山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

畑田重夫『わが憲法人生70年』

2017年01月29日 23時20分30秒 | Weblog
 先日、ある集会で畑田重夫さんの新刊『わが憲法人生70年』を買った。去年11月の刊行だ。93歳の畑田さんは、地獄の軍隊生活を経て、いまや数少ない生き残りとして、1分1秒でも長生きして平和と民主主義、社会進歩のために奮闘している。
 戦後、東大復学・卒業後、高級官僚の道に入るも早々に足を洗い、学問の道へ。名古屋大学に招かれるが、13年で38歳の時に退職。軍隊とも官僚生活とも異なり、快適な研究と社会的実践の生活だったが、100%納得のいくものでなかった。100%労働者の中に飛び込みたいという思いだった。名古屋を去るに当たって、3500人の東海地方の労働者・学生がが畑田夫妻の送別会を開いた。名古屋市公会堂最大の人であふれた。官職を捨て、定収入のない困窮生活にもかかわらず、労働者教育と在野の研究者として100%の力を発揮して生き抜く。わたしには考えられない決断だ。
 われわれが畑田さんを知るのは、1970年の安保・沖縄闘争からのことだ。つねに理論的リーダーだった。生来の病弱を克服して、93歳の今も講演活動で平和民主主義の運動を励まし続ける。畑田さんの胸ポケットにはいつも憲法典が入っている。われわれをいつも励まし続けているのが畑田さんだ。
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