ナガシマの玩具なブログ

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JCCA ニューイヤーミーティング ACT2 東京自動車工業からいすゞへ (ミリタリーアーツ出動記録)

2017-02-10 | クルマ


真ん中は日本車で一番偉大なクルマ、スバル360です。戦闘機「隼」を生み出した百瀬技師らの設計でも有名です。GMと同じくらいの規模があった中島飛行機は、戦後GHQによって解体されました。富士重工(スバル)はそのひとつです。

スバル360は大人二人と子供ふたりを乗せ、箱根の急坂を登れる性能を実現させたクルマでした。現在の豪華な軽自動車からは信じられませんが、当時の軽は非力なエンジンで、多くはふたり乗りでした。定員乗車で箱根を登れるような性能はありませんでした。

スバル360の設計チームは、その性能を実現するために、徹底的な軽量化を施したそうです。ハンドルのコラムシャフトまで贅肉を削ぎ落としたとか。百瀬技師らの設計陣は戦闘機の設計チームでしたから、軽量化はお手の物でした。

丸っこいデザインは少ない材料で車体剛性を得るためでした。その性能を維持した上で皆が買える値段を実現させたわけです。偉大なクルマとはこう言った理由なのです。
昨今の家電品のような何の魅力もないクルマたちに、爪の垢を飲ませてやりたい気持ちになります。



TL151型 初期型エルフだそうです。読者の方に教えていただきましたm(_ _)m



ロータス ヨーロッパ。ぼくのような庶民でもギリギリ持てるスーパーカーでしょうか。



MG-Aだったかな…。



いすずのベレットです。いすずはトラックのメーカーですが、昔は乗用車も作っていました。



今回のショーは日野といすずがテーマだそうです。日野のコンテッサがありました。





コンテッサはリアエンジンです。リアグリルから冷却風を吸い込んでいます。
クルマは前に走る物ですから、これは普通のエンジンのラジエターファンとファンの向きが逆で、リアグリルに熱風を押し出していると思ったら実はそうではないそうです。



暖房車と言うステッカーが貼ってあります。ぼくが子供の頃はエアコン車(冷房付きの意味)、パワーステアリング付きなんてステッカーもありましたっけ。


「この日野といすずは、元々は同じ会社だったそうです。
いすずはかつて東京自動車工業と言う名前でした。東京都の日野市にあった特殊車両製造工場を、別会社として独立させた。それが日野自動車の始まりだそうです。
なので、いすずも日野も、初めて作ったクルマは同じクルマを紹介しているのだとか」

「東京自動車工業はダット自動車の製造権を持っていて、日立製作所の関連企業にそれを無償で譲渡、その権利を元に起きた会社が現在の日産なのだそうです」

「昔の日本の自動車会社は、どうしても海外メーカーの技術には追いつきませんでした。それぞれ好き勝手に作らないで得意分野を持ち寄ってクルマを作れ。危機感を抱いた国の命令で合併させられ、出来た会社が東京自動車工業でした。いすずは日本最古の自動車メーカーと言われています」

(カッコ内はFBフレンドで、さる企業にお勤めのAさんのコメントを拝借しました。自動車の専門学校でクルマメーカーのルーツなどの講演をされているそうです)

「もっと遡ればIHIや東京瓦斯電気などと言う会社も登場します。さらに遡ると、浦賀に来た黒船(欧米の先進技術)に危機感を抱いた、水戸藩主の徳川斉昭が幕府に海防を唱え、東京の石川島に造船所を作らせたのがそもそもの始まりです。
その後、造船部門は呉(?)に移り、これからは自動車の時代だからと石川島自動車が設立されました。それが日本の自動車製造のあけぼのだった…」

Aさんが詳しく解説されたページを教えて下さいました。興味のある方はご覧になって下さい。Aさんは水戸の方なので、斉昭公が幕府に働きかけたのが現在のIHI(石川島播磨重工)の基礎になったのは、さぞ感慨深いのではないでしょうか。
今ある工業製品も歴史上の人物にルーツがあると思うと、ロマンを感じずにはいられません。

秋山澪のエレキベースの記事といい、近頃は詳しい方々に助けられてばかりです。この場を借りて御礼申し上げます。

ACT3に続きます。
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