福岡出張の続きです。
土曜の夕方で仕事は終わったのですが、翌日がせっかの日曜日でしたのでそのまま帰らず一泊延長してきました。
そして日曜日。
まだ薄暗い午前7時前から出発しました。
すぐに九州道に乗り2日前にも走った東方面へ。
今回は門司も通り過ぎて関門橋を渡ってしまいました。
関門橋西端にある「めかりPA」
橋を渡ってすぐ下関ICで下り、市街地方面へ。
ます最初の目的地はこんなところでした。
下関の駅前。
他の方には特になんてことない場所だと思います。
でも私にはちょっとだけ思い入れがあったんです。
というのは前方にあるガード下が、
こういうところなんですね。
京都を起点にした国道9号線が終わる場所なんです。
生まれ育った場所でも馴染みの国道で、小さい頃から父に「この道は本州の端っこの山口まで行ってるんだよ」と教わっていましたので、せっかくだからその終点を見ておこうと思いまして。
見られてちょっとうれしかったです(^^)
この後は日和山公園の高杉晋作像を見て、
唐戸市場へ。
ここにはjimmy.さんのブログで拝見したふくの河久のふく刺し丼を食べるつもりで。
しかし到着がまだ午前9時過ぎで開店が10時。
次の予定もあり時間が惜しいということで、既に空いている別のお店に入りました。
そこでいただいたのがこちら。
ふく唐揚定食750円とふく刺し800円。
ふく刺し丼が食べたかったですが、唐揚げと刺しでも価格を考えると十分満足でした。
その後はちょっとだけ市場を散策。
すっごく、賑わってますね~。
お寿司も美味しそう。
とらふくの寿司まで1個100円とは・・・。
こっちを食べればよかったかな?
などど多少未練を残しつつも次の目的地というか、メインに向かって出発しました。
下関の北方向の海辺。
1時間ちょっと走ってたどり着いたのは、
かの有名な角島大橋ですね。
数々のブログ記事で指をくわえて眺めていた眺めていたところをついに自分の目で直接見ることができました。
さすがの絶景ですね。
晴れていてよかった・・・。
ゴリラポッドを持って行っていたので、S90で自分撮り(笑)
ここはメジャーな撮影ポイントなんですね。
何枚か撮っている間、次から次へとツーリンググループがやってきて記念撮影会を開いていました。
たしかにここはツーリングポイントとして最高ですね。
島に渡ってからもたくさんのバイクを見ました。
その中にこんなバイクも・・・、
7駆さんと同型?金の鉄人。
そして白いのや黒いのも。
黒はつや消しカラーじゃないですね。
それにしてもハーレー軍団は音も外見も迫力ですね。
そういえばこんなバイクも、
あまりツーリング向けではないような・・・。
でも案外、三段シートって長距離は楽なのでしょうか。
高速道路など空力的には不利そうですけど(笑)
それにしても本当にいいところでした。
延泊して足を伸ばして良かったです。
角島を見終わった時点で午後の1時くらい。
帰りの飛行機は福岡空港なので帰らなければなりません。
再び関門橋へ。
橋の直前「壇ノ浦PA」
行きのめかりPAとちょうど対称の位置関係になりますが、
建物も同じ感じに作られているようですね。
なかなか面白い。
そのまま九州道を福岡に向かいますが、飛行機までには2時間以上時間が余りそうなのと、滅多に出来ない九州訪問ということで、こちらにお参りしてきました。
太宰府天満宮
京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社で、これも同じく主祭神が菅原道真で、いわゆる学問の神様。
せっかく近場まできて時間があるのなら行っておかないと後悔しそうですしね。
息子二人の学業成就をお祈りし、お守りを購入しました。
その後は中をのんびりと散策。
いい季節ですね。
天満宮参道のお店の中でラーメン店が一軒ありました。
そのお店の前にこんなものが。
まさにこの一位になっている「暖暮」というお店でした。
かなり惹かれたのですが、帰りは飛行機に乗る前に空港近くのお店に寄るつもりでいたのと、お昼が唐戸市場で早かったせいでかなり空腹だったのでついつい、
この「ハムエッグたいやき」なるものをつまんでしまっていたので断念しました。
まあ行く予定にしていたのも4位に入っている「魁龍」というお店でしたので、期待できそうでしたしね。
というわけで適度な時間まで太宰府で過ごし、空港へ。
予定通り空港近くのこのお店へ。
久留米ラーメン魁龍、博多店。
ちなみにこの魁龍というお店、現在の総選挙では2位に上がっていますね。
全部入りラーメン
事前情報で、結構こってり系ということでしたが、たしかに。
なんとなく、京都の天下一品を思い出させる味わいでした。
生にんにくを潰して入れられるようでしたが、直後に飛行機搭乗を控えている身としては入れるわけにはいきませんね(笑)
これもなかなかに美味しいお店でした。
その後はレンタカー返却。
総走行距離690kmほどで入れたガソリンは35Lくらい。
燃費は20km/L弱となかなかですね。
ホント最近のコンパクトカーの燃費はすごいものです。
さらば、福岡。
さて、次に九州に来ることが出来るのはいつになるでしょうか(^^)
今年の125、126冊目。
芦辺拓氏作「十三番目の陪審員」
日本に裁判員制度が導入される前に書かれた話で、ついに日本にも陪審員が導入されたという架空の背景の下に書かれたものです。
恥ずかしながらこれを読むまで、先進諸国で陪審員制度を持たないのが日本だけということを知りませんでした。
最後のどんでんがえしが痛快。
谷原秋桜子氏作「砂の城の殺人」
激アルバイター・美波の事件簿シリーズの3作目。
初出が富士見ミステリー文庫というライトノベルなのですが、内容はしっかりした本格推理ものなのは相変わらずです。
この2冊を出張に持って行っていたのですが、それを荷造りしているのを見ていた妻が「3泊でしょ。2冊じゃ足りないんじゃないの?1泊あたり1冊いるでしょ」 と言ってきました。
案の定、久留米へ行った夜に両方読んでしまい、すぐにブックオフへ行って1冊調達しました。
ということで今年の127冊目。
柴田よしき氏作「桜さがし」
作者のいくつかの作品に登場する京都の山奥で暮らす推理作家、浅間寺竜之介が中心の物語。
浅間寺の中学時代の教え子男女4人の人生の岐路とそれに絡んだいくつかの事件を、京都を舞台に切ない雰囲気で描いています。
京都の人間には情景が目に浮かぶようで、とてもいいですね。