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テウォンは、ウォニョンに会い、事情を問いただしました。
しかし、科挙中止の決定は覆る可能性は無いと言う事を知っただけでした。
どう収拾するかが問題でした。
当然、テウォンは、ナンジョンとジェミョンの商団に責められました。
でも、まだ収拾策は見つかっていません。
オクニョたちの次の作戦は、都の小さな商団を結集させることでした。
資金を心配する仲間に、ジホンは大丈夫だと言いました。パク・テスの遺産がありますからね。
大妃は明宗から手酷く拒絶された事がショックでした。あの聞きわけの良かった子が・・・ってところでしょうか。
ウォニョンとナンジョンを呼び、相談しました。
ウォニョンは、イ・ジョンミョンの所為だと言いました。悪い影響を受けているとね。
ナンジョンは、イ・ジョンミョンの動きをちゃんと見張っていると言いまして、大妃を安心させました。
明宗は、実母ではあるけど大妃とその一派の勢力があまりにも強すぎて、思うままに政治を操っているのをもう見過ごすことはできませんでした。
オクニョから聞いた昭格署を利用して民心を扇動しようとしている情報も気になっていました。
まず、ジェソに昭格署の件を調べるよう命令しました。
そして、徳興君に、大妃の勢力の削ぐため協力してほしいと頼んだのです。
徳興君は、イ・ジョンミョンに既に会い、考えに共感したようで、明宗の申し出に快く頷きました。
オクニョは変わってしまったテウォンのことを考えていました。
チョンドゥンは、テウォンはオクニョの事を大切に思っていると言いました。命の危険を冒してまで山賊のアジトにオクニョを救いに行ったわけですからね、その想いは半端じゃ無いってね。
オクニョも、これまでのテウォンとの思い出を振り返ると、それが誤解だとは思えません。
でも、今のテウォンのやり方は、どうしても納得できないのです。
典獄署では通達がありました。
格下げとなっていた元署長が署長に返り咲き、ユ参事が、参奉に格下げとなったのです。
ショックのあまり、呆然としてしまうユ参奉でした。
テウォンは科挙中止における大損害の穴埋め策を立てました。
当然、ナンジョンとジェミョンの商団以外は、この一件については関係ありませんから、その事を一切公にする事はありませんでした。
最近の凶作による商団の損害を考慮し、税に関して優遇策を取って来たのを見直す・・・と言いました。
一気に税率を挙げるということです。
勿論、大反発が起りました。
そして、内々に、ナンジョンの商団には、買い占めた紙を平市署が同じ値段で買い入れると言いました。また、発表した税についても支払わなくて良い・・・と。
えーっそこまであまりにも不公平だよね。
ジェミョンはもう我慢が出来なくなり、テウォンに直談判に。
テウォンは、ジェミョンの商団も優遇する・・・と言いましたが、ジェミョンがそんな事を喜ぶ筈はありません。
大妃から寺の造営費用を作るよう言われたとテウォンは説明しました。
でも、ジェミョンは納得しませんでした。テウォンが心配なのです。やり方がテウォンが一番嫌っていたウォニョンやナンジョンと同じだからです。
「後悔することはするな。」
真剣なジェミョンの忠告に、テウォンは揺らいだようです。
ハン尚宮の同僚だった元女官が、ナンジョンの家に料理人として潜入しました。
ナンジョンが動きました。
手下たちを使って、疫病が発生したと思わせようとしてます。
報告を受けた明宗は、大妃たちが仕組んだのではないかと疑い、調べさせましたが、何の証拠も出て来ません。
オクニョに会い、事情を聞きました。
まだこの時点ではオクニョも確証を得てはいません。なにせ、動機が見つからないのです。
明宗と会った帰り、テウォンが待っていました。
そして、明宗は、ナンジョンの手下に後をつけられちゃってますよ。王宮に入るのを目撃されてしまいました。