年の瀬

黒門が見たいと君が言ったので…

夫は年末も正月もない仕事ですが、
たまたま今年は大晦日と元旦が休日です。
大晦日の黒門市場に行ってみたいと言い出しました。
特に買い物があるわけではありません。
雰囲気を感じたかったのだそうです。



長い市場ですからどこもかしこも込合っているとは言えませんが、
場所によっては潰れるかと思うほどごった返していました。
錦市場でも同じですが、道に張り出して商品並べるのは反則です。
店の中に収めれば少しはましになるものを。
まあ、滅多に行かない私が言っても仕方のないことです。
それはもう文化ですから。

見上げれば、
ふぐ、たこ、かに…えび、たい　＆More
ふぐを扱う魚屋があんなにたくさんあるとは思いませんでした。



せっかくだから道具屋筋も見学。
クールジャパンの食品サンプル専門店では、
制作体験もできるとありました。
外国人観光客なら飛びつきそうです。
いや私も作ってみたいかも…？



こちらが本筋、調理器具やら食器やら。
もちろん、たこ焼きの鉄板がないわけありません。
我が家の最初のたこ焼き器は道具屋筋で買ったのですから。

ふと思い出しました。
義母の家を片付けた時、うっかり捨ててしまったらしい物です。
それは小さいお盆。
法要の時などにお布施を差し出すのに使っていたものです。
どうしても見つからず、
自宅にあった少々大きめの物で代用しましたが、
何かの機会に購入しなければと思っていたのです。

食器の山の中から手頃な木製の丸盆を見つけ出しました。
値札がなく、レジの兄ちゃんは千円と適当な値付をしました。
たぶんもっと安いはず、夫は言いましたが、
よそで買ったらもっとしそうなので許容範囲です。
思い出して買えてよかったと思いましょう。

よい年が迎えられるかも？

午後3時からの女

年末年始の休みに突入しました。
取敢えず年末ですから、主婦にはやること満載です。
しかし、どういうわけかノリません。
夫はシフト制の仕事なので年末も正月も関係ありません。
弁当を作って送り出しています。
だから、その後すぐに動けばなんでも片付くのに。

何をやってか分からないけれど、
気が付くと３時です。
３時！
郵便局に行かなければ。
海外に荷物を送らなければならないのです。
年が明ければ、アメリカ人の友人の誕生日ですから。



今回はこんなごちゃごちゃしたものを用意しました。
子供っぽいけど、喜んでくれるかな?
キューブ型の回る写真立てには、
彼女の写真を勝手に入れておきました。



Sorry. I bit a little...

クリスマス再来

帰宅するとドアポストに不在票。
何かの荷物が配達された形跡です。
誰から?
誰へ?
自分が通販などで配達を頼んだ記憶がない限り、
それは不審な品物です。
最近、そういったトラブルに敏感なのです。

私宛でした。
内容物には『海外』とありました。まだ不審？
アメリカ人である友人の名がありました。
それなら、話は分かります。
しかし、なんで今なのだろう?
ここ数年、お互いの誕生日にはプレゼントを贈り合っていますが、
ただ、私の誕生日は夏です。

5Boxes Candy

再配達を依頼して届いたの箱にはこう記載があります。
彼女からのプレゼントは密輸すれすれの誤記載常習、
今度も開けるまで何が入っているか分かりません。
しかし、開けると中身はこちら↓



4Boxes & more

さらに包みを説くと…



Wow!! GODIVA!!!

夏の私の誕生日、
彼女からのプレゼントにも同じGodivaが封入されていました。
袋入りの廉価版の様でした。
暑さの折、抗うことなくチョコレートはメルトダウン！
そんなことも彼女には知らせていました。夏にチョコは止めようね。
だから、ということです。
それを覚えていた彼女は解けない時期に送ってくれたのです。

クリスマスを少し過ぎてはいたけれど、

メリークリスマス！

同じ月を見ていた

ああ、そうだったな～

会社からの帰り道、自転車を走らせながら視線を上にずらすと、
ビルの窓に大きな丸い形が映っていました。
月です。

クリスマスに満月が重なるという何年振りかの奇跡の日！

ＳＮＳでそんな情報が交わされていたのを思い出しました。
せっかくだから、記録を残しておきましょう。
自転車を止めやすい場所、
そして、月がきれいに見える場所、
条件がそろったのは自宅近くでした。
数枚撮った写真を帰宅後選別し、
ちょっとしたコメントをつけて投稿しました。

数十人のトモダチが反応してきました。
そして、コメントが１件。

We saw it too. So nice!

それはフィンランド人の女の子からでした。
日本から一番近いヨーロッパと言われるフィンランドですが、
少々時間はずれようが、
北極を超えた向こうの国で、
同じ月を見る人の存在を知ったのです。

月の光に導かれ♪

再び歯医者

歯の治療に行ってきました。
１年に２回も行くことはまれです。
数ヶ月前にメンテナンスの目的で受診、目的を果たしたのですが、
そのときも不具合は見つかりませんでした。

あれは休日の昼ご飯時でした。
配達されることになっている家具の置き場所を確保したり、
その場所の掃除をしたりして時間を忘れていました。
その上、入れ替えをする家具に食器棚が含まれていたため、
旧食器棚に収まっていた食器類がテーブルを占拠していました。
ご飯を食べる場所も定位置とはいきません。
何か簡単にどこででも食べられるものを買ってこようかと、
夫が提案したのですが、それにしても３０分くらいはかかります。
ならば、ご飯を炊こう！
おにぎりを作ればどこででもつまめますから←主婦思考！

娘の持っている足折り仕様の小さいテーブルを出して、
昼を大きく回って昼食にしました。

何口めかのおにぎりを租借していたとき、違和感はやってきました。
米粒とは明らかに違う食感！
小さな固いものが口に中をうろうろしています。
梅干しの種のかけらということもありますが、
もしや、これが世に言う『異物混入』か？
しかし、おにぎり製作者は私です。
海苔に何かが漉き込まれていたこともゼロではありませんが。
小さな塊を誘導して吐き出すと、
それはハンダ付けのカスのような金属片でした。
どう見ても歯の詰め物です。
鏡で見て元の所在地を確認することができました。

週明けさっそく歯医者の予約をしなければ！
と思いつつ、これはどうするの？
取れた詰め物です。
使いまわしするのかな?
一応持って行きましょう。
失くさないようにセロテープで包み…

で、どうしたんだろう？
診察に呼ばれて入れたであろう場所を探っては見たものの…

ガタが来てるのは歯だけにあらず！

婚礼家具

銀婚式はとうに過ぎた私たち夫婦、
結婚当初持ち寄った家具や家電は…？
家電は言うに及ばず何代も入れ替わっています。
家具は家具屋に勤めていた父が調達しただけあって、
比較的長持ちしたものの、
引っ越しで規格が合わなくなったりもし、
やはりそれなりに変化がありました。
最後に残っていたのが食器棚でした。
当初あまり好きではなかった新婚丸出しの白！
それもなんとなく黄ばんできたのと、
変に床や壁の色と合わせてなかったので、
置き場所を移しても違和感を感じず使い続けていました。

しかし、重大な局面が訪れました。
ある日突然気づいてしまったのです。
いつからそうなっていたのかはわかりませんが、
前面の扉にはめられたガラスに大きな亀裂が！
最近の食器棚と違ってかなりの面積のガラスです。
開け閉めの衝撃でさらに不安定になることは必至！
亀裂だけでズレはないので、
応急処置として透明のガムテープで貼り合わせました。

いつからそうなっていたのかわからない…
割れた現場を見ていないからそれしか言いようないけれど、
どう考えても前日は健在だったよな…
記憶を辿れば、その前日、夫が掃除機をかけたと聞きました。
推測でしかないけれど、
掃除機の柄ぶつけたんちゃうん？
まあ、言いませんけどね。

いけるものならどこまでも、
ガムテープ補強で使い続けようと思っていました。
しかし、やはり無理でした。
亀裂面がずれています。上側のパーツが落ち込み始めたのです。
ある日突然ガシャンと落ちる！きゃあぁ！！

そんな折、娘が驚きの声を上げました。
娘の部屋に置いていたクローゼットが夜中に崩壊したのです。
安もんに大量の服はかかりません。ハンガーバーが落ちました。

それなら、ということで、
食器棚もろとも新調せざるを得なくなりました。

ＩＫＥＡ　vs　ニトリ

夫が風邪を引いて動けず、娘と出かけることになり、
近場で済ませたい娘の意向でニトリになりました。
出来上がり品を配達してくれるので結果オーライでした。

旧品を片付け、ついでだから大掃除に先だって掃除をし、
食器棚の収納物量に驚きつつ、新品を待つこと１日。
娘の部屋の手前に置いた本棚の影響で、
クローゼットが入らないというアクシデントもありつつ、
二つの家具は然るべき場所に収まりました。

食器棚が新しくなり、
私の婚礼家具はすべてなくなりました。
特に感慨はありません。
だってもう、２７年ですもの。

二年越し

もみじ葉に 負けじと朱し 千本鳥居



伏見稲荷には２年前の年末に初めて行ったのでした。
その時は途中までで終了して帰って来たのですが、
次回は山頂まで登って１周しようと夫と決めていました。

そして翌年に当たる去年、また年末に行こうと計画していたのですが、
夫婦順番に体調不良、
夫に至ってはここ数年で最悪の風邪をひてしまい断念しました。

そして今年！
念願かなって行ってきました。
実は夫は１週間ほど前から風邪で今回も不安でしたが、
万全ではないものの決行しました。

目的はこの場所一点だったので、
昼ご飯も家で食べてから昼過ぎに出かけたのでした。
それでも行けるものですよ。
さすが、大阪⇔京都

紅葉もそれを目的で行った時より綺麗だったかもしれません。

　　

下りてくると灯篭に明かりがともっていました。