まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『気がつけば18(原題)』完観

2017-12-15 12:10:12 | 韓国ドラマのエトセトラ

                              

レビュー一覧は、こちらから。

 

ナビが人知れず苦しんで来た事を知ったギョンフィは、じっとしていられませんでした。

だから、うざいと思おうと、迷惑に思おうと、これからもナビに付きまとうことを宣言しました。

「俺はお前に救われた。生きてみようと思えた。とにかく、お前への干渉はやめない。」

 

ギョンフィは、ダヨンの彼氏に直接話に行きました。

ナビが何度ダヨンの見舞いに行ってほしいと頼んでも拒否されていましたのでね。

年を経たギョンフィには分かっていました。彼もまた苦しんでいると。そしてそれは現実逃避という行動になっているんだと。

ナビが自己嫌悪に陥っているのと同じでした。

一生逃げるのは無理だから、一度ぶつかってみろ・・・とギョンフィ。

その言葉に背を押されるように、彼氏は病院に行ったのです。

ナビは本当に嬉しく思いました。

で、ダヨンをきれいに化粧し、彼氏に会わせたのです。

彼氏も、泣きました。やっと泣けた様な感じです。

その様子を、ダヨンの母が見ていました。

感動するかと思ったけど、違いました。やっぱりナビを許せるところまで余裕は無いのです。

それが当り前かと。

 

ナビは、ギョンフィのお陰だと知り、ギョンフィへの態度が変わって来ました。

ちょっと笑顔が見られるようになったかとほっとした時、ナビの父が病院に来ました。

ダヨン母から連絡が行ったようです。勿論、抗議の・・・。

ナビ父は、娘をなじりました。ダヨン母の気持ちが分からないのかと。

ナビ父とすると、病院に行くのを止めてほしかっただけなのです。この件から離れて忘れてほしかったのでしょう。

 

ナビは自分が生きている事が皆にとって目ざわりなんだと思っていました。

全ての原因が自分にあると思っていました。

他人が、事故なんだから、責任は無い・・・と言ってくれても、本心は自分が生きている事を喜んではいないんだとね。

自分が死ねばこの苦しみから自分も他の人たちも解放されると思っていました。

それでも、生きたいと思う気持ちがあるのも正直なんです、ナビは。

その葛藤に苦しんでいるのです。

 

ギョンフィは、10年後、娘を失ったことで苦しみ続けて来たナビ父を見ています。

だから、今、この時にナビと父親との関係を修復しておく事も、ナビの死を止める事につながると思いました。

ナビの話を聞いてあげてください・・・とナビ父に言いました。

お前なんかに何が分かると拒絶したナビ父に、しつこく食い下がりました。

今ナビに寄り添わないと、後悔することになります・・・と。そして、明後日ナビの誕生日です・・・と。

ナビ父は、頭にも無かったようです。

 

化学の実験が授業でありました。

その時、ちょっとした不注意でボヤ騒ぎが起ったのです、過去に。

消火器を持ち出して消したのは良いけど、その消火液を苛めっ子がギョンフィに浴びせましてね。着替えようとした服を奪われ、結局、ギョンフィは下着姿のまま、屋上から飛び降りようとしたんです。

で、ナビに止められたわけで。

そのエピソードを思い出したギョンフィは、未然に防ぎ、ほっとしました。

ところが、結局、別の机でボヤが発生しちゃったんです。

そして、消火液を浴びせられたのは、スルギ。

 

思い出した事がもう一つ。

自分が飛び降りようとした屋上に、何故ナビがタイミングよく現れたかということ。

それは、ナビ自身、死のうとして、その場にいたからじゃないかと、ギョンフィは察したのです。

 

慌てて屋上に駆けあがりました。

やっぱり、いました、ナビ。

ボヤ騒ぎは、ナビに、バス事故の惨状を甦らせたのです。発作的に飛び降りようと屋上に行った直後、ギョンフィがやってきたというわけだったのです。

 

「ナビ、気づいてやれず悪かった。」

ギョンフィが言いました。

放っておいて・・・とナビ。

自分を大事にしろよ、何故自分自身と戦う?お前が可哀相で目が離せない。出来るなら何でもしてやりたい・・・とギョンフィ。

ナビは初めて心の内を叫びました。

自分の所為だと皆がそう思ってる、父親がそう思ってることも辛い、罰は受けるべきだけど、胸が張り裂けそうに辛い・・・と。

「死ねば楽になれるし、許される。だから、何度も決意したけど、無理なの。どうしても死ねない。人並みに生きたいの。やっぱり死ぬべきだと思う?」

 

お前を愛する人の事を考えろ・・・とギョンフィ。

「生きていれば道を失う事もある。行き詰まることもある。その時は、どこにも行かずそこを動くな。俺が行く。」

ギョンフィはナビに近づき、ナビを抱きしめたのです。

「生きろ。俺がお前のお陰で希望を持ったように。お前も生きてくれ。」

 

ほっとしたのもつかの間、自分の代わりにスルギが消火液を浴びた事を知ったギョンフィ。

過去が完全に変わったのではなく、起る事実は変わらないけど、配役が変わるだけだと気付きました。

 

ナビの日記の内容が大幅に変わりました。

ギョンフィのことを見直し、好きになりかけたのです。

自分の持ってるナビの日記にも、それが反映され、ギョンフィも有頂天

だけど、完璧にナビが苦しみから解放されたわけではありませんでした。その幸せが失われる不安も芽生えたのです。

 

ナビの誕生日。ナビ父はワカメスープを作りました。いつ以来でしょう。

「生まれて来てくれてありがとう。」

そう言われたナビは、戸惑いました。でも、父の愛情が心に沁み渡りました。

 

その日、ナビは、ギョンフィと一緒に死んだ親友のところに行きました。

遺灰は海にまかれたようです。

ギョンフィが一緒なので、勇気が出たのですが、やはり不安もありました。自分だけが生きて幸せになって良いのか・・・と。

 

やはり10年前と同じような出来事が起りました。

ナビに電話がかかって来たのです。ダヨンの病院からでした。

たまたま、その電話を今日はギョンフィが受けたのです。

ダヨンの危篤を告げる電話でした。

ナビの死の理由が分かりました。

 

ギョンフィは、今だけは、これを伏せておこうと決心しました。どうせ分かる事なんだから、あと1日延ばそう・・・と。

楽しく誕生日を過ごさせてあげたい・・・とね。

わざと携帯を海に落としました。

 

10年間渡せなかった誕生祝いのヘアピンを渡しました。

ナビからお返し・・・とほっぺにぽっぽ

ギョンフィも、kissしました。ファーストキスでした。

 

翌日、ナビが自殺した日まで、ギョンフィはナビの傍を離れたくありませんでした。

でも、父と食事の予定があると聞いたので、二人は別れたのですが・・・。

翌朝、駅にナビの姿はありませんでした。

 

深夜、ダヨンの恋人から連絡が入ったのです。

ナビは病院にいました。

 

ダヨン母に、誰の所為だと?・・・と泣き叫ばれたナビ。

耐えきれなくなって、病院の屋上に。

でもね、死ねなかったのです。

ギョンフィの事が思い出されて、会いたくて・・・。

 

ナビの元に必死に急ぐギョンフィ。

ナビから電話が入りました。

今、どこ?・・・とナビ。

死ねなかったというナビの言葉を聞いて、ギョンフィは本当にほっとしました。

 

横断歩道の向こう側にいるナビを見つけたギョンフィ。

もしかしたら、死がナビを避けたのか?・・・と思ったギョンフィ。

でも、出来事は変えられないと悟りました。一台の暴走車がナビの方向に向かっているのを見たからです。

ならば、配役を変えるしかない・・・。

咄嗟にナビを突き飛ばしたギョンフィ。

はねられたのはギョンフィでした。

でも、死ななかったのです。意識不明のまま生き続けていました。

そして、ナビは、ギョンフィと同じ整形外科の医師となっていたのです。

 

ギョンフィは、これらの事を全て手紙に書き残していました。

自分に何かあったら、必ずナビに渡してくれとスルギに言ってあったようです。

ナビ以外の人に宛てた手紙もあったようです。

それを信じた人、信じなかった人様々ですが、ナビは信じました。

 

出会った時から、愛してた・・・とギョンフィ。

 

ナビは、ギョンフィの世話をしながら、元気に人生を生きていました。

そして、ギョンフィの意識が戻りました

 

初恋の頃の初々しさが漂う作品でしたね。

楽しく視聴できました。

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