華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第三章 | |
クリエーター情報なし | |
ポニーキャニオン |
レビュー一覧は、こちらから。
ジュウォンもイヌも、ファイの事を意識し始めてます。
ファイが数珠を落とした事を知ると、それぞれプレゼントしようとするんですね。
イヌは直球ですよ。
お店に連れて行って、無理やり腕にはめ、それをそのままプレゼント。イヌらしいやり方です。
で、ジュウォンはと言うと。
やけに澄ました顔で数珠を買い求めたものの、まだファイに渡せてません。あげて良いものかどうか、迷ってるんです。
イヌは、ファイの数珠を見ていました。
初対面の時、誤解からファイを捕まえようとして腕を掴んだのです。それで女だと気付いたわけですが。
その時、数珠の形が変わっていた事を目に留めていたのです。
それを、ホ・ギュンに話したことから、ファイは一気に表舞台に。
少し前、ゲシがインモク大妃の警備兵から数珠の絵を渡されて、何か報告を受けていたのを見ていたのです。
ところが、ゲシは自分に隠そうとしましてね。って事は何か重要な事に違いないと察したのです。
ホ・ギュン、ファイを拉致しましたよ。
数珠をインモク大妃の屋敷に置いたのは何故か、光海君の手先か・・・等々。
ホ・ギュンは、数珠が大妃を動かす意味を持っているとは察しましたが、その意味までは予想できないでいました。
今回の火器都監の事件で、光海君を結果的に救う事になったのは、光海君の手先として動いていたからか?・・・と思ったのです。
あれこれ問うホ・ギュンを見ていて、ファイは彼が光海君の敵だと感じました。
だから、自分も同じ目的を持っていると言いました。
信用したわけではありません。この場をどーにか切り抜けるためにも、そう言うしか無かったのでしょう。
利用できると感じたホ・ギュンは、ファイをとりあえず解放しました。
その頃、ジュウォンの父ホン・ヨンもファイを呼んでいました。
大妃は、イ・ウォニクとイ・ハンボクに公主が生きているかもしれないと打ち明けていました。
その証拠が数珠だと。
可能性が低いとしても、数珠がどういう経緯で出て来たのか、それを調べてほしいと頼んでいたのです。
で、彼らはホン・ヨンに、当日土取りに来た職人とファイを調べるよう依頼したのです。
ところがその時、ファイは拉致されてしまってて。
職人たちも捜しまわるのですが、見つかりません。
ジュウォンも心配でたまりません。
ところで、ジュウォンは光海君の厚い信頼を得ていまして、光海君が秘密裏に後金の王の使いに会う時、同席を命じられました。
今のところ、後金は朝鮮に対して圧力をかけるつもりは無いようです。
でも、明との戦いに置いて、明に味方をしないでほしいと要求して来ました。中立であってくれと言う事ですね。
一方、明はもっと圧力をかけて来ました。
突然使節団を遣わしたと思うと、彼らは、光海君ではなく、最初にインモク大妃に挨拶に行ったのです。
光海君が、接待所まで挨拶に出向いていったのに、彼らは姿を現さず、散々待たせました。
その挙句に、家臣からインモク大妃のところに行った・・・という報告が入ったわけ。
光海君が庶子にもかかわらず王座についていられるのは、全て明のお陰だと暗黙のうちに指摘したわけです。
明は朝鮮の宗主国であり、明のお陰で国が成り立っているのだと言いたいのですね。
光海君は激怒しました。
で、書記を場から出し、重臣たちに腹を割った話を・・・と言ったのです。派閥を超えて、この国の事を考えよう・・・と。
このまま明の属国扱いで良いのか・・・と言う事ですね。
流石に光海君の反対派の重臣たちも反論しませんでした。
明が、かりにも一国の王である光海君が礼儀を尽くして出向いているのを無視したのは、礼に反する行為ですからね。
出兵しないと光海君が決めたことが明を怒らせた・・・と常々言ってる重臣たちでさえ、光海君の心からの国を思う言葉に心を動かされたようです。
でも、結論が出ません。出せません。
ファイを解放したホ・ギュンは、その旨をカン・ジュソンに報告しました。
これでジュソンもファイに注目してしまいますわなぁ。
でもね、この二人、ホ・ギュンとジュソンも、完全に手を組んだわけじゃないようですね。
やはり信頼はしていないのです、お互いに。
都合が悪くなったら、あっさりと切り捨てるつもりのようですよ。
ホ・ギュンとイヌは飲み友達。
常々、ホ・ギュンは出世の口利きをイヌからジュソンに頼んでもらいたいと言っています。だらしない男と思わせてるんです。
まぁ、その裏で既につるんでるわけですが。
ところが、この時、たまたま帰宅したイヌは、父とホ・ギュンが会ってるのを知ってしまいました。
意外に頭の回るイヌは、ホ・ギュンに対して、疑いを持ったかな?