詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

生きる力に・・・

2016年10月14日 12時45分19秒 | Weblog

 少し肌寒さもありますが、秋の陽射しが窓に温かく感じます。

 朝から、母の介護認定に立ち合ってきました。 

 市の福祉課から見えた担当の方、病院の担当の方、姉と私が、車椅子の母を

 囲み、幾つかの質問に答える様子を、見守りました。

 名前、今の季節は、大きな声でちゃんと答えられました。

 年齢、誕生日、今日の日付・曜日、今居る場所、朝食確認、病室の把握は、

 ぐちゃぐちゃでした。 

 職員の方から聞いた院内での日々の様子は、私が想像していた以上に酷く、

 生活する上の殆どをお世話になっているらしく、ベッドの起き上がり、寝返りは

 柵に捕まり自分で出来ているみたいですが、着替えから洗顔、入浴・トイレ等

 全て介助して貰っています。

 食事は途中で遊んで中断している事が多いようですが、職員の人数も限られて

 中々其処までは構ってもらえないみたいです。

 先日、様子を見に来た時からまたぐっと老けて弱って見えました。

 認定の手順が色々あり、結果が手元に届くのは、1ヵ月位後との事です。 

 今日は、いきなりぐるっと母を囲んだ環境に、母もびっくりしたらしく、目を見開き、

 「何や?」と叫んでましたが、上手く対応して下さり、無事終えて帰宅出来ました。

 どのような認定になるか分かりませんが、早く安心できる施設に入居出来る事を

 願って、母の晩年が少しでも穏やかになればと祈っています。

 

 今の母を思うと、浮かんでくる亡き父の姿に哀しい思いも、、、決して願った事では

 無くとも、難しい老いの現実に胸が塞ぎます。

 そんな気持ちの中での、冠句を拾い集めました。

 

               肩車 ふと懐かしむ父の影

               風邪の夜 粥に梅干し母をふと

               夜の話 母の引きずる悲の戦史

               砂ぼこり 心の襞は読み切れず

               砂ぼこり 何とか妥協済ませても

               径灯し 華を遺して眠りたき

               水の肌 無垢に誕まれて無漏に死し

               蜃気楼 迷い揺らぎし視野に陽も

               諸人よ 辿れば命花に似て

               花の吐息 晩年に知る死の心情

               北斗星 拓く光線視えてくる

               皿の数 納戸に懐き幸の日々

               皿の数 窓の灯ほのと睦み合う

   

   色々な人生が人それぞれにありますが、心の中に温かく灯せる楽しい思い出が

   生きる力となっているのだろうと、母を見て思います・・・    

 

 

                        

 

                       今日もありがとうございます。

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