シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 長坂 玲 シャンソン家族
イチゴのムース風ババロア 生クリームのソースを添えて。
家族が居ない シャンソン歌手の私。
普通なら 親か 子か 伴侶か 恋人・・・が居て
歌手としての私の人生に 家族は
何だかの影響を与えるものですが・・・
私の場合
天涯孤独のはずなのですが
そういう時
シャンソン家族や シャンソン子供たちが現れてくれました。
シャンソン歌手は 人生の詩を歌うのですが
平和で 花達に囲まれた 我が家の OFFデーは
誰もいない 隠遁者の生活のようで
それでいて
現実的に
日常の掃除と 片づけ 洗濯 料理 事務仕事をして
口もきかずに 時は過ぎゆきます。
過去のノスタルジー以外は艶っぽいことは無しの
穏やかで 幸福感の孤独の時間です。
過去に 沢山の仕事量 愛や恋や 離別や惜別など
色々と どっぷり まとめて経験しすぎたから
神が私に 平和な音楽の時をくれたように思います。
家に居ても 外に居ても 宙に向かい 見えない神様に
感謝の言葉が 口から ついて出ます。
昨晩の日曜日の夜は 芦野先生の番組録画「あの人に会いたい」
の後は
日本シャンソン協会の昨年の大イベント
ピアフ没後50周年記念 PARISツァーの
パリ コネターブル ディナーコンサートのDVDを
皆で見て 大笑い。大感激。
ダノのシャンソン歌唱を聞いて見て
また 私は 泣いてしまいました。
私の 感動感激の 泣き笑いは 瞬時にコロコロ 心のまま 。
いやはや
ダノの歌う シャルロットのクリスマスでは 人生で
1000回以上 感動して泣いているのではないかしら。
琴線に触れる・・・私の感情と 外への表現は 早い。
やはり ダノは 類いまれ稀な シャンソン歌手で女優で
パリでは 生の舞台でしたから うぉーうぉー 嗚咽でした。
昨晩は ぽろぽろと 突然溢れた涙で
目の化粧が 剥げました。
そして昨年一月 の パリ キャフェ ドぅ ラダンスでの
ウドンコさんとの舞台DVDを
又 見させて頂いて
自分のアラさがし しました。
レオ・マルジャンのビギン ザビギンと 月光のチャペルは
昨年より キーを一音上げることにしました。
音色的に 改良する必要があるなー と先日から感じていました。
何度も自分の舞台録画を見るのは 良い勉強になります。
アラさがし は 音楽性 音色 フランス語発音だけでなく
振りの 目線も 動きの動線も
顔の角度も 動きの間の取り方も
修正箇所を発見できます。ありがたい現代の文明の力。
舞台の中の私は 私ではない。他人みたいです。
舞台人 リリ・レイさんは
能天気へらへらの メガネおばさん長坂さんではない みたい。
長坂さんは観客として DVD を見て聞いて 厳しく
リリ・レイさんを 叱りつけます。
まだまだですよー まだ修正に修正よー
そして リリ・レイさんは言います。
美味しいものを食べさせて 綺麗なものを見させて
よく努力して勉強して練習してよー
人間的に隠匿を積まないと
リリ・レイの 舞台は輝かないわよー
下手なのは あなたのせいよー
今宵も深夜練習しよーと。
