[歴史]
創世記3章に「女のすえ」が出てきます。 その「すえ」は誰ですか。 イエス・キリストです。この子が誕生すると、罪人が赦されて人間が救われるのです。 しかし、この女が子を産むのは遠い道のりでした。 この子を生む祖先を準備するため、まずアブラハムをメソポタミアからパレスチナのカナンに移住させられました。
なぜなら、神様はこの地球をご覧になり、自分の息子をどこに送るかについて考え抜かれた末、アジアとヨーロッパとアフリカの交差点であるパレスチナ、ここに、イエス様を誕生させられたのです。
そこから全世界に福音を伝えようとされました。 それでまずアブラハムを移住させ、そこからイスラエルという国を建てられました。 そしてイエス様が誕生されると、そのイエス様をユダヤ人たちが迎え入れ、全世界に福音を伝えようと計画されたのです。
しかし、サタンはこのような神様の計画が実現しないように、女性が子供を産もうとするのを邪魔するためにライオンを送りました。 ライオンはバビロンです。ユダヤの人々を捕虜にしました。 バビロンでは、ダニエルと三人の友達がたくさんの試練を受けました。燃える炉の中に入れられたり、ライオンの穴に投げ込まれたりしました。しかし、70年ぶりにバビロンから解放されました。 サタンは、この女が子供を産めば、自分の頭が砕かれてしまうのです。 どうしてもこの女が子供を産めないように、この女を捕虜にしましたが、70年ぶりに生還することができたのです。