)
 二七一 C 10吋 打物尽し

 ◎物眞似之部

 二七二 A 10吋 鶏 馬 犬
 二七三 D 10吋 汽車

 ◎浪花節之部  奏曲者 鼈甲齋虎丸

 二七四 E 10吋 龍の口(自一至三)
 二七五 E 10吋 東白浪(自一至三)
 二七六 E 10吋 廿四天下(自一至三)
 二七七 E 10吋 辨慶五條橋(自一至三)
 二七八 E 10吋 開花之魁水戸黄門記(自一至三)
 二七九 E 10吋 後れ咲榛名の梅ケ香(自一至三)

 ◎雑曲之部  奏曲者 春風亭桜枝

 二八〇 A 10吋 大津絵日清戦争
 二八一 C 10吋 伊予節都々逸
 二八二 B 10吋 流行歌寄
 二八三 A 10吋 都々逸チャボ、犬、義太夫
 二八四 C 10吋 淀川三十石
 二八五 A 10吋 都々逸
 二八六 A 10吋 追分都々逸

        奏曲者 新橋 須摩子 外二人

 二八七 C 10吋 筑摩川
 二八八 B 10吋 常磐津山姥
 二八九 AB 10吋 長唄砧
 二九〇 A 10吋 かつぽれ
 二九一 A 10吋 都々逸

        奏曲者 新橋 喜多、榮次、琴治

 二九二 C 10吋 京の四季
 二九三 C 10吋 学者節
 二九四 C 10吋 獅子はほんかいな
 二九五 C 10吋 木遣くづし
 二九六 C 10吋 住吉

        奏曲者 新橋 喜代次、歌榮

 二九七 A 10吋 空ほの暗きぬしさん
 二九八 A 10吋 君は今頃獅子ほんかいな
 二九九 A 10吋 法界節
 三〇〇 C 10吋 京の四季

        奏曲者 新橋 喜代次 〆子 小蝶 若吉

 三〇一 A 10吋 をしょろ高島
 三〇二 A 10吋 喜撰
 三〇三 B 10吋 磯節越後甚句
 三〇四 A 10吋 かつぽれ
 三〇五 C 10吋 筑摩川
 三〇六 A 10吋 高砂角力甚句

        奏曲者 新橋 登女子

 三〇七 B 10吋 ごぜの高砂
 三〇八 B 10吋 をけさ角力
 三〇九 B 10吋 惚て通へば

        奏曲者 吉原 貞子、清子、夏子

 三一〇 B 10吋 秋の夜
 三一一   10吋 宇治は茶所
 三一二 B 10吋 有明及磯節
 三一三 A 10吋 ひやゝ節
 三一四 A 10吋 新内二上り
 三一五 B 10吋 夜桜及きりゝす
 三一六 C 10吋 木遣どんしよめ
 三一七 A 10吋 木遣くぜり
 三一八 B 10吋 端歌及都々逸
 三一九 A 10吋 昔噺の歌
 三二〇 B 10吋 蝶々とまれ二上り
 三二一 A 10吋 法界節
 三二二 B 10吋 春風桜の松
 三二三 A 10吋 丹波
 三二四 C 10吋 わしが思ひ三下り

        奏曲者 吉原 孝作 小奴 小勝 他三人

 三二五   10吋 御座付
 三二六   10吋 三下り
 三二七   10吋 汐汲
 三二八   7吋 忍ぶ恋路
 三二九   7吋 多摩川
 三三〇   7吋 文句入都々逸
 三三一   7吋 かつぽれ
 三三二   10吋 東京甚句及名古屋甚句
 三三三   10吋 三下り
 三三四   7吋 廻り都々逸
 三三五   7吋 海晏寺
 三三六   7吋 菊慈童
 三三七   7吋 御座付三下り
 三三八   7吋 御所と鎌倉
 三三九   7吋 夕暮替へ歌

        奏曲者 葭町 三 三、榮子

 三四〇 B 10吋 桃太郎の歌
 三四一 D 10吋 梅にも春
 三四二 C 10吋 もつれ柳
 三四三 C 10吋 雨の夜竹になりたや

        奏曲者 新富町 小玉、小新、竹松

 三四四 E 10吋 端歌香に迷ふ
 三四五 E 10吋 阿放陀羅經(自一至三)
 三四六 D 10吋 常盤津吃又角兵衛獅子
 三四七 E 10吋 名古屋甚句

        奏曲者 有志 音楽隊 

 三四八 F 7吋 夕暮
 三四九 A 10吋 春雨
 三五〇 A 10吋 御所車
 三五一 F 7吋 宇治は茶所
 三五二 A 10吋 かつぽれ
 三五三 A 10吋 梅にも春
 三五四 A 10吋 新内流シ
 三五五 A 10吋 三番叟
 三五六 F 7吋 大津絵
 三五七 A 10吋 日清俗歌進軍

        奏曲者 三桝屋勝次郎、樂丸、萬代

 三五八 A 10吋 二上り木遣くずし咲た桜
 三五九 A 10吋 仲の町二上り新内
 三六〇 F 7吋 櫓太鼓
 三六一 F 7吋 端歌きぬゝ
 三六二 A 10吋 酒宴の場
 三六三 A 10吋 本納の木遣くずし富士の白雪
 三六四 A 10吋 鶴亀の二上り
 三六五 F 7吋 越後獅子曲引
 三六六 F 7吋 春雨
 三六七 A 10吋 山王祭り
 三六八 E 7吋 都々逸 重の井と助六
 三六九 C 10吋 大神楽 夏祭 鎌倉
 三七〇 C 10吋 大神楽屋台宮殿(大間々調目)
 三七一 C 10吋 太神楽神田丸

 下は、この小冊子に挟まれていた紙片の記述である。
 
  最奇発明一大進歩
 平円盤写声機

  (大形) 價八拾五圓 (中形) 價五拾八圓 (小形) 價四拾圓

  最奇発明 高声清喨
 写声機平円盤

   符号 価格

   AA 五円○○○ 
   AB 四 ○○○
   AC 参 七五○
   A  参 五○〇
   B  参 貮五○
   C  参 〇〇〇
   D  貳 七五〇
   E  貮 五○○
   F  貮 〇〇〇
   G  壹 七五〇

  東京市京橋区尾張町貮丁目
    天賞堂
  (特電話三三三)(電新三一五三)

  明珍塗大形機械及ラッパ入鞄 壹組 價拾参圓
  同  中形機械及ラッパ入鞄 壹組 價八圓五拾銭
  同  小形機械及ラッパ入鞄 壹組 價七圓
  明珍塗拾吋譜壹打入鞄       價五圓
  同  拾吋譜壹打入鞄       價参圓五拾銭
  同  七吋譜貮打入鞄       價参圓五拾銭
  同  七吋譜壹打入鞄       價参圓
  ヅック製拾吋譜貮打入鞄      價四圓
  同   拾吋譜壹打入鞄      價参圓
  同   七吋譜貮打入鞄      價参圓
  同   七吋譜壹打入鞄      價貮圓五拾銭
  平圓盤用針         百本 價貮拾銭
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「蓄音機平円盤曲名一覧」 天賞堂 (1903.11)

2015年07月01日 | 明治 音譜目録 天賞堂

    
    最奇発明高声清喨
 蓄音機平圓盤曲名一覧
    明治卅六年十月廿五日第一回新輸入
    同   年十一月八日発売開始

      日本楽之部 (其壹)
   特約大賣捌  天賞堂本店

     機械堅牢 保存耐久 携帯至便 価格低廉

 時事新報社出版 商家之友 抄録

 商業に最も機敏熱心にして今日の盛大に至りたる京橋区尾張町の天賞堂主江澤金五郎氏は業務拡張の目的を以て曩に米国に渡航し彼地の商業視察の結果欧米諸国の製作品中二十世紀の学理を応用して発明したる精神斬新の物品多数を輸入し之と同時に商品陳列場を増築して此所に各種の商品を陳列し来賓の縦覧に供したるが其新輸入品の中大声蓄音器は世界に於ける蓄音機の特許権を有する紐育のコロンビヤ蓄音機会社の製造に係るものにして其蓄音機中デスク即ち円盤大声蓄音機は最新の発明にして其発音の判明にして如何なる微音と雖も吹き込み得べく殊に此円盤蓄音機の特長は堅牢にして磨損の憂ひなく保存運搬共に極めて便利なるにありと云ふ又シリンダー即ち蠟管蓄音機も爾来幾多の改良を経て其構造大に進歩し殊に其実用蓄音機の如きは簡易にして会社銀行商店等事務繁多の所に用ひて大に人手を省き実用上甚だ至便なれば外国にては之を使用するもの頗る多く現に米国下院に於ては蓄音即写部を設け専ら議事の速写をなせりと云ふ左れば同店主は米国より帰朝後大に此蓄音機発売に力を尽しつゝあり然るに大声蓄音機には未だ本邦の音曲又は諸大家の演説講話等を吹込みたるものなきを以て今回階上に電気応用のレコード即ち蓄音機の譜製造場を設け米国より左の両技術師を招聘して以来専ら諸大家の演説講話及び音楽有名諸芸人の音曲等を吹込たりと云ふ

   米国合衆国下院蓄音即写部技術長
          リダ、イーチ、ドーリヤン嬢
   コロンビヤ蓄音機会社レコード製造技師(世界に於ける二人の内)
          ウ井リアム、フリーバーグ氏

   

      事務用蓄音機吹込の図    事務用蓄音機を聞きながらタイプライターに取る図

 業務拡張と広告の利用 同店が商業に機敏なることは如何なる場合にも第一に新聞広告を利用して客人を店頭に誘引し之が待遇方法には諸種の商略に機敏にして其手段の巧妙なるには敬服する所なりとす現に去月陳列場落成披露の為め十日間大売出の時の如きは大景品福曳法によりて意匠を凝したる新聞広告を利用して多くの顧客を誘ひ而して店内には各種の商品と景品を盛んに陳列し又階上には楽隊の盛んに吹奏するあり階下陳列場には絶へず大声蓄音機の発声を継続して興を添へたれば店頭市をなし僅々十日間に巨額の販売をなしたりと云ふ左れば文明商人は新聞広告を利用することは云ふまでも無きことなるが店頭に客を引くと同時に待遇方法の懇篤親切なることに注意し顧客に満足を與ふるこそ商売繁盛の秘訣なりと云ふべし

 

      ●大形價七拾五圓
      ●中形價四拾八圓
      ●小形價参拾六圓


    最奇発明 高声清喨 平圓盤蓄音機      

 最奇発明高声清喨 蓄音機平圓盤第一回着荷曲名 (日本楽之部) 其一

  曲名 曲種 符號 奏曲者

 陸海軍人勅諭(其一)    朗読     C
 仝     (其二)    仝上     C
 御製 七生魂        軍歌     A  陸軍戸山学校軍楽隊
 御製 月下陣        仝上     A  仝上
 櫻井驛戦場         仝上     C  仝上
 観兵式合奏         音楽     AA 仝上
 出家發信御文章       朗読     E
 睡眠御文章         仝上     E
 勧進帳  旅ノ衣ハ)    長唄     AB 唄芳村伊十郎、三絃杵屋六左衛門 上調子杵屋勘五郎、笛望月太左藏 太鼓 柏扇之助、小鼓 望月長九郎
 仝 (時シモ頃ハ)     仝上     AA 仝上
 仝 (是ヤ此)       仝上     AA 仝上
 仝 (夫レ山伏トイツパ)  仝上     AA 仝上
 仝 (コハ嬉シヤ)     仝上     AA 仝上
 仝 (士卒ヲ引ツレ)    仝上     AA 仝上
 蘆刈(笠ノ段)       謠曲     AA 寶生九郎
 邯鄲            仝上     AA 仝上
 小松諫言朗読        平曲     E  福地櫻痴
 北白川宮殿下臺灣行     筑前琵琶   A  橘知定
 扇ノ的           仝上     C  仝上
 琴曲六段ノ上        音楽     AB 陸軍戸山学校軍楽隊
 仝    下        仝上     AB 仝上
 俗楽鞠唄          仝上     A  仝上
 清元喜撰序         仝上     A  仝上
 和尚山雪ノ進軍       仝上     A  仝上
 六段            三曲合奏   B  琴 合田春悦、三絃 高橋法師 胡弓 山室法師
 砧 (合方)        仝上     B  仝上
 關ノ戸(生醉)       常盤津    AB 浄瑠璃 常盤津林中 三絃 岸澤文字兵衛 上調子 同 八百八
 乗合船惠方萬歳(其一)   仝上     AB 仝上
 仝      (其二)   仝上     AB 仝上
 仝      (其三)   仝上     AB 仝上
 春雨            楽     C  長原梅園社中 清笛、胡弓
 御所車           仝上     C  仝上
 執着獅子(合ノ手)     草笛     A  笛 望月太左藏 三絃 杵屋淺吉
 道成寺(梅ト三々櫻)    仝上     A  仝上
 老松(三下リ)       仝上     A  仝上
 越後獅子          仝上     A  仝上
 八千代獅子(合ノ手)    仝上     A  仝上
 祇園噺子          仝上     A  仝上
 舌出三番叟         仝上     A  仝上
 川中島           薩摩琵琶   E  吉水經和
 櫻             詩吟     B  仝上
 鉢ノ木(二上リ)      一中節    C  菅野序遊
 三番叟(其一)       仝上     C  仝上
 仝  (其二)       仝上     C  仝上
 朝顔日記          義太夫節   A  浄瑠璃 竹本相生太夫 三絃 鶴澤彌七
 千両幟           仝上     A  仝上
        其他各種

      東京市京橋区尾張町二丁目十六、十七、十八、十九番地
 時計寶玉内外雑貨類貴金属美術品及銃砲火薬 商 天賞堂本店
                               電話新橋 特三三三 三一五三
 
 なお、下の紙片は、『写声機平円盤曲名一覧』(十字屋:明治三十八年四月)を入手した際に、そこに挿まれていたものである。

  

 最奇発明 高声清喨
 写声機平円盤

   符号 価格

   AA 五円○○○ 
   AB 四 ○○○
   A  参 五○○
   B  参 貳五○
   C  参 ○○○
   D  貳 七五〇
   E  貳 五〇〇
   F  貳 ○○○
   G  壹 七五〇
   其他各種

     東京市京橋区尾張町貳丁目
   天賞堂本店
     (特電新三三三)(電新三一三五)


 最奇発明一大進歩
 平円盤写声機

  (大形) 価八拾円 (中形) 価五拾参円 (小形) 価 価三拾七円

 下は、天賞堂販売の蓄音器の広告ビラである。

    

 新発明最新式 平円盤写声機特価表

 ●第壹号式 …… 特価貳百貳拾五円(普通売価貳百八拾円)

  ●機械外函 … マホガニ製 
   (ピアノ仕上ゲ)
    高サ   … 八寸 
    側面   … 一尺二寸五分
  ●ラッパ  … アルミニューム製
   (ニッケル銀仕上ゲ)
    長サ   … 二尺二寸
    口径   … 二尺
    (外部ノ形状図ノ如シ)
  特色
  本機械ハ最モ強力ナルゼンマイ発動機三個ヲ装置セルヲ以テ一巻ニテ十吋レコード十二枚以上ヲ吹奏スルコトヲ得但七吋十吋十二吋及十四吋レコードヲモ併用

 ●第貳号式 …… 特価九拾貳円 (普通売価百拾五円)

  ●機械外函 … オーク製
    高サ  … 六寸五分
    側面  … 九寸五分
  ●ラッパ  … アルミニューム製
   (ニッケル銀仕上ゲ)
    長サ  … 一尺八寸
    口径  … 一尺七寸五分
    (外部ノ形状図ノ如シ)
  特色
  本機械ハ強力ナルゼンマイ発動機貳個ヲ装置セルヲ以テ一巻ニテ十吋レコード三枚以上ヲ吹奏スルコトヲ得但七吋十吋十二吋レコードヲモ併用

 ●第参号式 …… 特価六拾八円 (普通売価八拾五円)

  ●機械外函 … オーク製
    高サ  … 五寸二分
    側面  … 八寸七分
  ●ラッパ  … 鋼鉄製
   (赤色又ハ黒色エナメル仕上ゲ)
    長サ  … 一尺七寸
    口径  … 一尺五寸五分
    外部ノ形状総テ図ノ如シ

 右ハ最新の発明に係り更に幾層の改良を加へ発音高調明晰にして頗る精巧を極む今回一種二十台宛六十台を限り前記の如く非常特価を以て販売仕候に付現品尽きざるの中速に御用命奉冀候敬白

             東京市京橋区尾張町貳丁目(振替貯金五九六六)
 東洋一手大販売元  天賞堂本店
             電話新橋特三三三特三一五三

 電話特七三三   天賞堂大阪出張所
 電話八七六    天賞堂横浜出張所
 電話本局二六〇  天賞堂神田出張所
 電話二二九    天賞堂長崎出張所
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