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フランス音楽1 ラベル作曲の BOLERO ボレロ

2005年12月19日 13時22分31秒 | Weblog
BOLERO ボレロ

最近 ラベル作曲のボレロを聴く事が度重なりました。
昨日 つたや から借りて見たDVD「公証人」日本の映画ですけれど
ラベルのオーケストラのシンバルの音がなるところで
テロの爆弾爆発の危険性があるという内容で
シンバルを鳴らさないようにするのですが 間が抜けてしまつたような
楽曲終了という設定でした。
この曲は十数分の短い曲で 淡々と同じ旋律が繰り返され
ラストの数十小節で盛り上がり
フルオーケストラになり 爆発的なスケールで終わるのですが
以前「悲しみのボレロ」という仏映画で
(仏タイトルはLes un et les autres 一方も他方も)
使われていた曲でもあり この映画では人生は輪廻転生を繰り返すといって
いるようにも感じられ 繰り返す旋律と重ね合わせた設定でした。
フランス的で大好きな映画です。この映画の中では パリの戦中戦後の
シャンソンや音楽のことも良く分かり 胸がじーんとします。
又 つい 数週間前 久石譲の指揮するオーケストラのティケットを
頂き 横浜みなとみらいホールで 聞いたボレロもよかったです。
久石氏は 漫画モノノケ姫とか ハウルの動く城などの音楽作曲者
で 独自のセンスが光りますけれど ラベルを指揮するとは思っても
みませんでした。でもラベルが他のどれよりも ブラボーでした。
その時 ベース奏者の真前の席でしたので 真っ赤な顔で弾く
ボレロの終焉のベース奏者の情熱と迫力に感動しました。
因みに BLEROはスペインのダンスのリズムです。
マダムREI