まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『私の10年の秘密』完観

2014-08-19 08:57:54 | 韓国ドラマのエトセトラ
私の10年の秘密 DVD-BOX 2
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

検察が、やる気のない対応をしたのは、やはりイェガグループからの裏金の一部が賄賂として渡っていたからでしょうね。

それを提案したのも、イヒョンだったのですから、自業自得と言えるでしょうね。

 

ギテ母は、この一件で、イェガグループの中心から、息子ギテが追い出される事になる事を恐れていました。

で、考えた策が、パク本部長に全ての罪を負わせるということ。

動かない検察をいつまでも信じてはいられないってことで、形だけでも捜査を進めさせ、本部長を裏金作りの責任者として事を収めようって魂胆でした。

イヒョンも、パク本部長の指示の元に動いた・・・とするとね。

パク本部長は、一瞬唖然としました。そして、不満そうに言いました。

長男の結婚が迫ってて・・・と。

でも、ギテ母は冷たく言ったのです。これまで他の人に比べて法外な給料をもらっていたのは、こう言う時のためだ・・・と。イヒョンを黙らせるには、子供を遣うしかない・・・とも。

神に日々祈っているのは、一体何を懺悔してたの?善良そうな風を装ってて、本当は一番冷たいんじゃないの?

 

流石に、パク本部長は迷いました。そして、ギョンドゥに会いに行ったのです。

イヒョンを止めて欲しいと頼みました。

でもね、ギョンドゥは苦しいのを我慢して、イヒョンが罪を償って帰って来るのを待っているんだと言い、頼みを聞き入れませんでした。

パク本部長は一通の手紙を渡しました。イヒョンに直接渡してほしい・・・と言って。

読んでもイヒョンの気持ちが変わらない場合、そして手紙が届かない場合は、自分の運命だと思って諦めます・・・。そう言いました。

ギョンドゥは、本部長の様子から、重要な手紙だと言う事はすぐに分かりましたので、イヒョンに届けようとしますが、会う事を拒否されてしまうんですね。イヒョン自身に。

で、仕方なく、封を破って読んでしまいました。

 

手紙は遺書の様な物でした。

慌てて本部長の行方を追いましたが、分かりません。で、イ専務を呼び出し協力してもらいました。会社で信用がありますからね。

本部長の自殺は、止められました。

 

ギテも、子供を誘拐してイヒョンの口をつぐませるという母のやり方には、猛反発、彼自身、企業のトップに就くには力不足だと充分認識しているんです。

だから、もう諦めようというのですが、母の会社への執着は抑えられません。

仕方なく、へドゥムの傍に自分が付いてることにしましたよ。

これが一番良い方法かもしれませんね。

家に突然やってきたギテに、グクとへドゥムは、優しく迎え、何事も無かったかのように家族のように応対しました。食事を一緒にしようとした時、自分の手にスプーンを持たせてくれるへドゥムと、ご飯の上におかずを乗せてくれるグク。この何気ない優しさに、彼の心も素直になっていったようです。

 

結局、この計画は、うやむやに終わったみたいですね。

 

パク本部長は、事の次第を息子に打ち明けたようです。

息子に送られ、イヒョンと一緒に検察に入って行きました。

 

ギテは、本物の遺言状に従い、父ソクと共にイェガを去る事に決めました。イェガグループは、グクが専門家に経営を任せる事で落ち着きそうです。

アメリカに行くと言うソニョンに、罪を改めたら、また付き合ってほしいと言いました。アメリカに会いに行って良いか?・・・と。

でも、この時、ソニョンは返事をしませんでしたね。

で、ソニョンが旅立つ日。空港に急いだギテは、ゲートをくぐるソニョンを遠くから見つめるだけしか出来ませんでした。

ソニョンは、論文盗用を申し出て、学位を返上し、改めて勉強を始めるそうです。イヒョンも、公になる前に自分から罪を認めたから・・・と言っていました。これでソニョンの気持ちも軽くなりますね。

 

イヒョンは釈放され、ギョンドゥとへドゥム、グクの元に帰って来ました。

グクが初めて感情をあらわに、娘を出迎えるシーン。両手を大きく広げてイヒョンを抱き止めようとするシーンは、彼が真剣な表情なだけに、よりいっそうじ~ん・・・としました。

 

ソクは、すっかり子供になってしまって。

兄に会いたいとしきりに言うようになりました。ギジュンは、母が倒れたため、そっちを自分が看病することにしまして、父をグクに会わせる事にしました。

グクは、最初、子供に戻ってしまったソクを見て、驚き悲しげな表情をしましたが、すぐに自分が弟に合わせてやり、子供の頃のように遊んでやりました。へドゥムとよい友達になっちゃってますよ、ソクは。

 

ハッピーエンドです。

 

やっぱり、ギョンドゥの役は、ユ・ジュンサンssiのような素朴な風貌のアジョッシが敵任ですね。

ソン・ユリさんとの、あまりにも対照的な雰囲気が良いです。

そして、何と言っても、この作品は、へドゥム役のカル・ソウォンちゃんの演技が光りましたね。

素直でリアルな演技が、とても良かったと思います。あまりにも演技力を誇示するような子役じゃないのが、良かったかなと、個人的には思いました。

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コメント
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