575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

千枚の蕪に塩ふる帆前掛け(ほまえかけ)  遅足

2017-02-12 09:43:01 | Weblog
先日の京都の旅。観光バスの一日観光を楽しみました。
まず漬物のお店に。昭和五年創業の「打田漬物」の工場。
4代目の小学生もお手伝いでお客さんの案内。
冬の味覚・千枚漬けの実演を見学しました。

きれいにおろした蕪を塩を振りながら樽に漬けこんでいきます。
京の冬は冷え込みがきついですが、火の気のないところでの作業。
見物する私たちもガマンです。
この道、何十年という職人さん。
若い頃、掌を蕪と一緒におろしてしまったとのこと。

  千枚の蕪へふる塩息白し

この句を八事の俳句教室に提出したら
「蕪も、息白しも冬の季語」と指摘をうけました。

  千枚の蕪に塩ふる帆前掛け

帆前掛けは、昔、御用聞きの酒屋さんたちがしていた前掛け。
船の帆に使われる布・帆布(はんぷ)で作られたことから
帆前掛けと呼ばれているんだとか。蕪が冬の季語です。             
ジャンル:
ウェブログ
コメント (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 初空や酸素の粒の多かりき ... | トップ | 待合のひくき庇や梅の空  ... »
最近の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (昨日は建国記念日)
2017-02-12 10:05:45
伊藤一彦さんが、こんな歌を詠んでみえます。

イハレヒコ去りにけるのち日向にはイモガラボクトとヒウガカボチヤのみ

コメントには

昨日は建国記念の日だったが、宮崎は神話の舞台である。後に神武天皇となるイハレヒコは日向市の美々津の港から大和に向かった。その時、頭のいい男と美しい女はみんな船に乗せて行ったという話を小学生の時に聞かされた。残りの民が宮崎県民になったと。

これに似たお話は愛知にもあって三英傑と優秀な家臣たちは皆、故郷からいなくなってしまったと。


コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む