ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

硫黄島1日目 ――― 島旅にはつきものの予定外の出来事や島の人の人情に感謝することなど

2017年08月05日 | 島旅

2017/3/25  定年退職後、硫黄島に戻って来て、観光案内所での仕事をされているおじさん(名前は忘れてしまいました。御免なさい)の車に乗せていただき、新しくキャンプ場として使うことになった「みしまジャンベスクール」に連れて行ってもらいました。港の東側にあるのですが、外観からしてすごく立派な建物です。その前庭と裏庭のどこへでもテントを張っていいのだそうです。

ところが、です! 「今日は雨が降ってるから、このスクールの食堂で寝てもらっていいよ」と、言うのです。台所も、そこのレンジも、食器や鍋釜も、なんでも使ってくれて構わない、と言うのです! もちろん、そこは遠慮して自分たちで持って来たバーナーとコッフェルなどを使いましたが。

水やトイレをこのスクールで使ってもいいのは分かりますが、シャワーまで使いなさいと言われて、その使い方を説明してくれたのです。これも、もちろん使いませんでしたけれど。

とりあえず荷物をスクールの食堂において、僕だけがもう一度おじさんの車に乗って、三島開発総合センターへ向かいました。キャンプ場利用の手続きをするためです。
途中、白いクジャクをちらっと見かけました。この島にはクジャクも棲んでいます。

三島開発総合センターの前に、使用中止になった元のキャンプ場に寄ってくれました。センターの裏手にあるのです。キャンプ場の背後には高さ100mほどで1kmもの長さ続いている崖があります。この崖の存在がこのキャンプ場に独特の雰囲気を醸し出していたように感じるのですが、それがアダとなりました。落石があったのだそうです。キャンプ場に直接影響を及ぼすような落石ではなかったのですが、万が一のことを考慮して、使用禁止にいたったようですね。

今回のキャンプ場は有料です。あれだけ至れり尽くせりなのですから、当り前ですよね。一人一泊1000円です。3泊する予定ですから、計6000円を支払いました。 

 
▲奥(窓側)のテーブルを移動して、寝るためのスペースを作りました。テーブルの上でバーナーを使ってもいいと言われましたので、料理を作るのも楽な姿勢で出来ます。15:14ころ。


▲雨も小降りですし、まだ時間も早いので、集落へ散歩に行きました。まずは港の様子。遠くには恋人岬に続く道の橋が見えています。16:06ころ。


▲集落をぶらぶらします。このあたりは普通の町並みに見えますね。16:23ころ。


▲でも、ちょっと裏通りに入り込むと、島の雰囲気になります。16:25ころ。

そして、そのまま三島開発総合センターへ行きました。センターには多くの島の人々が集まって来ていました。どうやらこれから宴会が開かれるようです。


▲センターには温泉もあるのです。大人は100円(島民は無料)で入浴出来ます。ただし、毎日はありません。火・木・土の14:00~19:30。湯温40℃の単純泉です。17:51ころ。


▲センターの温泉からスクールに帰ってきました。のんびりと夕食にします。お味噌汁を飲んでいるようです。18:28ころ。

水は写真右奥の蛇口からもらえます。テーブルの上にPCがありますが、このスクールでは Free WiFi が使えるのです! ですから、硫黄島では毎日PCを使えるのです。


ホタテの貝柱入り中華粥と3種のチーズリゾットも作りました。と言っても、フリーズドライですからお湯を入れるだけです。18:43ころ。


▲焼酎も熊本で購入してきました。18:45ころ。


▲この麻婆春雨も僕たちの定番料理です。19:20ころ。


▲S子は早くもシュラフの中へ。僕はPC。南の島ですが、まだ3月ですから、僕は夏用シュラフ、S子は3シーズン用シュラフです。ちょうどいいですね。20:58ころ。

本当は前もって島の役場と連絡を取って、キャンプ場に泊まる予約等をしておく方がいいのでしょう。でも、僕たちの島旅は基本的には「行き当たりばったり」。テントを張れる場所があるらしい、というくらいは調べていきますが、予定通り船が運航するとは限りませんし、天気も影響するからです。島に到着した日が雨ならば、テントではなく民宿へ直行することもありました。

今日は微妙な天気でしたね。テントを張るにはときおり小雨も降って、地面も濡れていますから、嫌な天気でした。でも、慌てて民宿を探すのも、面倒くさい。
そんな中、スクールの食堂を使ってもいいよ、と言ってくれたおじさんには本当に感謝しかありません。島の人の鷹揚な親切心には驚きますね。

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