悠翠徒然

画像中心

気合い入れて

2016-04-18 07:23:21 | Weblog
鎮魂を込めて気合いを入れて書いた『鎮』の一文字、、、、

あざとさが出てしまい、書き上げられませんでした。

悲しみや辛さを共有しない限り、そう簡単には書けません。

どこかに邪心が入ってしまったのでしょうね。

全て破棄しました。

そんなこと繰り返し出て繰り返しているのです。

書道で一番お世話になってきた文房四宝は、『紙』

私はそう思います。

マジックで文字を書く

2016-04-18 07:03:54 | Weblog
先が四角柱のような形をしているマジックで、丸みを帯びた文字を書くことは難しいと思われがちですが、意外や意外、それで英文の筆記体を書くととても味のある線を出すことができます。

今時の楽譜の清書は、パソコンでプリントアウトするのがほとんどですが、昔は『写譜ペン』という少し特殊な万年筆で書いていたものです。

アレンジャーによって書体の癖があって、見やすい見にくいの差が大きく、現場で混乱することもあったようです。

その『写譜ペン』は黒玉の音符が書きやすくやっているので、ペン先が平べったくなっているのです。
縦に引けば太く横に引けば細くかけるのですが、ト音記号などの湾曲した線の場合は、太から細への変化がとても面白いのです。

古いジャズのアルバムではその面白さを生かして、タイトルを写譜ペンで書いたものもありますし、現代では写譜ペン風のフォントが出ています。

昨日は急ぎで写譜ペン風の手書き横文字筆記体を書くことになったのですが、手元に写譜ペンがなかったので、代用として先が四角柱っぽくなっているマジックを使ったというわけです。



使い込んだマジックだったので、先が柔らかくなっていて細い線が出せなかったのが残念でしたが、雰囲気は出せました。

あとはデザイナーが使う気になるかどうかの問題です(笑)

いざという時のために、写譜ペン買っておこうかなぁ~(笑)