ナガシマの玩具なブログ

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G&L L2000 エレクトリックベース ACT1

2017-07-11 | 桜高軽音部 東京支部
(ミュージックマン・スティングレイ 「けいおん!」の秋山澪とレフティフェアの続きです)



「写真はフェンダーおじいさんが、亡くなるまでの約10年間働いていた楽器製造会社「G&L(ジーアンドエル)」純正のフラッグシップベース、L-2000。
G&Lの製品はギターもベースもフェンダーおじさん~おじいさんのそれまでの集大成。
伝統的かつシンプルな見た目とは裏腹に複雑なサウンドの組み合わせが出来て、しかもパワーのあるベース。」



前回取り上げたスティングレイはけいおん1期大11話「ピンチ!」にかろうじて登場しましたが、このL-2000は「けいおん!」とは関係がありません。
少々強引にけいおんに絡めて来たこの記事ではありますが、澪が使うジャズベースを作ったフェンダーおじさんの、飽くなき研究心を辿って行ければと思います。
今回もスティングレイやL-2000のオーナーである友人が記事作成に協力してくれました。



「G&L」という社名はふたりの人物の名前の頭文字をとって命名されています。ロールスロイスのように欧米ではよく見かける社名です。



G&Lはレオ・フェンダー(画像右)と、ジョージ・フラートンのファーストネームを取っています。
フラートンおじさんはフェンダー社創設以来のスタッフのひとりで、フェンダーおじさんの片腕として欠かせない存在だったようです。フラートン氏はギタリストでもあり、フェンダーおじさんがひらめいた斬新なアイディアを実際の楽器上に使いやすくまとめあげるのは彼の得意とするところだったようです。
フェンダー氏が最後まで楽器を弾けなかったことは過去記事でも述べました。弾けないかわりに様々なミュージシャンと交流していたフェンダーおじさんでしたが、すぐ近くにいるフラートンは良き女房役だったことでしょう。



フェンダー初期の楽器、特にストラトキャスターのデザインなどはフラートンの貢献によるところが大きかったと言われています。
もっとも、ストラトの開発には多くの人間が関わり、意見してしていたことがわかっています。フラートンおじさんが手掛けた部分が実際にどの部分か、どこまでなの範囲だったのかは今となってはよくわかりません。

フェンダーおじさんが60年代半ばにフェンダー社を売却した後も、フラートンは残留しました。しかし70年代に入り、楽器造りに復活したフェンダーおじさんに合流することになります。

最近のG&L社のHPによると、設立は1972年と言うことになっていますが、80年代初頭に始まったと言う文献も多く、いったいどっちなのかはよくわかりません。
洋の東西を問わず、物事の始まりというものは、放っておくと意図的に古くされてしまいがち(例…弘法大師創建の寺が何と多いことか!)なので、これもそうした事例なのかも知れません。

何はともあれ、ジョージとレオ、ふたりのおじさんはデザイン事務所のようなものを開業したようです。そこでは、楽器のデザインを通じて新たな特許を取得するべく、地道な試行錯誤に明け暮れていたようです。そこに声を掛けたのが新興のミュージックマン社でした。



フェンダーおじさんの手によるスティングレイベースのヒットによって順風満帆のミュージックマン社でしたが、「当たった企業」故に社員各々の身勝手な思惑が跳梁跋扈し、経営方針などをめぐって揉め出してしまいました。
フェンダーおじさんは居心地の悪くなってしまったミュージックマンに見切りをつけ、大ヒットの最中にもかかわらず撤退してしまいます。

当時、齢80にせまるフェンダーおじいさんでしたが、ミュージックマン社に務めるうちに楽器作りの情熱が再燃したようです。
80年代初頭、ジョージとレオのふたりはG&L社を立ち上げます。フェンダー社以来、苦楽を共にしてきた職人達(ほとんどがおじいさん)を招き入れます。小規模ながらも安定した技術があり、みんなで和気藹々と仕事ができるような会社をめざしました。
フェンダーおじいさんは周囲の喧騒に惑わされることなく、創造と実験に没頭する環境を得ることができました。



昔馴染みの仲間たちと共に、自分がやりたい仕事に打ち込む氏の様子が目に浮かぶようです。

次回はL-2000のディテールに迫ります。
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