ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

鷹ノ巣山避難小屋泊まりを楽しみました。2日目 ――― 石尾根を下降しました

2016年07月12日 | ハイキング/奥多摩

2016/6/11  今日は石尾根を奥多摩駅へと下降するだけですから、朝のひと時はゆっくりと過ごすことが出来ます。まあ、そうでなくても大抵はのんびりと過ごすのですがね・・・・


▲僕たち以外に4人が泊まっていましたから、その中にはすごく早く出発する人もいます。窓からの光も入って来て明るくなりますし、早くから目は覚めていました。外へ出てみると、昨晩に続いて薄い霧に包まれています。6:01ころ。


▲この写真の中で寝ておられたもう一人の単独行者はすでに出発しています。6:17ころ。


▲ほぼ大雑把には片付きましたね。6:36ころ。


▲陽が高くなり気温が上がるにつれ、薄い霧も晴れて来ました。青空ものぞき始めています。6:39ころ。


▲鷹ノ巣山避難小屋のトイレです。7:14ころ。


▲清潔に保たれているようです。どなたが綺麗にしてくれているのでしょう? 7:14ころ。

トイレ内に貼ってあった『山のトイレマナー』をここにも記しておきますね。
「便槽の中は紙と生理用品でいっぱい
山のトイレはほとんどが浸透式です。便槽の中にゴミが混入していますと、し尿の分解を妨げます。特にティッシュペーパーはそれ自体溶けにくく、分解を妨げます。トイレットペーパーは溶けやすいものの、分解を妨げるのは同じです。
ペーパー、生理用品は持ち帰りましょう。
私たちの排泄行為が野生動物に悪影響を与え、水源を汚染し、景観を損ねているということを自覚してください。あなたが何気なく捨てたペーパーが、後から入る人の目にとまる、ちょっと恥ずかしいと思いませんか?」
正論ですね。ただ、紙の持ち帰りに慣れていない僕は、恐縮のあまり出るものも引っ込んでしまいました。


▲上記に続いて書くのも何ですが、朝食はまずはおさかなハンバーグ。右に箸が写っていますけれど、昨晩から使っている木を削った箸です。家から割り箸を持ってくるのを忘れてしまったので・・・・ 7:17ころ。


▲続いてラーメン。一人分を二人で分けました。野菜は昨晩のを少し残しておきました。7:44ころ。


▲朝の陽光が美しい縞模様を作っています。7:51ころ。


▲避難小屋の前のヤマツツジとS子。7:59ころ。


▲朝食も終え、のんびり過ごしていましたが、やっと僕たちも出発です。マウンテンバイクの男性が先行して登って行きました。8:40ころ。


▲昨日登った浅間尾根が見えます。8:50ころ。


▲鷹ノ巣山1736.6m山頂です。9:09ころ。


▲今日は薄霧が広がっていて遠くの山並みは見えません。眼下の谷は峰谷川の支流、入奥沢です。易しく心地よい沢です。9:11ころ。


▲このあたりの石尾根にはヤマツツジがあちこちに咲いています。9:15ころ。


▲こんな風にヤマツツジを愛でながら歩けます。9:17ころ。


▲本当に満開ですね! 9:28ころ。


▲陽も当たり始め、輝きも増します。9:33ころ。


▲水根山1620mはこれまでほとんど意識したことのないピークだったのですが、ここだったんですね。9:41ころ。


▲途中、小さな甲虫がS子の腕にとまりました。ネットで調べると、意外にすぐ分かりました。どうやらゾウムシ科のリンゴコフキゾウムシのようですね。でも、どうしてそんな名前が付いたのでしょうね? 10:19ころ。


▲ジシバリでしょうね。10:27ころ。


▲なだらかな尾根が続きます。10:33ころ。


▲城山1523mの先で北へカラ沢尾根が降りています。この写真がそうですが、木と木の間にロープが渡してあります。間違えてカラ沢尾根へ降りてしまう登山者が多かったからなのですね。10:45ころ。


▲前の写真の小ピークから登山道の急下降が始まります。10:51ころ。


▲斬新な自然のオブジェ。10:55ころ。


▲サラサドウダン(更紗灯台、更紗満天星)の小さな花がたくさん落ちていました。10:58ころ。


▲この花もよく分かりません。ユリ科のツクバネソウのようにも思いますが・・・・ 11:25ころ。


▲将門の伝説が数多く残っている奥多摩ですが、ここもそのひとつ。確かに馬が走り回ることが出来そうな平らな場所です。11:34ころ。


▲ヤマツツジの花もこのあたりではほとんど落ちていました。11:36ころ。


▲こんな花も落ちていました。バラ科のような気もしますが、ぜんぜん分かりません。11:58ころ。


▲六ッ石山に近づくと石尾根の北面に登山道は回りました。12:01ころ。


▲六ッ石山1478.8mにもちょっと寄って行きました。12:10ころ。


▲石尾根が南東を向くと大岳山1266.5mが見えて来ます。12:33ころ。


▲ウツギの花が咲いていました。13:06ころ。


▲フタリシズカの花。花と言ってもフタリシズカには花びらも萼もないのだそうです。白く見えるのは3つの雄しべでそれに囲まれて子房があるのだそうです。13:13ころ。


▲S子が奇妙なものを見つけました。僕は直感的に「これは虫だ」と思いましたけれど、脚も頭も何も見えません。でも、帰って家でPCで拡大して見ると、何となく脚らしいものも見えます。「綿毛 虫」で検索してみるとヒットしました! エノキワタアブラムシのようです。13:23ころ。


▲登山道は石尾根の南面に移りましたが、日陰が多いので涼しいですね。13:45ころ。


▲左の石像には「享保」の年号が見えます。「甲子待供養同行」という文字も読み取れます。甲子待は大黒天のことだとか。右の石像の文字はよく読めませんね。14:16ころ。


▲山道からいったん舗装された林道に出て来ました。14:26ころ。


▲「神社にすぐ着くからそこで休憩しよう」と言っていたのですが、なかなか神社が出て来ませんでした。羽黒三田神社です。1000年以上の由緒ある神社なのです。14:51ころ。


▲氷川の集落が見えて来ました。15:06ころ。

天益へ行くと、カウンターは若者(地元の人が多いようでした)でいっぱいです。今日も天益では食事できずに帰らなければならないのかな? と覚悟しましたが、「外にテーブル出すけど、それでいい?」と言ってくれます。カウンターのお客さんが料理やお酒も運んでくれて、S子にとっては久し振りの天益での食事となりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。