自然・宇宙・地球・旅から人生を顧みる

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福山市「自然みつめ隊ステップアップ研修会」

2017年01月29日 18時58分11秒 | 日記

 標記の研修会へのお誘いの電話があったので、昨日(28日)に会場である「福山市自然研修センター<ふくやまふれ愛ランド>」へ行った。この研修会は今年度3回開催されているようで、私は1~2回は参加していなかった。今回はその3回目で、参加のお誘いがあった。時間は10時から16時までで、弁当持参だった。会場の施設は食堂があるのだが、予約しなければ食べられないので弁当持参となったようだ。講師は3回とも「志賀誠治さん(NPO法人ひろしま自然学校代表)」とのことだったが、かなり昔山口市の秋穂研修センターで開催された「環境カウンセラー研修会」で一日指導を受けた記憶が蘇った。「環境教育活動など」で、精力的に活動されている方だ。

 

 今回のテーマは「持続可能な人と自然のかかわりかたを考えよう!~生物多様性×ESD~」で、内容としては「“生物多様性”・“ESD(持続可能な開発のための教育)”という2つのキーワードから、人と自然のかかわりのあり様について学び、自然みつめ隊の活動の方向性についてもみんなで考えます。」とのことである。

 始めに「ESD]についての説明があったが、懐かしい言葉であった。講師はスライドで示しながら説明下さったが、初めて聞く方には少々難しい部分もあったようだ。示されたスライドを残しておこう。

     

 そして現状を踏まえての説明もあったが、考えを整理しながら聞かねばならなかった。講師は「環境について初心者ではない」とのことで説明を始められたが、初心者に近い参加者もいたのではなかろうか。

        

 具体的な数字で紹介しながら説明頂いたが、なかなか理解しがたい数字も並んでいた。上の写真の3枚目と4枚目は、4人家族の住まいと家財道具の例だが、初めはアフリカの家族で、次は日本の家族である。住まいの規模と持っている家財道具が紹介されているが、大きな相違が見られる。私たちはここから「何を学ぶべきなのか」考えなければならない。

 スライドと数字はさらに続いた。

         

 「本当?」と少々訝りながらの数字もあるが、統計で示されている訳だから強ち疑うものではなかろう。それぞれのスライドから、その地域性も伺える。

 次の2枚は本日の参加者であるが、何となく高齢者が多かったようだ。現職の教員もいたが僅かで、もっと積極的に参加する必要があると思うのだが、内容が「ESD」だけに…。

  

 その後、「環境の持続可能性」の説明を続けられた。

          

 そして、「自然みつめ隊」の今後の方向性を探るために、3つのテーマごとに分かれて協議する時間が設定された。「外来種・希少種のモ二タリング」・「環境保全活動への参加・参画」・「環境教育の普及・啓発」の3テーマである。6~7名がそれぞれのテーマについて協議し、できれば「課題や目標」について目安をつけることができれば…という思いだったようだが、時間的にあるいは課題の重さでか、意見は喧々諤々。それでも紙の上に“ウエビングマップ”を作り、それぞれのテーマごとに発表形式で紹介した。

    

 もちろん「即結果」とはならないが、何が課題で何を必要とするのかなど、参加者の思いが全体に伝わったように思える。「自然みつめ隊」の次年度のあり様も、合わせて問われたような気がする。最後の写真は参加者全員であるが、皆さん思い思いのまとめをされたことだろう。10時から16時の研修時間は、多そうで少なかった。だが、良い研修となった。以前、広島大学の大学院での学びを、懐かしく思い起こした。

 

 


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