ワーミング日記

ワーム等を使って瀬戸内海の波止でメバル、アジ、アオリイカ・タチウオ等を釣りあげるコツをわかりやすく伝えます。

アジングの極意!

2020-08-24 12:30:49 | Weblog

アジングの極意!

 

 波止や護岸でのアジ釣りといえば、サビキ仕掛けが一般的ですがルアーでも釣れます。

 

 しかもルアー釣りで狙うと、同じ釣り場でサビキ釣りよりひと回り大きなサイズがよく

 

ヒットします。

 

 またルアー釣りは食い渋るアジに力を発揮するようでサビキ仕掛けの釣り人に

 

まったくアタリのない時に隣で入れ食いになることがよくあります。

 

 アジのルアー釣りを始めたきっかけは、メバルをルアーで狙っている時に

 

良型のアジが釣れたことです。

 

 本命として狙えばおいしい土産がたっぷりできるはずと思ったのですがいざ狙って

 

みると期待したような釣果に恵まれません。

 

 

 アジが釣れないその原因

 

1. 良型アジの回遊場所

 

2. そしてエサの捕食方法

 

3. 口周りの弱さにありました

 

 良型アジは潮通しのいい深場の海底近くを回遊しているためメバル用の軽量ジグ

 

ヘッドはポイントまで届きません。

 

 またアジはコイやフナのようにエサを吸い込み吐き出す動作を繰り返して食べるか

 

ら明確なアタリの出ることが少ないのです。

 

 たまに手に伝わるアタリもありますが、これはアジがルアーをくわえて反転した時の

 

もので ここで合わせても、口の横に針が掛かるため寄せる途中で口切れが多発し

 

ます。

 

 つまり良型アジを攻略するには遠投が効き深場を探れる仕掛けとアジがルアーを

 

吸い込んだ瞬間を逃がさず上顎に針を掛ける超即合わせが必要だったのです。

 

 

1. 遠投が効き沈みが速い

 

2. 吸い込みがよくアタリも伝わりやすい

 

3. テンビン効果で絡み難く根掛かり藻掛かりが少ない

 

4. ルアーとオモリが離れているためルアーの動きが自然

 

 作り方は中通しナツメオモリに投げ釣り仕掛け用のカラミ防止パイプを通すだけ。

 

中通しナツメオモリ0.3号、0.5号、0.8号が基準

 

がまかつ「コブラ29」6番0.6g、流れが速い時は1g

 

オモリの形状が独特で、沈む途中や棒引きしたときに微妙に揺れるためアジが興

 

を示す。

 

タックル

 

ロッド=感度のいいメバル用ロッド7.4ft前

 

ライン=フロロカーボン2lbPEラインは水に浮くので深場を探るこの釣には不向き

 

リール=回転ムラの少ないダブルハンドル

 

 

釣り場

 

釣り場は次の条件で選ぶこと。

 

1. 明かりがある。

 

2. 潮通しがいい

 

3. 足元から水深がある

 

4. 闇夜のほうが好釣果に恵まれることが多いようです。

 

釣り方

 

  

 トウィッチで見せフオールで食わせます。

 

なにか似ていませんか、そうです、アオリイカのエギングです。

 

 さすがにエギングほど激しくルアーを動かさないけれど理論はまったく同じ、見せる

 

動作と食わせる動作を完全に分けて行います。

 

 唯一、エギングと違うのが、必ずテンション・フオール(ラインを張りながらルアーを

 

沈めること)を行うこと。

 

 これをするのとしないでは、釣果に格段の差がつきます。

 

 同じタックル同じルアー隣同士の釣り座でも片方は入れ食い、もう一方はボウズと

 

いうことが良くあるのです。

 

 高等テクニック

 

1. 仕掛けを投入、オモリを着底させる流れが速いところや、水深が深いところでは

 

  カウント50秒まで沈める。

 

2. リールのベイルを起こしラインをフリーで送る。

 

3. 小刻みに竿を2、3回しゃくる。

 

4. これがルアーを見せる操作です。

 

5. 竿の振り幅は時計の10時から11時の間くらい。

 

6. 手首をかえしてふわっ、ふわっとしゃくってください。

 

 

7. この動作が重要、竿を10時の位置へ戻す。仕掛けの重みと潮流の抵抗を感じ

 

  ながら巻き取って下さい。

 

8. 竿を倒しながらラインのたるみを巻き取る。

 

9. すぐに2、3回しやくる。この動作が合わせを兼ねています。アタリを感じていなく

 

  ても、すぐにしゃくることにより、アジの上顎に針を掛けることが可能なのです。

 

 

10. 慣れてくるとルアーを沈めるときのアタリに合わせる事も可能です。

 

  ラインを巻き取る時の穂先の動きに注意していると重みが抜け、穂先がわずかに

 

  戻るときがあります。これがアジがルアーを吸い込んだ瞬間です。

 

  間髪を入れずに90度以上竿を振り上げ、大きく合わせます。

 

 尺オーバーのアジの取り込み方

 

1.取り込みはドラグは緩めに設定しておきアジがヒットしたら引きの強さに合わせて

 

 締めていきます。30センチ級のアジは重量があるので針の掛かり所がよくても

 

  抜き上げる時に、口が切れることがあります。

 

2.竿下まで寄せて波止に沿って泳がせ、竿先を下げアジとの距離をできるだけ短くす

 

 ること。アジの泳ぐ方向に竿を起こし、泳ぐスピードを利用して抜き上げる。

 

 

     良型アジは潮通しの良い深場の海底近くを回遊する傾向が見られる。

 

    アジの特徴としてエサを吸い込み吐き出す動作を繰り返して食べる。

 

 良型アジを攻略するには

 

1. 遠投が効くこと。

 

2. 深場を探れる仕掛けであること。

 

3. アジがルアーを吸い込んだ瞬間を逃がさず、上顎に針を掛けること。

 

   「超即合わせ」が必要である。

 

  ジグヘッドはガマカツ「コブラ29」6番0.6g(流れが速いときは1g)

 

  微妙に揺れるためアジが興味をしめす。

 

  ワームはピンテールタイプ1.5インチ~3インチのクリア

 

4. ラインはバリバスのフロロカーボン2lb

 

5. リールは回転ムラのないダブルハンドル。

 

6. シャクリで見せ、フオールで食わせる。

 

7. ラインを張りながらルアーを沈める。

 

8. カウント50秒まで沈め、この時ラインをフリーで送る。

 

9. 釣れる環境は夜釣り、明かりがある、潮通しが良いこと、足元から水深

 

  がある。

 

10. 小刻みに竿を2~3回しゃくる。(ルアーを見せる)

 

   (竿の振り幅は時計の10時から11時の間くらい)

 

   手首を返してフワフワとシャクルり竿を10時の位置へ戻すこと。

 

11. 仕掛けの重みと、潮流の抵抗を感じながら巻き取る。

 

12. 竿を倒しながらラインのたるみを巻き取る。

 

   ルアーはゆっくり漂うように沈んで行く時に、アジが襲う

 

13. ラインを巻き取る時の穂先の動きに注意していると、重みが抜け穂先

 

   がわずかに戻るときがあります、これがアジがルアーを吸い込んだ瞬

 

   間です

 

14. アジはリトリーブではバイトし難い傾向が強い。

 

15. ほとんどがフオール中心のアクションで当たりを取りに行く。

 

   要するに横の動きより縦の動きの方がアジの興味をそそる。

 

16. リーダーは50センチくらいショートバイトが多いと長めにとる。最大80

 

   センチくらい。

 

17. アクション後にテンションを掛けた場合、スプリットシンカーから先のり

 

   ーダー部がゆっくり沈む事がこのリグのキモであり、アジの最も好きな

 

   形となる。

 

18. アクション後に素早くハンドルを1回転巻いてスラッグを取ることがキモ

 

   可能な限りの軽いウエートを選択する。

 

19.  大潮や前後の中潮では流れが速いので海峡部では釣りは難しくなる。

 

   やるなら潮止まりのみ。

 

   こうゆう時は堤防周りや湾奥の普段は流れが出難いところへ溜まる

 

   傾向が強い。特性としては満潮では底へつき、干潮では浮く。

 

   小潮、長潮では普段流れが強くて釣りにならない場所が有利。

 

以上の19点がアジングの注意点です。

 

 特に初心者の方には次の5点に注意して下さい。

 

1. アジングは慣れが必要です。

 

2. 道具の能力も大きいです。

 

3. 百匹も釣ればアタリが歴然と解かるようになります。

 

4. ラインテンションの変化に神経を集中すれば必ず違和感が感じ取れる

 

  ようになります。

 

5. 疑わしきは全部合わせるようにして下さい。

 

アジング・メバリングの絶好の季節到来です。

 

是非、友達と一緒に波止へ遊びに出かけて下さい。

 

 


最新の画像もっと見る