むやみに切なく DVD-SET1 | |
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ジュニョンは、状況がつかめなかったようです。だから、ぼ~っとした感じで立ち尽くしてしまいました。
ジョンウンが、指輪を外して来た・・・と抱きついても、じっと動きませんでした。
それを、ノ・ウルは黙って見つめていました。
そのうちに、焦点が合ったような目になったジュニョン。一気に頭の中に記憶が甦りました。
「思ったより早かったね、ユン・ジョンウン本部長。」
何事も無かったかのように言いました。
ウルの目の前で、ジョンウンと共に家に入ったのです。ウルに対して、残酷な態度だと言う事は充分分かっています。それでも、これが彼の選択だったのです。
ジョンウンの父ユン議員は、ジテとジョンウンの婚約を白紙に戻すと言いました。
それだけじゃありませんでした。
ヒョンジュンの政治家としての役職も、ジテ母の会社が請け負う筈だった事業の話も、無かったことにすると言ったのです。これくらいの仕返しはしないと、気持ちがおさまらないってことですね。
でも、ジテ母も負けてはいません。
ジョンウンにも好きな人がいるらしい・・・とジュニョンの事を持ち出したのです。
これは流石にユン議員も初耳だったようで。
激怒してジョンウンを呼びに行かせました。
ジュニョンは自らユン議員のところに行こうとしましたが、ジョンウンが止めました。自分から話す・・・と。
ジョンウンは秘書と共に、一旦自宅に戻りました。
ノ・ウルは、気が付いたらヨンオクの店に来ていました。
力なく座り込んで、泣く意欲すら失くしたウルを見て、ヨンオクは自宅に連れて行きました。
ウルと一緒にお酒を飲みました。
ジュニョンは、自分の記憶障害が始まった事を知り、いつなんどき混乱するか分からないので、忘れてはいけない事を動画に残しておくことにしました。
母はヨンオク・・・父はいない・・・と。
その時、ヨンオクから電話が。
洗濯機が壊れた・・・という話に、自分を頼ってくれたと喜んで行ってみると、それは口実で。
ウルが来てることを告げられ、動揺するジュニョンでした。
酔って寝ているウルを見つめるジュニョン。
ベッドから落ちそうになったのを見て、身体をその下に滑り込ませ、身体でウルを受け止めました。そしてそのままそっと抱きしめたのです。
翌朝、ウルはジュニョンの持ち物の中に、自分が作ったチラシがあるのを見つけました。
父の事件の時の情報を得ようと作った手作りのチラシでした。
ジュニョンが、気にかけてくれていた証拠です。
「ジュニョンは難関の法学部に入って、司法試験の1次にも受かったのに諦めたの。ジュニョンは親と違って良心と恥を知る奴なの。だからあの子を恨まないで。悪く言わないでちょうだい。」
ヨンオクの言葉がウルの心に沁みました。
ヒョンジュンがジュニョンに会いに来ました。
望みは何だ?・・・とヒョンジュンが聞きました。自分の周囲の混乱にジュニョンが関わっていると改めて気付いたからです。
「社会正義のためです。」
ジュニョンは答えました。
ジュニョン一人くらい、社会から抹殺するのは簡単だと言うヒョンジュン。
ジュニョンは、そんな事で怖がったりしません。人生を賭けてヒョンジュンの前途を阻むつもりなんですから。
ユン議員は、ジョンウンが何と説明しようと、ジュニョンとの恋愛を許すつもりはありません。
すぐにでも海外に行かせようとしました。
ジョンウンはそれに従うつもりは無いようです。
そんな時、ジテがやって来ました。そして、ジョンウンに言ったのです。
ジュニョンは、意図的にジョンウンに近づいただけで、恋愛感情は無い・・・と。ヒョンジュンに復讐するためだと。
あれ、それだけ?ジテは、まだ知らなかったんだっけ?ウル父のひき逃げ犯がジョンウンだと言う事を、ジュニョンが知ってるってこと。
ジョンウンは、すぐにその話をジュニョンに確かめに行きました。
ジュニョンは意図的に近付いたと認めました。
その上で、逃げろとジョンウンに言いました。また甘い言葉で引き留めるかもしれないから・・・と。
そんな事言われたら、ジョンウンは意地でも逃げないでしょうね。
でもやはり迷いました。
その時、ジテ母から連絡が入りました。復縁を要求して来ました。ジョンウンのひき逃げ事故の監視カメラの映像が残ってる・・・と。
脅しですな。
娘の犯罪を隠した国会議員と、圧力をかけられ従うしか無かった一介の検事の、どちらが大きな痛手を負うかしらね・・・なんて。
だけど、それは反対にジョンウンの背中を押す事になってしまいました。
父の一番欲しがっているジョンウンを奪う事・・・つまり結婚することが復讐になると言うジュニョンの言葉に、惹かれたのです。
目的地が同じならジュニョンと一緒に行く・・・とジョンウンは言いました。
ジュニョンから、撮影はウルにしてくれと言う要求が入りました。
カメラの前で愛する人にプロポーズするシーンを撮ってくれと言いました。相手はジョンウン。
あまりにも残酷なやり方に、ウルはショックを受けましたが、必死に気持ちを抑えながら撮影を開始しました。
ジュニョンを揺さぶろうと、質問をするウル。
でも、ジュニョンは却ってウルを傷つけるような受け答えをするのです。
ウルは、耐えきれずに一旦撮影を中断してしまいました。
ウルが席を外した時、ジュニョンはウル父の事件の話をしました。
突然の話に、ジョンウンは動揺しました。勿論、ジュニョンはジョンウンが真犯人だと知ってるとは言いません。検事である父が事件を隠ぺいした事を知った・・・と話したのです。
ジョンウンは、平気を装い、トイレに・・・と席を立ちました。
戻ってきたウルに、PCを渡し、モニターから目を離すなと言ったジュニョン。
モニターには、その後のジョンウンとの話が映し出されました。
検事だったら、そういうこともあり得るのでは?・・・と庇うような発言をしたジョンウン。
「俺の知る検事は違います。自分に不利益が生じて家族に見放されても信念と正義と良心を守るため命をかけてる。ひき逃げの被害者は俺の恋人の父親だった。そして彼女は真相を暴こうとした。俺は最低な父親を守るため自分の彼女を殺したんだ。」
ウルは、自分の事だと分かったかな?分かったよね?
突然、ジュニョンのスキャンダル記事がネットに出ました。
麻薬を使用している・・・と名前は出ていませんが、ジュニョンだと匂わせていました。
ヒョンジュンの仕業でした。
ジュニョンを潰そうと本気になったの?