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へジは、ハウォンの部屋に住む事になりました。
一緒に暮らして見て、ハウォンは改めてへジの魅力に気付かされました。
だって、男性陣の態度が全く違うんですもんね、自分に対する時とは。
ソウでさえ、アイドルとは思えないようなジャージ姿を見られて、恥ずかしがるくらいですからね。
家政婦はジウンがあれほど優しいとは・・・と感じ入ったように言いました。
ハウォンは、たまには自分も・・・と可愛い服を着てみるのですが、ソウもジウンも目を丸くしました。
勿論可愛かったんですよ。でも、いつもとあまりにも違う姿に、どーしたんだってな態度です。
そしてハウォンが何より寂しかったのは、ジウンが示すへジへの優しさでした。
「いつも困った時に来てくれるのはジウンなの。」
とへジ。
ヒョンミンは一歩出遅れるんですよ、いつも。プライドが邪魔してるって感じですが・・・。
ヒョンミンは出遅れたものの、本当はへジのことを常に見つめているんです。
親戚に父親の事を助けてほしいと頼んでも、体よく断られちゃったの知ってるし・・・。ちゃんとへジの荷物をトランクルームに預けていますし。
で、知り合いに頼んでへジ父からの手紙を貰って来てもらいました。
素直に渡せば良いのに、俺に出来ない事は無い・・・なんて言わなくても良い事まで言っちゃった。へジは今父親の事で悩んでるわけで、そんな自慢話的な事を言われると、恩を着せられる思いがするのかも。
「負担になる。」
と冷たく言いましたよ。
トランクルームの鍵を渡そうとしたヒョンミンは、思わず手が止まっちゃった。
結局、鍵はジウンに預け、自分からだとは言わずに、へジに伝えろと言いましたよ。
あ~ぁ、ヒョンミンとへジの関係がこじれてるから、周囲も巻き込まれてしまってるって感じ。事の発端はこの二人だよね。
ところで、ジウンのへジへの気持ち、愛情は愛情でも、友達と言う方が当たってるみたい。
でも、あの優しさは、勘違いするよね、へジじゃなくても。
最初に会った時、泣いてたへジの姿は、母親と被ったわけで・・・。だから、泣かさないようにしてあげたいという思いは芽生えたけど、それは女性に対する愛情じゃなかったってことみたいですよ。
え~っですよ、ホント。
へジをずっと片思いしてきたけど、正反対のタイプのハウォンにより強く惹かれた・・・という流れかと思ってました。
へジへの気遣いは変わらないけど、ハウォンに対しても、優しさはちゃんと示していました。彼の中では区別できているようです。
でもね、へジはジウンの気持ちはずっと自分に向いてると思っています。
だから、ハウォンに言ったのです。
「ジウンに告白したの。ジウンと付き合いたい。」
ジウンは何て答えたの?・・・とハウォンが聞きました。
「ジウンは当然私と同じ気持ちよ。」
へジ、本当はジウンの気持ちがハウォンに向いてるのでは?・・・という疑いを持っていました。でも、言い切ったのです。
カン会長が、ユンソンに命じました。
「妻を監視してくれ。いつどこで誰と会ったか、全て報告しろ。」
え・・・ですよね、ユンソンとすると。
実は、カン会長、妻のチ女史が浮気しているのでは?・・・と疑い始めているのです。
先日、チ女史が若い人向けのネクタイを買っているのを目撃しました。てっきり自分へのプレゼント・・・と喜んだのですが、チ女史からのプレゼントにそのネクタイは入っていませんでした。
じゃぁ、あのネクタイは誰に?・・・となりますよね。
歳の離れた妻ですから、浮気の心配はゼロじゃなかったでしょう。ここにきて、一気に疑念が湧いてきたってわけ。
ところで、ハウォンの継母は、チ女史のマッサージを担当しています。
店で他の財閥の奥様方の噂話から、チ女史が初婚じゃないのでは?・・・と言うのを耳にしまして。それを、ちらっとチ女史に話しちゃったんです。
そしたら、チ女史は激怒。
継母は、その日限り、店を首になってしまいました。
彼女は、チ女史の悩みを聞いてあげるような親友の立場になろうと画策してたんです。それで、あわよくば、娘のユラをハヌルグループの嫁にしようって魂胆だったんですが、あっさりと目論見は崩れてしまいました。いいきみ
ハウォンはジウンの気持ちが分からなくて、悶々としていました。
でも、決心しました。本人の口からきちんと聞こう・・・と。
ところが、その時ジウンはへジと出かけようとしてましてね。ゆっくりと時間は取れませんでした。
「鈍くてごめん。」
と、ハウォンは言いました。
「勘違いした私が馬鹿よ。へジから聞いた。だからもう私を勘違いさせないで。」
ジウンには何のことやら・・・です。
へジと出発したものの、ハウォンの言葉が気になって仕方がないジウン。
ハウォンに何か言った?・・・とへジに聞きました。
「あなたと付き合うって。それから、あなたも同じ気持ちだって。」
違うの?違うなら、何故来たの?・・・とへジ。
「ごめん。一緒に行けない。」
前を向いたままでジウンは冷たく言いました。
へジは車を降りるしかありませんでした。
落ち込むハウォンに、追い打ちをかけるような出来事が。
カン・ヨンジンが訪ねて来たのです。実の父親だと言って・・・。
思いもよらない言葉でした。
ショックを受けたハウォンは飛び出して行ってしまいました。
ジウンが戻った時、既にその姿はありませんでした。
家政婦から経緯を聞いたジウンは、すぐにハウォンを探しに飛び出しました。
ハウォンは、何度も何度も父に電話していました。でも、出ません。
そのうち、携帯の充電が切れてしまいそうに・・・。