575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ゆらゆらと海月になって漂うか  能登

2017年08月09日 | Weblog
海月は夏の季語。
作者は夏の海を海月になってノンビリと漂ってみたい、と。
クラゲは、傘を開閉することで、ゆっくり前に進んでいきます。
泳ぐのは時折で、ほとんど漂っているようです。

好きな時に食事をして、あとはただ日々の波に身を任せて・・・
他人から、あなた海月でしょう、と言われるような生活。
理想的です。ひょっとすると、もう海月とみられているかも。

でも世の中は甘くはありません。
ウッカリしていると亀やマンボウの餌餌に。
人間も狙っています。日本人と中国人です。
彼らは、海月の乾燥させたものを、水で戻して、酢の物や和え物などに。
また、気管支炎などの呼吸器系疾患や高血圧、胃潰瘍などに
効果があると、薬にもしています。

先日、海月の酢の物を食べました。
マレーシア産で、コリコリして美味しかったです。  遅足





コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« かき氷突き抜けて空雲かかり... | トップ | 井戸尻考古館    麗 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事