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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 十月歌舞伎 中村芝翫しかん襲名

2016年10月17日 19時05分52秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 十月歌舞伎 中村芝翫しかん襲名

日曜日の歌舞伎座は とんでもなく混んでいました。
芝翫襲名という事もあるでしょうけれど
大入り満員で
空気が薄く感じる程 酸欠状態で
眠くて仕方ありませんでした。

なんだか
ぱっとしない 
頑張っているけれど 心に染みない演技の連発。

なんなのかしらねぇーーー
私が 悪いのかなー 
眠くなるほど  面白みがないわー

見ていたのですが

いやー玉三郎の 口上 菊五郎の口上の時
目と耳が ランランと歓喜しましたよ。
そして
最終演目
玉三郎の 藤娘の一人舞いが
素晴しくて 素晴らしくて
あー やはり 凄い芸人が出てくれば
舞台は 光り輝き
魂も 飛んでくる―

玉三郎は 先月も 舞いましたけれど
先月の 元禄花見踊の 時の 貫禄の容姿 化粧 衣装
顔の大きさ 首の太さとは
打って変わり

花道で 間近で見ても 皺も無く たるみ もない


あれー18才の娘の 小顔 線の細い ボディライン
柳腰
背が高くて 芯があるのに しなやかで 凛としている

色気は出さずに 奥に秘めて 咲きそうな
香りを 感じさせるような
恥じらいも 表現していて

酔った時の 舞いは ほんのりと 
溜息が きこえそうな仕草

将来 いい女になるだろーなーという
高校生の 真面目ですらりとした
女学生の雰囲気。

あー 天才か 秀才か 天賦の芸人
人間国宝なのですが
生きていて 60半ばの男性が あんな風に 女を
年齢別に 演じ分けられるなんて
凄すぎるわー

9月歌舞伎の時も感じたし
今回の 口上の時も ますます 選別できましたけれど

玉三郎の声だけが 美しく 太くしなやかな鶯です。
通り抜けて
明るく 涼やかで 力強く 芯があり
特別です。
歌舞伎役者に感じません。

もう こういう芸人は 
歌舞伎という大衆芝居の世界を
超えちゃっているのかもしれません。
芸術になってしまったのです。

他の歌舞伎役者の 声は
何だか 含み声だったり しゃがれ声だったり
力み がなり声だったり
貧相な しょぼしょぼ声だったり
滑舌悪かったり
品が無い 声色だったり

声の色というのは
悪いと 人柄まで 悪そうに
性格まで 癖があるように 感じるから
不思議ですねぇ。

玉三郎を 鑑賞できただけで10月
歌舞伎に 行って良かったーー
と思いました。

頑張っているみたいでも 感じないーーーーという
芸の難しさを つくづく 考えてみました。

玉三郎の日常生活の 節制や鍛錬 食生活
あらゆるジャンル オペラやシャンソンも含め
探究する姿勢を 色々な方から 教えて頂いて

また 休暇には 南の島で 素潜りで
身体を柔軟にしたり
本番や 稽古の 夜には マッサージ師に
ほぐしてもらうなどの
あらゆる 細かい 日々の鍛練を
藤倉さんから 教えて頂きました。

玉三郎は 特別級にシビアーな芸道精進している
とのこと。

ほんとうに 特別ランクに感じます。
そういう 歌舞伎の芸術の 時間を味わえることが
できたのは
ありがたいことです。
姿 声ともに美しくて 耳と目の保養になりました。

 
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