労働相談センター・スタッフ日記

NPO法人労働相談センターと東京東部労働組合の記録

市進支部 第33回団体交渉

2016年10月18日 11時39分15秒 | 学習塾・予備校

(7月、本八幡でビラを配る並木委員長)

10月13日、東部労組市進支部と(株)市進との第33回団体交渉が新小岩の会社施設で行われました。
会社側からは(株)市進の原園取締役以下5名、組合からは東部労組本部菅野委員長と市進支部並木委員長と高畑組合員が参加しました。

まず組合からは、前回の団交で要求していた講師への有給の慶弔休暇導入につき、会社の回答を求めました。会社は「慶弔休暇の導入は現在の最優先課題ではない」としてこれを拒否しました。正社員には有給の慶弔休暇があります。なぜ講師にはそれを導入しないのでしょうか。会社の説明は納得のいくものではありませんでした。

「51才以降も賃金等の労働条件を変えることなく働かせよ」。組合は前回の団体交渉で要求しました。これについても会社は拒否。「51才以降も継続雇用はするが、労働条件は変更する」との回答でした。51才以降の「気力・体力の衰え、生徒とのジェネレーションギャップ」など、「51才雇い止め」裁判の判決によって否定された「理由」を持ち出しましたが、これもまったく納得のいくものではありません。年令を理由とする労働条件の切り下げは許されるものではありません。

また組合は、ある教室長の発言を例に、労働時間管理についての会社の姿勢を質しました。
9月1日、会社は講師対象の説明会を各所で開催しました。この説明会の千葉会場において、看過できない発言がある教室長からなされました。実績のあった教室を表彰する場面で当該教室長は、自分の教室に所属する講師は夏季講習中、教室に泊まるか明け方に帰宅している、と誇らしげに語ったのです。そしてその発言について、教室長の上司である本部長は気にとめなかった、というのです。このやり取りは説明会に参加していた並木委員長も聞いていました。

「長時間労働を勧奨・賞賛しているのではないのか」。組合は団体交渉で質しました。会社の説明は「まったくの誤解。長時間労働を賞賛し、それを勧めているわけではない。業務終わりの講師が教室外で自発的に懇親会を行い、終了が遅くなって明け方に帰宅した。そのように講師たちが自発的に職場の団結を固めるのはいいことだ、そのエピソードとして話された、と聞いている」との回答でした。また会社は「長時間労働はあってはならない」とも述べました。
「だとしたら、誤解を解くためにも、発言の趣旨を周知するべきだ」と組合は要求しました。

埼玉における教室別会社化(参考「埼玉で働く市進のみなさんへ」)についても組合は引き続き会社に説明を求めました。
会社の回答は「今年度の契約・労働条件はそのまま維持」というものでした。ただ、次年度の契約内容等についての詳細は組合には明らかにされていません。

市進で働くみなさん
労働時間について、次年度の労働条件について等、不安・心配なことがありましたらぜひご相談ください。

【ご相談はこちらまで】
全国一般東京東部労組市進支部
電話03-3604-5983 メールinfo@toburoso.org

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