山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

森友・加計問題は小さな問題ではない。政治の根幹にかかわる問題だ。

2017年09月22日 12時47分36秒 | Weblog
 二階俊博・自民党幹事長が、19日の記者会見で、疑惑隠し解散の批判に対して、「野党がおっしゃるのは自由だ。われわれはそんな小さなというか、そういう問題を隠したりすることは考えていない」と発言した。
 自民党中枢の本音を語った。この二階氏は本音をわかりやすい言葉で語ることで知られる。森友・加計問題は小さな問題なのだ。小さな問題をいつまでもつつくのにいら立ちを覚えているのだ。一部の右翼的評論家にも見え隠れする。
 だがこれが小さな問題か。両方とも、権力者による、政治の、行政の私物化だ。彼らにとって、これは本心から小さな問題なのだろう。こんな小さなことでいつまでも追及されるのはたまらん、ということだ。だが、これを徹底追及しきれるかどうかは、日本の民主主義が問われているのだ。かの国のパククネ大統領は政治の私物化が若者中心の毎週のデモで追い詰められて、逮捕、地位はく奪となった。ねばり強い韓国の世論に比べて、日本ではミサイルで安倍内閣支持率は復活、森友・加計忘却作戦に乗せられる危険がある。
 森友・加計問題は小さな問題という、日本の中枢に巣くう連中の常識に対抗して、庶民の民主主義的常識が闘いきれるかどうかの正念場を迎えている。
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