虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

生きる意味13~ファイスブック症候群「偽りのタイプスリップ」⑤~

2017-07-27 08:29:45 | 小説
 

 石田 力也 50歳。彼のFBを見ていいるとある思いを直感的に抱いた。

「無理しているなあ・・・」

 犬を散歩している姿・・・。
 高級居酒屋で飲んでいる様子・・・
 独身生活を満喫している文言・・・

 全て自分の誇大広告のようだった。

 力也は、若いころからそのような習性があった。

 「俺はアメリカで一人で独学で英語を身に付けた。俺のはブロークンだけれどな・・・」

 そうやってよく自慢していた。

 あれから20年・・・。

 誇大広告と虚言癖のようなものは変わっていないなあと貴志は感じていた。

 自分のことをアップすればするほど、

「自分は満たされていないんだ」と表現しているようだった・・・。

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