大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、平成17年リタイア後ブログをはじめました。

ヘールチャーチ 大阪女学院

2017年06月14日 | 史跡
大阪城の南、難波宮跡公園の東南に位置する大阪女学院の「ヘールチャーチ」が、今年5月登録有形文化財に指定され、記念講演会に参加して来ました。
この学校には、勤務時代の数年間毎年のように訪問をしたことがあり、また大阪城までのウオーキング時にも何度も正門前を歩いていましたので当時のことが懐かしく思い出されました。

ヘールチャーチ
昭和26年竣工。建築設計ウイリアム・メレル・ヴォーリズ。

昭和20年6月の大阪大空襲で大部分が瓦礫と化したキャンパス。
焦土の中、米国長老会教会の視察団が来日の際当時の西村次郎副院長は「あなたたちが焼いたのだから復興資金を出してほしい」とユーモアを交えて依頼。
その甲斐あって昭和24年に20万ドルの資金贈呈を受け校舎建設が一気に進み、昭和26年北校舎とヘールチャーチが竣工。
学院の創設に携わったA・D・ヘール宣教師一家を記念して「ヘールチャペル」と名付ける。

戦後復興期を代表する建築物として今年5月登録有形文化財に指定。
また、適切な維持保全で永年活用されている建物に贈られるBELCA賞も受賞している。

ウイリアム・メレル・ヴォーリズ
明治38年アメリカから伝道を行うため来日、太平洋戦争のさなか帰化し一柳米来留(ひとつやなぎめれる)と改名。

建材やオルガンの輸入、メンソレータム(現近江兄弟社)の販売等を行った近江セールズ社を創立。
当時疎外されていた結核患者を救い続けた近江療養院を開設。
幼稚園から高等学校にまで及ぶ教育活動。

建築においては住宅から学校、教会、デパートからホテル、オフィスまで幅広く手掛け戦前だけで1500件を数える。
その建築物はクリスチャンマインドによっていて、依頼主の求めにふさわしい様式を選択し、住み心地の良い、健康を護るに良い、能率的建物を目指した。

四角い外観ですが内部には曲線が多く取り入れられていて、ステンドグラスも見た目には地味な色合いですが光線によって変わる色合いが落ち着いたやさしい感じを与え教会らしさを醸し出していました。
こんなに近くにヴォーリズの作品があるとは知りませんで、相棒とも良い時間を持つことができラッキーでした。
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