まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ポンダンポンダン 王様の恋』1話

2016-04-07 15:27:52 | 韓国ドラマのエトセトラ

                         

レビュー一覧は、こちらから。

キム・スルギさん、私、このところ注目し始めたところだったんです。

「キルミー~」で、ファン・ジョンウムさん演じるリジンの担当患者を演じてて、そのインパクトの強さから、年齢不詳の魅力的な女優さんだと思ったんです。調べてみて、ミュージカルをやってて、スンウくんを目標としてると分かり、いっそう興味がわいてきたところでした。

出演作をいくつか視聴してるんですが、記憶に無くて・・・

それに、まだ24歳の若さだと知って、もっと驚きました。これから注目して見て行きたいと思ってます。

 

チャン・ダンビ=キム・スルギさんは高校三年生で、受験生。

彼女は数学が大の苦手。夢も将来の希望も持って無くて、毎日悶々とした日々を過ごしていました。

なにせ受験生。親からも先生からも、お尻を叩かれる毎日ですからね。

成績も良く美人の親友ソウは美大に行きたいと考えています。両親から大事に育てられたお嬢様のようですね。

 

そしてとうとう大学入試の日になりました。

朝から豪雨の予報が出てて、何やら出鼻をくじかれた感じです。

母に発破をかけられて家を出たダンビ。

ところが、バスの中で傘を忘れてしまうのです。気がついた時には、バスが発車しちゃって・・・。

ますます彼女から運が逃げて行く感じ。

ずぶぬれに成りながら、入試会場の前まで行ったダンビなんですが、そこで足が進まなくなってしまいました。

一歩一歩後ずさりしてしまって・・・。結局、逃げ出してしまったのです。

 

私を消して、お願い、一度だけ・・・。

ダンビは雨に濡れながらそう思いました。

 

そしたら、突然傍の水たまりから、太鼓の音が。

近づいて、そっと足を入れてみると、すぐそこにある筈の地面が無い底が無い

思いきって助走をつけたダンビ。水たまり目がけて飛び込みました

 

溺れそうになりながら、必死で水面から頭を出したら、なんとそこは朝鮮時代

3年もの間、干ばつで国力が落ちているとかで、雨乞いの儀式をやってる最中、そのまん真ん中に据えられた水がめの中だったのです。

怪しいヤツ・・・となりますわな。

誰だ・・・と聞かれ、

「高三ですけど・・・。」

と答えたダンビ。高三(コサン)と言う言葉、朝鮮時代で何を意味するのか、その辺が私には分からないのですが、世宗(イ・ド)=ユン・ドゥジュンくんをはじめとしたその場の面々は、皆、どよめきました。

ダンビは咄嗟に母が見ていた時代劇の中の巫女の真似をして、仰々しく言いました。

「この地に雨を降らせたまえ~っ。」

 

皆が頭を下げて唱えてる隙に、ダンビは逃げ出しました。

ひげをサインペンで顔に書き、内侍の衣装を上から着込んで逃げようとしましたが、携帯を拾おうとしてヨンに捕まってしまうんです。

 

世宗の前に突き出されたダンビ。

歴史で習った“朝鮮”に自分がいるなんて、信じられないんですが、首筋に当てられた剣はホンモノで、触ると切れるってことも分かり、嫌でも現実だと認識せざるを得なくなりました。

目に見えないモノは信じられない性分の世宗。

だから、臣下たちが雨乞いなどと言う儀式をしたり、天変地異は王の行いが悪いためだと言ったりするのを、苦々しい思いで聞いていました。

だから、目に見えるモノだったら、その仕組みを知らないと気が済まないってことなんです。

ダンビの携帯も不思議だし、ダンビのヘアースタイル、服装の全てがお初なので、興味しんしんってことです。

 

で、ダンビに説明を求めますが、その説明自信が理解不能。当たり前です、アプリだなんて言われてもねぇ

腕を斬り落としたら・・・なんてあっさり言われ、焦ったダンビは叫びました。

「算数だって出来ます

実は世宗、算術で天気の事とかをはじき出せるんじゃないかと学者たちに研究させてるのに、全然思うように進んでなくて、がっくりきていたところだったんです。

で、試しにさせた算数の問題を、ダンビがあっさり解いちゃったから、驚き。

学者も出来なかったのに・・・ってね。

どうも高校三年生なら、たいていの人が出来る問題だったようです。

 

ダンビの能力を信じた世宗は、自分に算数を教えてほしいと頼みました。

そしたら、漢字が読めないダンビは、アラビア数字を覚えないと・・・とか、九々が出来ないと・・・と、世宗を教育し直し始めたのです。

何事にも一生懸命で学問好きな世宗は、楽しみながら、勉強し始めました。

未来国から来た“コサン”ダンビ。女性だと思われず、宦官だと勘違いされてますけどね

だから、上の写真のような服装をさせられてるんですこれが、結構可愛いし、笑える

朝鮮時代は、男の方が自由かも・・・とダンビも敢えて女性だとは訴えません。

 

世宗は、ダンビが真っ直ぐに自分の目を見つめながら話をする事に驚かされ、新鮮な喜びを感じていました。

臣下たちは、目を合わせようとしませんからね。

間違えたらデコピンされても、ムッとしますが、怒りません。

威厳のあるこれまでの作品の世宗とは、全く違った明るく若さ溢れる世宗が、魅力的です。

 

ダンビはヨンと同じ借家に住む事に。

ネズミがうろうろするような家で、勿論トイレなんぞ無くて、おまるが部屋にポツンと置いてありまして、大は庭で・・・なんて、ヨンに言われてしまいまして、そのあまりのギャップに衝撃を受けます。

でも、行くところも無かった自分だから・・・と、腹をくくったようです。

物おじせずに、世宗と対等な感じで算数を教え始めたのです。

 

ある日、庶民の食べ物が美味しい・・・とリュックに入れてたインスタントのトッポッキを作って世宗に食べさせました。

おそるおそる一口食べた世宗。

すっかり虜となってしまいましたよ。

ただ、直後に腹痛で苦しむ事になるんですね。慌てて食べ慣れないモノをたくさん食べた所為ですかね。

その時、柄にも無くお札を額に貼って祈祷してもらう世宗。

それを見て、ダンビは、腹痛を起こした理由を言い、身体の構造も説明。

「ここには心臓があるの。」

と、胸に手を当てて言いました。

どきどき跳ねてるところ・・・と言われて、世宗も胸に手を当ててみますが、特に跳ねてる様子も無く、首をひねりました。

「普段は分からなくても、好きな人にときめく時とかに、あぁ、ここに心臓があるんだなって分かるんです。」

「お前のを触ろう。」

と、手を伸ばした世宗。

おお~っと慌てて飛びのいたダンビでした

「とにかく、こう見えてもモノ知りだから、信じなさい。」

と、ダンビ。落ちこぼれの女子高生が、ここでは天才です。

彼女の乏しい知識も、ここでは本当に役立つようで、医学書も出来たし、法医学書、農業書まで出来ちゃったみたい

一緒に写メ撮ったりして、いつも一緒にいるのを、王妃はちょいと不安げな表情で見ていました。

王妃は、現代でダンビの親友であるソウと瓜二つ。

 

世宗はダンビのことを考えた時、胸が跳ねるのに気が付きました。

“好きな人にときめく時とかに・・・”という言葉が頭を過ぎりました。

その瞬間、王としての自分の立場を思い、自制心が働いたのかな・・・。女性だと知らないよね?まだ。

 

王妃の父はなかなか世継ぎが生まれないのを心配して、一計を案じました。

媚薬を食事に混ぜたんです。

ところが、それを食べたのはダンビ。よりによってダンビの好物のトッポッキに混ぜたんですもんん。

世宗は、食事に苦労してるダンビに、自分の食事を分けてあげてたんですね。

 

期待して王妃の方からやって来たのに・・・。

世宗は正気のまんまで、おまけにその場にダンビが真っ赤な顔をしてふらふらっと出て来ちゃった。

そのまま倒れてしまったダンビを、世宗は抱きかかえて介抱。

王妃は、嫉妬・・・ですよね?

 

ダンビ、大騒ぎです

世宗相手に言いたい放題やりたい放題。

「無礼な奴だな好きで傍に置いてると思うのか

と、世宗。

「私は少しは好きよ。でも私は高三であなたは王でしょ。雨が降れば帰るわ。」

その言葉に、世宗、どきっとしたみたいですね。つい、kissしようと顔を近づけたんだけど、寸前で我に返りました。未遂です。

 

世宗は、願いが成就したら、ダンビに大きな家や馬、そして官位をやろうと言いました。

でも、ダンビは断りました。雨が降ったら家に帰るから・・・と。

「それなら今言っておくべきだな。」

と、世宗。一緒に歩きながら、ぐっとダンビの肩を引き寄せ言いました。

「いろいろありがとう。お前のおかげで最近楽しい。」

「私も、頭が悪いのに誰かに教える事ができるなんて、嬉しい。」

いっそ、友になるのはどうだ・・・と世宗。

そうしましょう・・・とダンビ。

 

ところがある日突然ダンビは捉えられ、大罪人として処刑されそうになってしまったのです。

王妃をないがしろにした・・・なんて言いがかりです。天の子だと王を欺いたとも言われました。

世宗も、ダンビを傍に置いた事で責任を追及されました。

世宗は、ダンビが如何に知識が豊富かと言う事を説明しました。でも、大臣たちは信じません。

一人の大臣が証明してほしいと言いました。

「曇りの日でも時間を知る事ができるか。」

 

ダンビは自分を助ける為に苦境に陥った世宗をの姿を見て、一生懸命その答えを出そうとしました。

そして、とうとう解いたのです。

その時、雨が降り出しました。

 

雨が降ったら帰る・・・。

傍に水たまりが出来ました。足を入れてみると、底がありません。ここに飛び込めば帰れる・・・とダンビは思いました。

 

その時、世宗は駆け出していました。

王に成って以来、殆ど走る事が無かった世宗。

必死でダンビの家に駆けて行きました。が、既にダンビの姿は無くて。

ただ、計算した図式だけが残されていたのです。でも、それを見て、問いが解けたと知った世宗は、宮殿に戻りました。

 

ダンビがいました。

水時計を作り上げていたのです。でも、失敗なんだとか。

一生懸命頑張ったのに・・・と泣くダンビ。

「大丈夫だ。私も努力したが答えが出ない。」

世宗はダンビの手をとり、自分の胸に当てて言いました。

そして、ダンビを引き寄せ、抱きしめたのです。

きゃぁ~っ

何て可愛いんでしょう。

 

ダンビ、美人とは言えないんだけど、可愛いです。本当に可愛い。

世宗との身長差が何とも素敵。

2話を早く見たいんだけど、四国に戻って来てるので、GWまでお預け。辛い~っ

お勧めですよ、この作品

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