ナガシマの玩具なブログ

ナガシマの趣味(その他)のブログです。
子育て真っ最中の為どれも中途半端ですが、
思い切りやれる日を夢見ています。

2輪車を扱うコツ (その3)

2016-10-18 | 安全走行について
自転車の操縦は、オートバイより難しいと感じます。不安定だからです。
片手で傘を持ったり、スマホ(おもちゃ)をやりながら自転車に乗るなと言う決まりがあるのは、無理からぬことです。 ただでさえ安定しない乗り物を、片手で運転するなんて曲芸じみています。
そんなことまでいちいち決まりを作らなくてはならないのが悲しいです。



オートバイは自転車よりも車体も車輪も重いので、同じ2輪でも安定性が高いです。走り出してしまえば、ある意味自転車よりラクです。

その1でホイールが回転することによるジャイロ効果に触れました。コマを勢い良く回せばピンのような足でも立つ原理です。画像のオートバイは装備状態で重さが240kg以上あり、ホイールもそれなりの重さがあります。 体重20キロの子供を乗せてもビクともしません。

重く大きなコマの方が、一旦回り出しさえすれば、安定して大きなジャイロ効果を生み出せます。軽くて小さいコマは、回すのはラクですが回転が落ちやすい。逆に重く大きなコマは長い時間回り続けます。それと同じです。





上のふたつの画像は同じライダー(体重55キロ)が乗っています。
オートバイは車重230キロに対して、自転車は18キロです。
(スポーツ用の高品質な自転車は、車重7キロなんてのはザラですが、一般的なカゴ付きママ自転車はこのくらいの重さです)

分数状態で考えてみて下さい。厳密にはライディングギアの重さが違いますが、分子(ライダー)が同じだとすると、両車にはかなりの差があります。自転車はオートバイに比べると車体が圧倒的に軽いので、分子が大きい=重心が高いのがわかると思います。

ライダーの腰の高さは両方ともほとんど同じです。腰から下の重量がかなり違うのがわかるでしょう。人間は腰が重いので、こう言った比較をする際に腰の位置は重要です。余談ですが、オートバイメーカーはシート位置の研究にかなりの重点を置きます。

重心が高い=安定性が悪く、バランスを崩しやすいのです。仮に一番上の画像のように後ろに子供を乗せたら…?
「自転車や原付バイクは二人乗りするな」と言う決まりがあるのは、それが理由なのです。自転車や原付バイクは車体が軽く、安定性が少ないから危険なのです。
自転車は漕ぐ事により左右にバランスが動いてしまい、更に安定しなくなります。オートバイは右手ひとつで後輪に駆動力を与えられるので、それがありません。

自転車でふたり乗りしたことはあるかもしれませんが、大型オートバイで後ろに誰か乗せて運転する機会は、普通の人は無いでしょう。しかし大体想像が付くのでは?



ちょっと難しいかもしれませんが、出来れば腕(ハンドル)でバランスを取るのではなく、下半身(ペダルやサドル)でバランスを取るように意識して乗って下さい。

フラつく2輪車を、ハンドルを左右に切る事でバランスを取ろうとするのは間違いです。とは言っても緊張すると腕の力が入ってしまうので、慣れが必要です。2輪はハンドルを切ってバランスを取ろうとしても、構造上出来ません。

2輪がカーブで曲る(旋回する)のは、操縦者がハンドルを腕で切って曲がっているのではないからです。特に自転車では、意識してやっている方は少ないでしょう。

① 車体が倒れる。
② 車体に追従して前輪が切れる。
③カーブする。
この順番で2輪はターン(旋回)します。この車体の傾きに反応する前輪の動きを、セルフステアと言います。ぼくはオートバイでこの言葉を覚えました。

試しにゆっくり走っている状態で、ハンドルだけ切ってみて下さい。
ハンドルを切ったのと逆に車体が倒れる2輪の動きがわかるはずです。切った方向には決して曲がりません。これは自転車もオートバイも同じです。

「いや、オレはハンドルに力を入れて切っているよ」と思う人もいるでしょう。でもそれは車体にハンドルが追従するセルフステアの動きを、ハンドルを切る形で無意識にサポートしているのです。

低速でフラつく自転車を、ハンドルを切ってバランスを取ろうとすると余計に不安定になります。雑踏でフラフラ走っている自転車がそれです。
前輪がバランスを取ろうとする自然な動きを、余計なチカラを入れることで阻害してしまっているのです。前回、例に出した九三中練と同じです。



しかしこのように前に子供を乗せている場合、ハンドルから力を抜くのは事実上無理でしょう。前輪荷重が子供分あるので、一旦切れた舵はグゥ~ッと引っ張られるように切れ込んでしまいます。放っておくと車体を倒してしまいます。



前回述べた「ハンドルに力を入れるな」と矛盾するようですが、ハンドルを下に押さえつけるように扱ってみて下さい。言葉で表現するのが難しいです。
① ハンドルを下に押さえつける感じで、ペダルを踏んで走る。
② 後ろブレーキを少しかける。
③ おへそのあたりに力を込め、上半身から出来るだけ力を抜く。



前傾スタイルの自転車です。この通り前のめりの体勢でハンドルに体重を乗せていますが、操作自体はママ自転車と同じです。



目線も大事です。
2輪車は目た方向に進みます。実際に山道でガードレールを見ていると、ガードレールの方に車体が吸い寄せられます。
フラつくと怖くなるので、つい自分の前輪や手元を見てしまいますが、それは更なるフラつきを招きます。出来るだけ進行方向を見るようにして下さい。



駐車場や路地など安全なところで、8の字を描くように、出来るだけゆっくり走る練習も効果的です。
ブレーキ、ターン、加速…。2輪を扱う要諦は、この8の字走行に全て入っていると言い切っていいでしょう。駐車場などの砂利道で行うと更に効果的です。
スピードを上げて走るのは、誰にでも出来てしまうことです。安定性が増しアラが出ません。こう言った練習をせずにスピードだけ求めても仕方のないことです。

見方を変えれば、混雑している中をゆっくり走るのだって練習になるのです。道路の白線などの上をはみ出さずにスムーズに走るのは、意外と難しいです。ぼくはロードバイクで初心者の人にペースを合わせて走る際も、ペダリングの練習だと考えて楽しみます。

低速8の字ターンに限らず、意識して自分が進む方向を見るようにします。特にターンの最中は目線が大事です。先へ先へと視線を送ります。

普段駅の階段などを登る際など、歩く時も視線に気を付けてみて下さい。スマホ(玩具)の画面を見ながら歩くのが、如何にナンセンスかわかります。

脱線するようですが、歩くこと、自転車に乗ること自体を愉しめば良いのです。
片手に重い荷物を持っているわけでもないのに、頭をフラフラさせて歩いている人がいますが、エクササイズの気持ちで歩くとか、美しく歩こうなどと何か目的意識を持てば良いでしょう。

別のところでも同じようなことを書きましたが、武術にハマれば生活そのものが武術になるのです。
"それ"の愉しみ方を知らないので、歩きスマホ、自転車スマホになるのでしょうね。人生、損をしてると思います(笑)

その4に続きます。























ジャンル:
自転車
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