先日、妻の御両親が滋賀県のどこかに行き、そのお土産にこんなものをもらいました。
秋の味覚の代表的なもののひとつ、松茸です。
実はこの松茸は日本産ではないそうです。
なんと、トルコ産とのこと。
やはり国産に比べてずいぶん安かったそうですが、その分、香りも控えめ。
おすすめの調理法は、これまた珍しいことにフライだそうで。
塩をふっていただきました。
やはり松茸風味は薄かったですが、なかなか美味しかったです。
でもたしかに、国産松茸ではもったいなくてできない料理法ですね。
秋が深まり、すっかり寒くなりました。
ということでバイクも冬仕様に。
とりあえず例年通り、アドレスにハンドルカバーを装着しました。
このイエローコーンのハンドルカバー、もう何年使っているのか。
たしか1型TMAXを買った2003年の冬だったと思うので、もう9年目ですね。
ちょっとほつれてきた部分はありますが、防水機能も衰えてませんし、いい買い物でした。
これとグリップヒーターをつけて何度か通勤しましたが、やはり「手が炬燵の中」状態は最高ですね。
他の部分が寒くとも、手が暖かいだけで全然辛くありませんもんね。
一方、TMAXはまだ装着していません。
つけてもいいんですが、ちょっとデメリットもあるんです。
ハンドルカバーで覆っちゃうと、このパーキングブレーキが使えなくなるんですよね。
そんなに使わない機能ですが、他のスイッチ類も多少使いにくくなりますし、もうしばらくは防寒グローブとグリップヒーターで粘ってみるつもりです。
それに合わせ、ちょっとでも防寒性能の高い物をと、今回は冬用グローブを新調しました。
モデルはゴールドウィンのGSM 16150というのにしました。
一応、同メーカーで最も保温性が高い物だそうですが。
とりあえず使ってみましたが、一応ここ数年使っていたものより寒くはないです。
ただ防寒性能が高い物は、ごつくてデリケートな操作がしにくくなるのと、防寒性の裏でグリップヒーターの熱を感じにくくなってしまうという諸刃の剣でもあります。
さて、とりあえずこれでどこまで粘れるか。
一方でアドレスがハンカバ+グリップヒーター仕様なので、早晩ギブアップしてしまいそうな気もしていますが・・・(笑)
今年の141冊目。
綾崎隼氏作「初恋彗星」
氏の他作品と同じく、ミステリー風味の恋愛小説。
この人の作品、本当にいいです。
これまでに読んだどの作品も、胸にぐっとくるものがあります。
登場人物の一人の愛情表現が、狂気といっていいくらいにものすごいものなのですが、それが自己中心的なものではなく、ただ相手の幸福を願うためのみに向けられているためか、とても感動的に感じられます。
表紙絵の中の一人が、年老いて一人残された生活の中で書いた一文。
「人生は一度きりなのでしょうか」
「私たちの命が儚い以上、愛はいつか潰える定めなのでしょうか」
「私は星空を眺める度に祈るのです」
「もう一度、あの人に逢えますように」
「次の人生でも、天国でも、何でも構わない」
「神様、主人と娘と、もう一度、巡り逢えますように」
「せめて私の命が尽きるその日まで、この想いがどうか、色褪せることなく続きますように」
なんだか、自分の将来がどうなっているだろうと想像してしまいました。
悲しいですが、やはり夫婦はどちらかが先立つんですよね・・・。
そういう悲しみが先に待っているとしても、共に日々を過ごすだけで幸せを感じられるような人生の伴侶に巡り会えることは素晴らしいことだと、こういった本を読む度に思います。