美由治久ハバネロブログ

犯罪ウオッチャーのブログ

景品交換所経営夫婦・原進 原砂緒里 容疑者共に49歳 現金2300万円が乗った景品業者の車両ごと強盗容疑で逮捕 愛知県豊田市

2017-02-12 05:30:10 | 事件

  去年8月 愛知県豊田市のパチンコ店の駐車場で景品交換所へ景品や現金の清算に来た景品業者が刃物を持った男に現金2300万円が載せられたままの車両を奪われた事件が発生していたが愛知県警は10日 この景品交換所を経営する 原進 容疑者49歳と妻の 原砂緒里 容疑者49歳を強盗容疑で逮捕したと報じられている。二人とも容疑を認めているという。

  読者諸氏はパチンコ店・スロット店などの景品交換システムについてご存知でありましょうか?解説申し上げます。但し筆者の解説は少々古いものでありますから日本全国このとおりであるとは言いきれませんのでご了承願います。

  さて パチンコは大衆の娯楽であるともいわれておりますが ギャンブルであることに変わりはありません。遠く江戸時代からの慣習で博徒はその縄張り内で行われる博奕に関して「カスリ」と称する利権を有しているとされております。したがって長い間 パチンコ屋の経営者は土地の博徒に対して「みかじめ料」を支払ってきた歴史があります。表立ってパチンコ店の経営者が博徒に現金を渡すことはお上の目が光っておりますから不都合なのであります。このため パチンコ店・景品交換所・景品卸業者という3者が存在して 多少は事情が異なりますが以下のような取引が行われます。例えば 景品業者はパチンコ店に対して1個1050円の金地金を納入いたします。客は出した玉をカウンターへ持っていって換金金額に応じた金地金を受け取り景品交換所へ持って行って現金に換金します。買い取り価格は1000円となります。この金地金は後程 景品納入業者によって景品交換所から1050円で買い戻されることになっております。パチンコ屋のマネージャーから聞いた話では出玉は95パーセント以上が換金されるそうです。パチンコ屋の規模にもよりますが 例えば1日に1000万円が換金される店舗の場合 景品交換所の利益は50万円ということになります。今回の事件で逮捕された原容疑者夫婦が1日50万円の利益を上げていたとも見えますが・・・ところがギッチョン この景品交換所は原則的に博徒の経営であるはずです。博徒の親分がこの夫婦に給料を支払って経営しているのであります。これがカスリとなっているわけです。但しすべてがこのとおりであるかというと・・・細かい金儲けが苦手な博徒はパチンコ店の経営者から借金名目で一時金をもらう形で利権を手放したりしていることが珍しくありません。この種の裏話はたくさんありますが警察主導の暴力団排除運動によって形が変わってきているのが現実であります。この事件で「なぜ景品交換所のようなおいしい商売をやっていて 金には困っていなかっただろう」と見るのは素人です。この夫婦は別の経営者から給料をもらっていた人たちなのです。だから景品業者がやってくる日時・場所 多額の現金を積んでいることを知っていたわけです。

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