山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

大阪万博に突き進む 安倍のあやまち

2016年10月24日 22時58分17秒 | Weblog
今日(2016・10・24)の『毎日』夕刊大阪本社版に「危うい『あの時代よ再び』」「大阪万博招致狙う安倍政権」という大きな記事に共感した。

東京五輪と大阪万博。二度目のそろい踏みに熱心な政治家が安倍だという。万博は大阪の松井知事が求めており、それに安倍がすぐに乗った。高度成長の二つのイベントを再びというのだ。万博は人が住んでいない夢洲でやるという。まだゴミでの埋め立てがすんでいない部分が三分の一くらいある。ゆっくり何十年もかけてゴミの埋め立て場として大切に使っていくのがいいと思う。人が住んでいない夢洲に地下鉄を引くという。一方で地下鉄民営化を強引に進めようとしながら。万博のテーマは「人類の健康・長寿への挑戦」。日本人の希望ではあるが、世界の人々にとってどうか。21世紀のアフガン、イラクの二つの無法な戦争でテロリストが無数に生みだされ、戦火に惑う人々の数は知れない。どこに希望があるか。
 高度成長期の夢よもう一度は現実になるか。記事はいう。高度成長は五輪や万博で実現したのではない、逆だ、経済成長したから開催できたのだと。これらが成長の起爆剤になったのではないと。ところが松井は25年万博が起死回生の起爆剤だと思っている。そもそも08年からの維新橋下・松井の8年半でいくつ起爆剤を用意したか。中途半端な爆発で効果はゼロだ。07年と13年の比較で、全国の経済の伸びは2・4%なのに大阪は-4・4%なのだ。破壊に次ぐ破壊政治の結果がこれだ。動かぬ事実だ。
 開催費が2000億円(実際は大幅に上回ると誰も思っている)、来場者3000万人以上、経済効果全国で6兆円というのだ。経済効果というしろものほど怪しいものはない。ほとんど詐欺だ。建設投資や来場屋が落すお金が効果を生むのは事実だ。だが2000億円で6兆円を生む?どう考えても誇大だ。記事がいうように、そのお金は本来別の目的や地域で使われるはずだったものだ。浮かれてどんどんお金を使うほど庶民にゆとりがあるか。あれば消費支出が減りつづけるのはおかしい。あの時代は消費がふえつづけた時代だ。いまやれば、負の遺産が残るだけとなりかねない。住民が住んでいて地下鉄の延伸を希望しても、赤字が見込まれるといって拒否しつつ、人が住んでいない夢洲に6か月の万博のためだけに地下鉄を通す。負の遺産のシンボルだ
 夢よ再びとはならないことは、衆目の一致するところだ。政治は博打に打って出てはならない。安倍が松井の要請に一発で乗ったのはなぜか。憲法改悪の政治目標のためだ。自民党総裁任期の延長もしつつ、自分の任期中に憲法9条改悪をたくらんでいる。政権浮揚をし国会で3分の3を確保する。そのために異次元金融緩和し日銀に博打のようなことをやらせ、海外投資家を呼び込むとともに、年金基金も株に投入して、株価値上げをはかる。株価が高水準の時は政権が長くつづく。小泉時代もそう。そのアホノミクスもうまくいかず、28兆円の追加予算の投入でじゃぶじゃぶにする。古い夢の方法だ。金は使って借金が増えるだけで効果はないだろう。とにかく政権浮揚、選挙で勝ちつづけ、憲法改悪。最終目標のためには公明党では心もとない。右翼的維新を与党扱いをしてもてなす。これが25年大阪万博だ。
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