まったり まぎぃ

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『ジキルとハイドに恋した私』12話まで

2016-06-30 14:56:52 | 韓国ドラマのエトセトラ
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レビュー一覧は、こちらから。

 

ソジンの動画に一番初めに気がついたのは、常にソジンの情報をチェックしてきたテジュでした。

でもね、インターネットっていうのは広がり始めたら速いからねぇ。

スンヨンも見ましたし、ク会長も見ました。

それぞれにソジンの思惑をあれこれ考えています。

 

ソジンは、ハナと一緒にソウルに戻りました。

途中、食事をした後、散歩しました。

その時、ソジンがずっと後ろからついて歩くのを、ハナはちょっと居心地悪く感じたんですね。で、何故?・・・と聞きました。

「これがいい。あの時もそうだったじゃないか。」

と、ソジン。

サーカス団の面々と1泊旅行に行った時の話です。ハナが酔った勢いで告白した日。

てっきりロビンだと思っていたのに、ソジンだったなんて・・・ですよね、ハナは。

 

公開捜査をする事に、ク会長の許可が下りました。

テジュは焦り始めました。自分の顔が公開されたのですから。いくら少年のころの写真だと言っても、覚えている人間がいる可能性は高いです。

カン博士は、テジュも治療が必要だと言いました。

ソジンだけじゃなく、テジュも同じ辛い記憶を持っているわけで、ソジンにとってイ・スヒョンが治療薬となるのと同じように。イ・スヒョンであるテジュにとっても、ソジンが治療薬となる筈だと考えたのです。

監禁されている状況だけど、ある意味、テジュはカン博士の治療を受けているのと同じ事なのかもしれません。効果はまだ見られませんが。

 

スンヨンは、ク会長が海外から多重人格の第一人者である医師を呼び寄せようとしている事を知りました。

これで、ソジンがその病だという事に確信をもったスンヨンは、いきなりワンダーランドの経営を任せてほしいとク会長に言いました。

勿論、ソジンの病気を理由に・・・です。

でもね、ク会長は、そんな脅しには屈しない人です。身代金を支払わなかった人ですからね。

やれるもんならやってみろ・・・てな感じになったのですが。

なんと、ソジンがあっさりと代表理事の座をスンヨンに・・・と提案し、すんなり決まりましたよ。

そして、自分は6カ月休職すると言いました。

あんなに意気込んで対決する気満々だったスンヨン。肩すかしをくらったみたいになりました。

でも、理由はどうあれ、自分が代表理事だとガッツポーズです

 

ク会長は、突然のソジンの話に、戸惑い、怒りました。

が、これまでとは違った自信にあふれたソジンの態度を見て、静観する事に決めたようです。

クォン秘書からも、ソジンが変わり始めたと聞いていますしね。

 

ソジンは、5年前のような過ちは二度と起こさない・・・とハナに言いました。

その意味をクォン秘書に聞いたハナ。

実は、5年前にも今と同じ状況が起っていたのです。ソジンとロビンが同時に同じ女性を愛したんだそうで。

やはり双子だと嘘をついていたんだけど、ある日それがばれた・・・。

女性は彼らを怪物扱いして去って行ったのです。

絶望したロビンは、カン博士に存在を消してくれと頼みました。まぁ、自殺・・・ですか。

催眠療法でロビンを消そうとした時、別の人格が現れてしまったのです。それは、残忍で暴力的な、悪の人格を持った“テリー”。

テリーは、カン博士に襲いかかったんだとか。

まぁ、保安チームがいたので、大事には至らなかったらしいですが。

それ以来、ソジンは徹底的に自己管理して、ロビンも現れなかったのです。

「誰も傷つけまいと言う一念で5年の間生きて来たのです。」

と、クォン秘書は言いました。

ソジンは充分苦しんで来たんですね。「キルミーヒールミー」での台詞に、“全ての人格たちの後始末を一人でしてきた”と言うのがありました。その言葉を思い出しましたね。

 

ソジンは、そのような事態になる事だけは避けたいと思っているのです。

でもね、5年前と確実に違う事がある・・・とクォン秘書に言っていました。

ソジン自身です。彼が5年前とは違って来ていますからね。

 

ソジンはテジュのところに行きました。カン博士が居ない今、テジュは相談相手として良いと思っているのでしょうか。

誘拐事件の忘れていた記憶を思い出した・・・と言いました。そして、イ・スヒョンに対して謝らければいけない罪も犯していたと思いだしたと。

そして、それとは別に、スヒョンも忘れてしまった記憶も思いだしたと。

その内容を知りたいテジュ。

でも、ソジンはそれはイ・スヒョン本人に話すべきだと、明かしませんでした。

テジュは、ハナに全てを明かしたことで、ロビンは追い詰められている・・・と言いました。偽物だと言う事を突きつけられた気分だろうからと。

ソジンは決してそのような意味で事実を明かしたわけじゃなかったのです。自分の中にロビンもいると知らしたかっただけなのでうね、ハナに。

「ロビンは壊れやすい人格です。一番痛いところを突かれると、壊れてしまう恐れがあります。」

と、テジュ。

その瞬間、ソジンの頭にはテリーの事が浮かびました。

でも、テジュには話しませんでした。

テジュはそれを察し、ハナから聞き出したのです。

 

ちらっとハナが呟いたのを、見逃さなかったんですね。

ハナも既に催眠がかけられていました。何かのきっかけを与えると、テジュの意のままになるのです。

 

テジュはロビンの中からテリーを呼び出そうと考えました。

ハナの携帯からメールを送り、ロビンを呼び出しました。

そこには、縛られたカン博士。

そして、音を流しました。あらかじめかけていた催眠効果が現れ始めました。

そして、フラッシュバックのように“消滅する”とか“治療法”とか言う単語を見せ、危機感をあおりました。

 

ロビンの表情がうつろになりました。

そして、カン博士に迫り、首に手をかけようとしたその時、

「ロビン

と、博士が。

その瞬間、頭に人を助けて来た記憶が甦りました。テリーは消えました。

 

ハナから電話が入りました。

「すぐ行くわ、待ってて。」

「生きて居たい。消えたくない。」

と、ロビン。

ハナの携帯に、ロビンとカン博士の映像が送られて来ていたんです。それをナ刑事に連絡し、場所を特定したようで。

何故?何故ハナにメッセージが送られて来たの?その意図は

テジュしか考えられないけど、そんなことしたら、居場所が分かっちゃうじゃん。

 

ロビンに戻ったロビンは(・・・ややこしい)、カン博士と共に逃げ出し、丁度到着した警察に保護されました。

ハナは、ロビンに駆けより、抱きしめました。

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